超空気支配社会 の商品レビュー
文藝春秋社を主とした、紙・デジタルの各媒体に掲載された文章を集め再構成した評論集。時節柄コロナ禍下の2020年前後の記事が比較的大部分を占めるが、それ以前の「反アベ」がキーワードだった時期の左右対立の話題や、戦前のプロパガンダを取り上げた論評もあり、(ごった煮感とも取れるが)個人...
文藝春秋社を主とした、紙・デジタルの各媒体に掲載された文章を集め再構成した評論集。時節柄コロナ禍下の2020年前後の記事が比較的大部分を占めるが、それ以前の「反アベ」がキーワードだった時期の左右対立の話題や、戦前のプロパガンダを取り上げた論評もあり、(ごった煮感とも取れるが)個人的には総体として興味深く読めた。とかく左右の極論に終始しがちな昨今、辻田氏のキーワードである「中間」や「総合知」を意識しつつ日々を過ごしていきたいものである。
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筆者の評論集というが、短いオピニオン記事ばかりで突っ込んだ議論がなく浅いと感じざるをえない。専門知ではなく総合知の模索、ジャーナリズムの再興を主張しているのも、評論集の寄せ集めではなどうもその説得力に欠ける。
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右や左の偏った意見に辟易している中、こういう意見を聞きたかったんだなと、自分の気持ちに気づかせてもらえる論考だった。
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津田大介さんのポリタスTVで紹介されていた本。 著者初めての評論集で、その多くは2014年から2021年にかけてのもの。覚えていることでも、視点が変わると新鮮でなるほど!となるのがおもしろい。 「今日本当に必要なのは、専門原理主義とデタラメの中間、つまり総合知を模索することではな...
津田大介さんのポリタスTVで紹介されていた本。 著者初めての評論集で、その多くは2014年から2021年にかけてのもの。覚えていることでも、視点が変わると新鮮でなるほど!となるのがおもしろい。 「今日本当に必要なのは、専門原理主義とデタラメの中間、つまり総合知を模索することではないか。そしてそれこそ、評論家本来の領分なのである」 同感!ついつい自分と同じ意見を持つ人ばかりで固まりがちなのは、どの分野でもありがちなこと。大事なことは「模索し続けること」なのではないか…とつくづく。
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64年東京オリンピックにまつわる話、軍歌にからめた戦時下プロパガンダの話から、どれも大変面白い。狭い事実は大局を正しく伝えるものとは限らない。
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【SNS、コロナ、オリンピック……「空気」の圧力が覆う現代日本を読み解く令和版「空気の研究」】SNSの炎上、コロナ、オリンピック……現代日本を動かしていたのは、やはり「空気」だった。SNS時代を鋭く活写した初の評論集。
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