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ボーンヤードは語らない の商品レビュー

3.9

54件のお客様レビュー

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2024/09/01

シリーズの短編集。このシリーズは謎解きもいいけどキャラクタが魅力的なんだなと再認識。二人がバディを組むまでの過去が語られているいわゆるエピソード0的な内容だが、変に勿体つけない読後感がよかった。

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2024/02/06
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最初のふたつは語り手が信用できないやつ…違和感はたくさんあるので、わかる人にはわかるのかな。いつもの、ひっくり返された感が好きなので一気に読んでしまうけれど。 淡々と綴られているけど、漣の後悔はけっこう深いんだろうなあ。マリアと違って、自分の大切なひとを失ったわけではない、のがまた、じわっとくる。 あとレッドデビルの冒頭が、百合っぽくてとても……好きです。

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2024/01/31
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マリアと蓮の過去の因縁の事件トリックも奇抜で面白い。マリアと蓮が刑事になった理由、親友や友人を救えなかった贖罪からであった。次の事件に期待

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2024/01/12
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マリア&蓮のシリーズの短編集。 マリアがなぜ刑事になったのかなど前日譚的なものが多く、面白かった。

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2023/12/09
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これまでのマリア&漣シリーズで1番良かった。 赤鉛筆は要らない 最後の九条の手紙でのどんでん返しが気持ち良くも、明かされた断罪の記録が切なさをはらんでて好き。読み終えた後にタイトルを見て「そういうことか〜」ってなるのがまた気持ちいい。異性の先輩から今日は泊まって行きなさいと驚きの提案をされるも、先輩の心情を察してスマートに対応する九条はさすが男前だ。 レッドデビルは知らない これまた切ない。そしてヴィンセントはクソ野郎過ぎて、ホント地獄に落ちてもらいたい。ハズナとジャックが恋仲だったと警察から明かされた時は信じられなくて最後の最後まで懐疑的だったけど、結局真実だったのか。。。マリアにも秘密にしてたなんて、マリアはちょっと寂しかっただろうな。結局タイトルのレッドデビルは知らないってそういうこと? そしてスケープシープは笑わないに続く。。。作家さんってほんと上手くストーリー考えられるよなぁと感心する。おかげで読書体験を楽しませてもらってます!次の最新作も楽しみだ。

Posted byブクログ

2023/11/05
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マリア&漣シリーズ4作目。 今回のはシリーズ初の短編集が4つ。 どのお話も面白かったですが、いつか「レッドデビルは知らない」のヴィンセントの罪を問い詰めてほしいです。

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2024/06/28
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23/10/17〜10/24 『ボーンヤードは語らない』 夢見ていた世界と違うことを知り絶望の中で、、 虐待のシーンが辛い 『赤鉛筆は要らない』 雪の上の足跡といえば、小学生の時に読んだルブランの『八点鐘』の中の『雪の上の足跡』を思い出す。あるブログによれば、ルーツはルブランで、のちの作品がバリエーションをつけて書いているのだとか。今回のスキップみたいな歩き方楽しいなぁ でも、内容は重い。虐待のシーンがこちらも辛い 『レッドデビルは知らない』 差別描写が辛い いつもサンドイッチを車で食べているけど、サンドイッチ好き? ルームメイトいい味してる。大人のふりするのとか、助手としていいね この短編集、全体的につらいなぁ 『スケープシープは笑わない』 こちらも人種差別 頭で理解していても、感情では差別してしまう、というのは難しい問題だと思う よく知らないものをなんとなく忌避するのとは違って、同居し相手をよく知っていても沸き上がる嫌悪感とはどう向き合えばいいのだろうか でも、救いのある終わり方でよかった

Posted byブクログ

2023/10/15

主要キャラの過去短編集。この短編集で、"憧れや安寧を求めて、社会に踏み込んだものの外面と内面は違う”ということを教えられる。閉ざされた大小の社会の実情に踏み込んでみたら苦痛を伴い逃げられない。マリアと漣は、巨大な氷山の一角、氷山を溶かす心積もりで警察官に成ったのかと思う...

主要キャラの過去短編集。この短編集で、"憧れや安寧を求めて、社会に踏み込んだものの外面と内面は違う”ということを教えられる。閉ざされた大小の社会の実情に踏み込んでみたら苦痛を伴い逃げられない。マリアと漣は、巨大な氷山の一角、氷山を溶かす心積もりで警察官に成ったのかと思うと胸が軋む。特にマリアは、過去の事件の悔しさと悲しみを心に刻み紅玉色の瞳に熱を宿している。 トリックもそうだが、自身の経験もあって引き寄せられる短編集だった。お気に入りは、表題作とは異なる『赤鉛筆は要らない』、『レッドデビルはしらない』の2作品。 今後も続くであろう、マリアと漣のコンビの行き先を見届けていきたい。

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2023/10/12

このシリーズ初の短編集であり、マリアと蓮の学生時代のエピソードとあって期待が高まったのだけど、 うーん… 彼らは昔から変わらず、こういう雰囲気だったんだな。 2人の性格や行動に、過去と現在で大きな違いはなく。 過去の出来事をきっかけに、何かがすごく変わってたりすると意外性があって...

このシリーズ初の短編集であり、マリアと蓮の学生時代のエピソードとあって期待が高まったのだけど、 うーん… 彼らは昔から変わらず、こういう雰囲気だったんだな。 2人の性格や行動に、過去と現在で大きな違いはなく。 過去の出来事をきっかけに、何かがすごく変わってたりすると意外性があって良かったんだけど。。 もうあと少しだけ、深く!キャラクターの内面を深掘りしてくれたら、このシリーズをもっと楽しめそうな気がする。 次作に期待!

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2023/09/16
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短編集。 ◎ボーンヤードは語らない ・空軍の基地内で死体発見。夜中なのに見えるはずがないから移動させてる。軍の備品の横流し。 ◎赤鉛筆は要らない ・レンの高校時代の話。先輩の家で写真家の親父が死ぬ。 ・先輩が犯人。行きの2人分の足跡は一度に一人でつけれる。 ◎レッドデビルは知らない ・マリアの高校時代の話。唯一の親友がアパートの裏にある工場のとたん屋根の天窓を破って死ぬ。ついでにボンボンの使用人みたいなやつも死ぬ ・親友と使用人が付き合ってて、ボンボンにバレたから、使用人に親友を殺させる。ボンボンが使用人を殺して遺体を2個転がして終わり ・ボンボンが車の鍵を持ってるのがおかしい。あと親友がアジア人かと思いつつ黒人なのが叙述トリックチック ◎スケープシープは笑わない ・お母さんに殴られる…みたいな911が入り、マリアとレンで捜査。 ・幼児対抗した母親が通報者。義母に殴られていた。

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