女が死ぬ の商品レビュー
だってそう思うんだもの。
これは解説から呼んだほうが絶対に面白いと思う。
月寒電子
好き嫌い分かれそうな 作品だけど私は大好き ♪ 男性に読んでほしいと 切に思う。 噴火する前触れで黒い 噴煙を上げる、 女性という火山の火口 を間近に感じてほしい。 私はフェミニスト?と 聞かれたら、うーんと 考えてしまう立ち位置。 ウーマン・リブは賛同 だけど女性は護...
好き嫌い分かれそうな 作品だけど私は大好き ♪ 男性に読んでほしいと 切に思う。 噴火する前触れで黒い 噴煙を上げる、 女性という火山の火口 を間近に感じてほしい。 私はフェミニスト?と 聞かれたら、うーんと 考えてしまう立ち位置。 ウーマン・リブは賛同 だけど女性は護られて 当然という甘えは嫌い。 男性社会のなかで男性 の感覚を学んできて、 フェミニズムに対して 多くの男性が面倒臭い と感じるのも分かる。 同時に、多くの男性が 女性は護られて当然と 思ってることに違和感。 それって男性が強くて 女性は弱いという固定 観念が前提にあるから。 私はレディファースト に反対派。 なんてのたまってると どんどん面倒くさい奴 になるので独言は以上。 発想の斬新さが私好み。 特にワイルドフラワー の佇まいを象った、 短篇とも詩ともとれる 一篇がとても気に入り ました♡
Posted by
2024/10/08 会社の人が貸してくれた。5冊ぐらい一気に貸してくれたけど、これだけ中古じゃなかった。 自分じゃ短編集は選ばないから新鮮やった。 一番心に残ったのは「男性ならではの観点」類義語に若者ならではの観点がある。この世のおじさん達に読んでほしい。ここに栞(栞というか...
2024/10/08 会社の人が貸してくれた。5冊ぐらい一気に貸してくれたけど、これだけ中古じゃなかった。 自分じゃ短編集は選ばないから新鮮やった。 一番心に残ったのは「男性ならではの観点」類義語に若者ならではの観点がある。この世のおじさん達に読んでほしい。ここに栞(栞というかレシート)を挟むために他の本から栞を抜いたら読んでる途中の本やって悲しくなった。 著者ひと言解説おもろい。 「ボンドガール」はその意味をこの本で初めて存在知った。 「星月夜」は解説をみてやっと意味が分かった。 「神は馬鹿だ」猫かわいいね。 「女が死ぬ」そういう感じね〜って読んでたら途中から展開変わりすぎてついていけへんかった。 「この国で一番清らかな女」10歳ぐらいの子供が光ってた意味がしんどかった。 「人生はチョコレートの箱のよう」確かに!!ってなった。 「野球選手のスープ」意味分からんかったけど最後怖かった 「祝福のカーテン」大きいカーテンがひらひらしてるの見たい 「父と背中」最後の(息子を抱きしめている間だけは、父は息子に背中を見られる心配から解放されたので、息子は父に抱きしめられ、抱きしめられ、育ったからだ。)って言う所好き。 「リップバームの湖」今まで思ったことないけど分かる〜!!ってなった。この感想?を書くために全体を書いた。
Posted by
「あなたの好きな少女」が嫌いだ。「あなたの好きな少女」は細くて、可憐で、はかなげだ。がははと笑うような少女をあなたは軽蔑している。では、がははとわらう少女はどこへ行けばいいのか。 「女らしさ」が、全部だるい。身勝手な幻想から私たちの心身を取り戻す53篇の掌編集。 翻訳家、小説...
