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東京ディストピア日記 の商品レビュー

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31件のお客様レビュー

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2024/08/18

YouTubeチャンネルのほんタメで紹介されていて気になったため図書館で借りて読んでみた。 コロナの期間は何年あったのか、いつ終わったのかもわからないくらい前のことに感じる。学校が休校になって、そのせいで夏休みが全国の学校で短くなって、、、私が通っていた学校では4日になったことを...

YouTubeチャンネルのほんタメで紹介されていて気になったため図書館で借りて読んでみた。 コロナの期間は何年あったのか、いつ終わったのかもわからないくらい前のことに感じる。学校が休校になって、そのせいで夏休みが全国の学校で短くなって、、、私が通っていた学校では4日になったことを思い出した。毎日マスクをつけて結構大変だったな。自分は感染しなかったけど感染した人は自分の周りにも結構いたなと思い出した。 この本では、太平洋戦争の資料を読んでいた筆者が目にした正史とその裏に存在する人民一人一人の歴史、稗史という二つの視点で当時のコロナ禍の情勢を見つめている。また人々の心に余裕がなくなってきた状況で広がる分断にも焦点を当てて書かれている。

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2024/04/25

ディストピアというからSFか何かかと思いきやコロナ禍での東京の生活を綴った日記だった。 桜庭の目にはこう見えているのかと楽しくもあり、ゾッとさせられる場面もあった。 報道でしか目にしない女性への暴力や、彼女の考えが述べられていて、押し付けがましくないのでスラスラと読めた。 文章が...

ディストピアというからSFか何かかと思いきやコロナ禍での東京の生活を綴った日記だった。 桜庭の目にはこう見えているのかと楽しくもあり、ゾッとさせられる場面もあった。 報道でしか目にしない女性への暴力や、彼女の考えが述べられていて、押し付けがましくないのでスラスラと読めた。 文章が上手い人は日々の瑣末事ですら面白く書くのだなと感心した。

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2024/03/13

2024年16冊目 作家が綴ったコロナ禍の日記。 あの封鎖された、息苦しく、不安で押しつぶされそうだった日々が鮮明に蘇る。 ディストピア=暗黒世界…あまりにもどんぴしゃ過ぎるタイトルだ。 歴史に残る日々をどんな風に想い過ごしたのか。10年後、20年後コロナ禍を知らない世代がこの...

2024年16冊目 作家が綴ったコロナ禍の日記。 あの封鎖された、息苦しく、不安で押しつぶされそうだった日々が鮮明に蘇る。 ディストピア=暗黒世界…あまりにもどんぴしゃ過ぎるタイトルだ。 歴史に残る日々をどんな風に想い過ごしたのか。10年後、20年後コロナ禍を知らない世代がこの本を手に取ったらどんな事を感じるんだろう。 分断された世の中でも、他者に対し最大限のリスペクトを払うことを忘れてはならない、互いに寄り添い、議論をし、優しくなれ、想像力を持て。 しんどい日常を綴ったこの作品、前向きで希望が持てる言葉で締めくくられていた。 さぁ、いさましく歩いていこう。

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2023/10/31

コロナは終息していないが、コロナと共存しながら生活するのが日常になった現在。日本と世界の情勢を日記形式で振り返っていくうちに、自分も大学の講義がリモートになったりならなかったりの繰り返しで振り回されたことを思い出した。緊急事態宣言や時短要請が何度も発令されたあの頃。皆、様々な気持...

コロナは終息していないが、コロナと共存しながら生活するのが日常になった現在。日本と世界の情勢を日記形式で振り返っていくうちに、自分も大学の講義がリモートになったりならなかったりの繰り返しで振り回されたことを思い出した。緊急事態宣言や時短要請が何度も発令されたあの頃。皆、様々な気持ちを抱えながらよく耐え抜いてきたなと…

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2023/10/22

 コロナ日記、あくまでも個人の視点からの正直(?)な言葉がこのましい。ブログにも感想書きました。  https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202310090000/

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2023/08/31

コロナの始まりから、結果としてまだまだ渦中の1年の日記。 たった2年前のことなのに、かなり昔のことみたい。 この人ほんとに一人で生きてるなぁと感じた。意図的にしたのかもしれないけど。 コロナの記録的なの纏めるのまだ早いのかな。もっと長期に渡っての日記でも良かったかも。オリンピック...

