真説 日本左翼史 の商品レビュー
高市早苗旋風が吹き荒れた先の衆院選 自民党単独で316議席という歴史的圧勝を収めたわけですが、一方で左翼政党の衰退が著しく、ほぼ死に体と言っていい 具体的には日本共産党7、れいわ新選組1、社会民主党に至っては議席を失うという結果 まさに国民総保守といった状況です なぜこんなこと...
高市早苗旋風が吹き荒れた先の衆院選 自民党単独で316議席という歴史的圧勝を収めたわけですが、一方で左翼政党の衰退が著しく、ほぼ死に体と言っていい 具体的には日本共産党7、れいわ新選組1、社会民主党に至っては議席を失うという結果 まさに国民総保守といった状況です なぜこんなことになってしまったのか?ということと、日本社会にありがちな揺り戻しにより今後左翼が見直されていく可能性も考慮して、あらためてお勉強してみようと手に取りました だけどね ドストエフスキーの後に読むべきじゃなかった! もっとライトなエンタメ間に挟むべきだった!w でも頑張って読む 本書はわいの大好きな池上彰さんと佐藤優さんが対談形式で左翼の歴史を振り返り、左翼の衰退を招いた原因や、学ぶべき点について明らかにしていて、今まさにわいが欲していた一冊 第一弾は戦後から1960年までの主に日本共産党と社会党(社民党の前身)の成り立ちを軸に振り返っております 面白かった!面白かったんだけどやっぱムズい そしていつかどっかでマルクスもちゃんと読まないとな〜と思いました たぶんほとんど理解できないだろうけど で最終的に思ったのは革命はいいんだけど、人を殺しちゃあかん!っていうことだったりする いやすごーくレベルの低いこと言ってる自覚はあるんだけど、わいは池上彰さんと佐藤優さんが本当に伝えたいこともそれだったんじゃないのかと勝手に納得しているのです 次は左翼が過激派の道を歩んだ1960年代へと進む
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・難しい内容なのに対談形式なせいか、スッと頭に入ってくる。 ・社会党と共産党の成り立ちが詳しく知れて面白い。特に社会党が新左翼の孵化器になった指摘はなるほどなと。 ・新左翼は分派しすぎて何回も読むが正式名称が頭に入ってこない。まあ、使うことはないであろう知識だが。 ・昨今、左派と...
・難しい内容なのに対談形式なせいか、スッと頭に入ってくる。 ・社会党と共産党の成り立ちが詳しく知れて面白い。特に社会党が新左翼の孵化器になった指摘はなるほどなと。 ・新左翼は分派しすぎて何回も読むが正式名称が頭に入ってこない。まあ、使うことはないであろう知識だが。 ・昨今、左派と言えば共産党だけど、たしかに共産党視点だけの社会主義というのもバランスが悪いなとは思う。 ・今後は新進気鋭のYouTuberとかがこういう話を解説したりする未来もくるのかなあ
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社民党と共産党がなぜ仲が悪いのかなんとなく理解できた気がする なぜあれだけ勢いがあった社会党が今まで落ちぶれてしまったのか、今後の日本左翼がどうするべきなのかを考えるきっかけになる本
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この本を読むまで、私は右翼と左翼を混同してしまうような人間であったが、現代の左翼の源流はここにあり!というものを知れた。特に、戦後の焼け野原状態から高度経済成長の時期にかけて左翼が何を成したかと言う視点に立って歴史を紐解くことができた。私は、そこまで左派ではないと自負するが、左派...
この本を読むまで、私は右翼と左翼を混同してしまうような人間であったが、現代の左翼の源流はここにあり!というものを知れた。特に、戦後の焼け野原状態から高度経済成長の時期にかけて左翼が何を成したかと言う視点に立って歴史を紐解くことができた。私は、そこまで左派ではないと自負するが、左派について、主観的、客観的にしれたのは良かった。
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4巻通じての感想。 この両者の組合せに拒否感を覚える人もいるのだろうが、なかなか面白かった。 特に、戦後左派(第4巻は戦前だが)の潮流を大まかに掴むことができると言う点で良かった。更に詳しい本を読む際の取っ掛かりとしても良いだろう。対談形式で進むのでスピード感を持って読み進めるこ...