「あなたの好きな少女」が嫌いだ。「あなたの好きな少女」は細くて、可憐で、はかなげだ。がははと笑うような少女をあなたは軽蔑している。では、がははとわらう少女はどこへ行けばいいのか。 「女らしさ」が、全部だるい。身勝手な幻想から私たちの心身を取り戻す53篇の掌編集。 翻訳家、小説家の松田青子さんの、ジェンダーに関係するような話が多めの(関係ないものもある)ショート集です。 確かに「女らしさ」ってだるい。きっと男性にも「男らしさ」って面倒だと思っている人や、それ以外の性別の人にもそれぞれの面倒さがあると思うけど。 男性から理想化された「女らしさ」を嫌いだと思うと同時に、自分を構成する趣味、メイク、ファッション、所作などの女性性は好きだし、ある種の男らしさを強調されたアイドルや、アニメキャラクターなどに熱を上げる。女の子をほめる言葉は「かわいい」だし、悪気なく「○○なのに」なんて言ってしまったりする。 だれしもそういった、何かを型にはめてしまったりするところはどうしてもあると思うけれど、少しでもそんな偏見を取り払って世界を見れるようになると良いな。 ちなみに、文庫版には各作品について作者さんのひと言解説が載っていて、それもゆるくて面白いです。 折角なので、気に入った何編かについて私も真似してひと言感想。 あなたの好きな少女が嫌い……となると女子校って意外と楽園に近いところあるかもしれない。 バルテュスの「街路」への感慨……画像検索しました。 パンク少女がいい子になる方法/いい子が悪女になる方法……じゃあ妹のよく使ってる口紅ラスボスって名前だから、ダンジョン最奥で待っててもらおうかな。 TOSHIBAメロウ20型18ワット……こういう時めちゃくちゃある。 武器庫に眠るきみに……怖い。 履歴書……無為に生きてる人間だと心抉られる。 テクノロジーの思い出……ねるねる〇るねはテクノロジー 娘が恋人と別れると……女性の共感は愛情表現みたいなものだから……。 父と背中……これもまた深い愛情。
Posted by
めちゃめちゃおもしろかった ユーモアに溢れている ふふって笑えるものから全く訳わからないのまである 著者のひと言解説があるのも楽しかった
Posted by
男性ならではの感性とか、女が死ぬとか、履歴書とか、女性性の扱われ方に関して風刺が効いた短編が面白かった。他人に教えてもらうのではなくて、自分で「それっておかしくない?」と思える感覚を身に着けておきたいなと思った。 フェミニズムを感じる作品と一緒に色々な短編が入っていたけど、あんま...
男性ならではの感性とか、女が死ぬとか、履歴書とか、女性性の扱われ方に関して風刺が効いた短編が面白かった。他人に教えてもらうのではなくて、自分で「それっておかしくない?」と思える感覚を身に着けておきたいなと思った。 フェミニズムを感じる作品と一緒に色々な短編が入っていたけど、あんまりピンとこないものも多く‥作者のひとこと解説を読んで、実際の絵画を検索してみるなど、色々面白い体験だった。面白いものとピンとこないものの比率の結果、☆2に。
Posted by
先日新代田にあるエトセトラブックスに行って松田青子さんに関心を持ったので読んでみた。本全体にフェミニズムが通底している。 私はフェミニズム的精神をあまり持たずに大人になってきたけれど、自分自身がセクハラされたことがなくたって、物語のなかで男性主人公の成長のために女が殺されたり、「...
先日新代田にあるエトセトラブックスに行って松田青子さんに関心を持ったので読んでみた。本全体にフェミニズムが通底している。 私はフェミニズム的精神をあまり持たずに大人になってきたけれど、自分自身がセクハラされたことがなくたって、物語のなかで男性主人公の成長のために女が殺されたり、「女性ならではの気遣い」が求められることにはて?って言っていいんだよなと思ったりした。 面白かったのは男性ならではの感性。
Posted by
ジャケ買いした本。 想像と180度違った。 短編集は苦手意識があって普段全然読まないけど 、久々に読んでもやっぱり苦手だった。 現実的な話ではなく、ファンタジーでシニカルでシュールな作品が多い。読みにくい。 最後にある作者の解説、作品の解釈は読者に委ねて欲しい派なので要らな...
ジャケ買いした本。 想像と180度違った。 短編集は苦手意識があって普段全然読まないけど 、久々に読んでもやっぱり苦手だった。 現実的な話ではなく、ファンタジーでシニカルでシュールな作品が多い。読みにくい。 最後にある作者の解説、作品の解釈は読者に委ねて欲しい派なので要らなかった。 作者が自分の作品について語るのは、なんか寒い感じがして苦手。 心に刺さる言葉や作品がなかった。
Posted by
短編集。女性活躍や、女性が働きやすい職場とか言われることの不自然さを男女逆転の世界で描く男性ならではの感性、はめちゃくちゃ分かるーってなって面白かった。あとはなんかこうしっくりこないというか相性が悪かった。
Posted by
詩みたいなリズムの文体がよかった。最後に作者からそれぞれの作品に一言解説があって、より親近感が湧いた。
Posted by