コロナの始まりから、結果としてまだまだ渦中の1年の日記。 たった2年前のことなのに、かなり昔のことみたい。 この人ほんとに一人で生きてるなぁと感じた。意図的にしたのかもしれないけど。 コロナの記録的なの纏めるのまだ早いのかな。もっと長期に渡っての日記でも良かったかも。オリンピックも始まってないし。ワクチンも受けてない。後遺症に苦しむ人達のこともあまり触れられてない。 まだ渦中。 アフターコロナ? 仮面ライダーやプリキュアは、コロナ関係ないな。

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2023/05/31

読書日記が大好きで、擦り切れるほどに読み返していたので、このコロナ禍をどう感じていたのかを日記形式で綴ったこの作品は見逃せなかった。4年ほど経って、薄く忘れていっている緊迫感や恐怖がそこにはあった。実際、今も後遺症に悩まされてる人はいるだろうし、日々コロナに罹患してる人もいるだろ...

読書日記が大好きで、擦り切れるほどに読み返していたので、このコロナ禍をどう感じていたのかを日記形式で綴ったこの作品は見逃せなかった。4年ほど経って、薄く忘れていっている緊迫感や恐怖がそこにはあった。実際、今も後遺症に悩まされてる人はいるだろうし、日々コロナに罹患してる人もいるだろう。でも、人は慣れるものなんだなと実感している。作家ならではの感性で感じ取った部分が心に突き刺さる。 いつも行っているカフェや喫茶店、ホテルのラウンジが魅力的で1度行ってみたいなと思った。過ごしやすそうな空気のいい場所たち。自分にもそんな場所があったらなーと思った。

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2022/12/03

コロナが蔓延し始めた2020年の日記。ホテルのラウンジやいつものカフェで仕事をしている著者が、緊急事態宣言下の東京を記録していく。2022年12月の今読むと、そういえばこんなだったと遠い昔のように感じてしまう。 記録としては興味深いけれど、考察するという事が感じられなくてイマイチ...

コロナが蔓延し始めた2020年の日記。ホテルのラウンジやいつものカフェで仕事をしている著者が、緊急事態宣言下の東京を記録していく。2022年12月の今読むと、そういえばこんなだったと遠い昔のように感じてしまう。 記録としては興味深いけれど、考察するという事が感じられなくてイマイチだった。

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2022/09/21

コロナ初め、こういう過剰にビビりでも自分はでかける人、ここにいたんだ… p135根拠ある推測をもとに論理的に判断できる人間と思ってるようだけど… 二分を批判してるけどやたら加害者が男性であることにこだわるな… 「……」や「?」を付けて意見を言っててずるいなと思った 伊藤健太郎のひ...

コロナ初め、こういう過剰にビビりでも自分はでかける人、ここにいたんだ… p135根拠ある推測をもとに論理的に判断できる人間と思ってるようだけど… 二分を批判してるけどやたら加害者が男性であることにこだわるな… 「……」や「?」を付けて意見を言っててずるいなと思った 伊藤健太郎のひき逃げ事件の時「よかった」という発言でこの人生理的にマジで無理かもと思ってしまった

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2022/05/22

図書館にて。 そういえば、私はこういう、日記形式で書かれたエッセイが好きな気がする。 こういう本を何冊か読んでいる。 この世の中のどこかにいる好きな作家さんたちが、同じ時間を生きているということで安心したり、親近感を持ったりするのだと思う。 同じ日本にいて同じニュースを見て、隣で...

図書館にて。 そういえば、私はこういう、日記形式で書かれたエッセイが好きな気がする。 こういう本を何冊か読んでいる。 この世の中のどこかにいる好きな作家さんたちが、同じ時間を生きているということで安心したり、親近感を持ったりするのだと思う。 同じ日本にいて同じニュースを見て、隣で話しているような感覚がある。 本の中の日にちを見てこの時私はどうしてたかな、などと思い返すのも楽しい。勇気づけられる。 フィクションもノンフィクションも、外に出るのに安心じゃない今違う世界に連れて行ってくれる本っていい。 本当になくてはならない。 改めてそう思った。

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