4巻通じての感想。 この両者の組合せに拒否感を覚える人もいるのだろうが、なかなか面白かった。 特に、戦後左派(第4巻は戦前だが)の潮流を大まかに掴むことができると言う点で良かった。更に詳しい本を読む際の取っ掛かりとしても良いだろう。対談形式で進むのでスピード感を持って読み進めることができる。 途中途中で、左派の運動の方法論が現代でも手を替え品を替えで登場していることにも気づいた。読んでいた時が都知事選真っ只中の時期だったので尚更。 全編通して、敗戦という日本史上の一大転換点のみならず、戦後においても現代の平成生まれの世代とこの時代を生きてきた人の間では思想に対する目線がだいぶ違うという事実に気付かされた。そのこと自体には良い面もあれば悪い面もある。社会主義や資本主義の言葉尻だけ捉え、不毛な議論に邁進するのが良いのかと問われれば首肯し難いが、だからと言って大学の場が思想に名を借りた凄惨な暴力の場になることにも賛同はできない。 衰退の途上にいる左派の思想自体を消してはならない、しかし思想が時に凄惨な暴力すら是認する歴史もまた学ばねばならない、という両者の主張はその通りだと感じる。 一点気になったのは、両者が元々社会党系の団体にいたこともあり、どちらかというと社会党に甘め、共産党に厳しめの評論をしていること(特に第2巻・第3巻)。ただ、これは両人がその時代を生きてきた手前、仕方のないことだろう。本人たちもその自覚をし、その点についても述べている。4巻ものの大編だが、先述した通りこの手の本の中では相当読み易いのでおすすめ。
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池上彰、佐藤優著『真説日本左翼史 : 戦後左派の源流1945-1960 (講談社現代新書 ; 2620)』(講談社) 2021.6発行 2023.12.11読了 日本共産党と日本社会党を車の両輪にして日本左翼史を追ってみようという野心的な書。 対談形式になっているが、理路整...
池上彰、佐藤優著『真説日本左翼史 : 戦後左派の源流1945-1960 (講談社現代新書 ; 2620)』(講談社) 2021.6発行 2023.12.11読了 日本共産党と日本社会党を車の両輪にして日本左翼史を追ってみようという野心的な書。 対談形式になっているが、理路整然としていて読み応えは抜群。何度も読みたくなる。 同じ左翼の仲間に見えてもなぜ日本共産党だけが嫌われるのか。その理由が明らかにされている。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/031480888
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労農派と講座派の対立から説き起こした左翼の戦後史。 明治維新の評価の差=日本社会の現状認識の差 となったというのが盲を啓かれた感じ。 労農派は維新を封建制を倒したブルジョア革命と定義し、維新後の日本は資本主義→帝国主義段階と考えてダイレクトに社会主義革命を志向した。労農派≒社会党...
労農派と講座派の対立から説き起こした左翼の戦後史。 明治維新の評価の差=日本社会の現状認識の差 となったというのが盲を啓かれた感じ。 労農派は維新を封建制を倒したブルジョア革命と定義し、維新後の日本は資本主義→帝国主義段階と考えてダイレクトに社会主義革命を志向した。労農派≒社会党系の認識は、我々一般人にも理解の可能な範疇かと思う。 が、講座派は維新後の日本を半封建社会と捉え、まずは民族主義革命による国民国家の樹立を目指せ!と二段階革命を号令する。この講座派=共産党の強烈な認知の歪みには、びっくり仰天な雑魚なのです。 そして、おそらく正しい認識をしていた労農派≒社会党の現在がほぼ壊滅なのに対し、ヤバめで異常な認識から出発した講座派=共産党は冷戦敗北の試練を乗り越え一周回って党勢は再興。なんたる歴史の皮肉ね。 これはアレですかね、教義は狂ってるほど良いって宗教大原則その1(個人の偏見です♪)が適用される事例なの?と考え込んだり。 鉄の規律と歪んだドグマを金科玉条にゴリゴリと党組織を全国展開し、人材も資金も自前ので調達する共産党の昭和で20世紀な組織戦略が正解だったのか?と想いを巡らせたり、 ノリと勢いに適度なゆるふわを売りに幅広く国民大衆を糾合したけど、党の組織や機能の強化を怠り、理論面は社会主義協会に丸投げで、資金や選挙運動は総評に依存した社会党の、ある意味今風な提携と外注を駆使した戦略は間違っていたのか??と思案したり。 ともあれアウトソーシング全盛の現在に、自己完結型組織の強靱さを示した好例かも。とか歴ヲタとしては考え込んだりするのだな。 何と言うか、時代が一周し戦乱の時代が迫る今こそ、ビジネスパーソンは考えるべきよ♪ あと、革共同系の革マル派の理論家を推してたのが以外だったけども、よく考えてみれば、時代の徒花的に大暴れして玉砕したブント系よりも、曲りなりに今も命脈を保ってる革共同系の革マル派や中核派のほうが、依拠する革命理論とその理論の具現たる組織の骨格も見るべきものがあるって事なのかな? 命脈を保ち元気にテロられても困るが、良いものは良いって認めようってこと?ぬぅ(-_-;) このあたりの、新左翼運動の勃興と壊滅は次巻のメインテーマになるとおもう。 楽しみなのだ♫
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2023.3.17 11 オーディオにて。左翼と右翼。革新と保守から始まり知らないことばかりだった。日本共産党。暴力革命、平和革命。勉強しなきゃ。
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スターリン批判が世界に及ぼした影響が、教科書的な知識よりも大きかったのですね。 対談形式なので、語り手(佐藤氏)の口調に引きずられるのだけど。 まあ1945年から1960年あたりは既知の話が多い印象。 次巻で語られる1960年代以降、新左翼の話は佐藤氏も池上氏も地続きの時代に生...
スターリン批判が世界に及ぼした影響が、教科書的な知識よりも大きかったのですね。 対談形式なので、語り手(佐藤氏)の口調に引きずられるのだけど。 まあ1945年から1960年あたりは既知の話が多い印象。 次巻で語られる1960年代以降、新左翼の話は佐藤氏も池上氏も地続きの時代に生活していたのでよりライブ感が出てくるのかなと楽しみ。私にとってはゴチャゴチャしているし。 面白かったのはこのあたりの佐藤氏の発言。 ーーーーー 「どんなものにも良いものと悪いものがある」というロジックは、共産党的弁証法の特徴です。「良い戦争」と「悪い戦争」があるように、「良い核兵器」と「悪い核兵器」もあって、ソ連や中国などが持つ核兵器は帝国主義者による核兵器を阻止するものとして正当化される。 そしてこの延長で「良いスキャンダリズム」と「悪いスキャンダリズム」という理屈も当然ありえるわけです。権力者のスキャンダルを暴くのはいいことだけど、共産党員のスキャンダルは党内部で処理するべきことであり、これを外部に漏らす行為は反階級的であり反革命だ、などというダブルスタンダードな言辞を悪びれることなく言えてしまう。 ーーーーーー これを読んで、「良い円安」と「悪い円安」があるとか言ってた日銀総裁を連想してしまった。言われてみれば、(金融)政策で経済をコントロールできると考えていそうなところは計画経済信奉者っぽくも見えるし。
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社会主義と言うと、どうしても共産主義と混同しがちである。 最近は社会主義を見直そうと言う思想も出てきているが、とかくイメージが悪く、なんだかちょっと怖い気もしていた。 しかし、「左翼」を私はよく知らない。 そこで前回からこのシリーズを読み始めている。 まず驚いたのはリベラルと左...
社会主義と言うと、どうしても共産主義と混同しがちである。 最近は社会主義を見直そうと言う思想も出てきているが、とかくイメージが悪く、なんだかちょっと怖い気もしていた。 しかし、「左翼」を私はよく知らない。 そこで前回からこのシリーズを読み始めている。 まず驚いたのはリベラルと左翼は本来は対立的概念であると言うこと。 平和イコール左翼ではないなんて、目から鱗だ。 人間の理性は不完全であり、だからこそ漸進的に社会を変えようとするのが右翼。 国民の心情、精神に改造を施すというのは右翼は本来大嫌いで…となると、今までの私の感じていた右派左派が完全に逆転する。 なんてこった。 革マル派最高指導者、黒田寛一の思想にも驚きを隠せない。 社会の一人ひとりが思想を通じ個々に人間革命を起こし…って人間革命? 創価学会と同じ?!(殺人を肯定するか否かと言う違いはあるが源流に類似性がある)どちらも正直よく知らないけれど、 政治思想と議席を得ることは矛盾していてもよくて、となると…。 各党の主張がどれも信じられなくなってくる。 さらに左翼を下支えする労働組合も、労働は美徳と言いながらサボればサボるほど革命に近づく(旧国鉄)など… 果たして私がイメージしていた左翼ってなんだったんだ? シリーズを全て読めば多少はわかるのか。 シリーズ3作目に何が書いてあるのか、怖いけれど楽しみでならない。
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