縁もゆかりもあったのだ の商品レビュー
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こだまさん、北海道の人だったんだ。 こうして著書にヒントになるようなことを書くのも、とても勇気がいったんじゃないかな。 お母さんに結構なひどいことを言われて育ったのに、どうしてこんなにまっすぐ家族を大切にできるんだろう。 子どもの頃のわだかまりを解いていくこと、簡単じゃない。こだまさんのすごさが改めてわかった。 この本だけ読んだら、とんでもない私小説を書いてる人とは思えない普通みたいなエッセイ、という気もしてなんだか面白い。 次は小説を書くかも、とのこと。楽しみだな。
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旅がメインのこだまさんのエッセイ。『ここは、おしまいの地』と比べると笑いは少なめ、かな。相変わらず不幸体質のようだが、縁やゆかりを大事に出来るこだまさんは素敵だなあと思う。
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サイン本だったので思わず買ってしまった。 ユーモラスな言い回しにも関わらず、一貫して曇り空の冬の海辺のような、鬱々とした筆致なのが面白い。 旅にでることを自分探しとよぶことに、ずっと疑問があったのだけど、何もかもは、過去も未来も、自分という存在をハブにして繋がれていくものなの...
サイン本だったので思わず買ってしまった。 ユーモラスな言い回しにも関わらず、一貫して曇り空の冬の海辺のような、鬱々とした筆致なのが面白い。 旅にでることを自分探しとよぶことに、ずっと疑問があったのだけど、何もかもは、過去も未来も、自分という存在をハブにして繋がれていくものなのだと素直に思えた。 人生には多分、等しく価値などなく、それでも私達が生きることには意味があるのだと思う。 曇り空に一筋の光が差すようなそんな本でした。
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縁もゆかりもない土地のはずなのに、過去の思い出と結びついて親しみや懐かしさを感じることがある。読みながらほっこりした気持ちになった。 個人的には牛糞号の話が面白くて一番好き。
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前作「いまだ、おしまいの地」でこだまさんの文章に惹かれ本作も手に取る。 『場所と記憶をめぐる、笑いと涙の紀行エッセイ』の説明通り、クスっと笑えるものから、胸が詰まる哀しいエピソードまでが丁寧な筆致で描かれている。 大人になってから自分の両親と三人で様々な場所へ旅するこだまさん...
前作「いまだ、おしまいの地」でこだまさんの文章に惹かれ本作も手に取る。 『場所と記憶をめぐる、笑いと涙の紀行エッセイ』の説明通り、クスっと笑えるものから、胸が詰まる哀しいエピソードまでが丁寧な筆致で描かれている。 大人になってから自分の両親と三人で様々な場所へ旅するこだまさん。 良いな、羨ましいな。 自分は18歳で県外へ出てしまい、両親との最後の旅行がいつだったのかすら思い出せないが、子供時代、夏は海へ、冬はスキーへ行った記憶が呼び覚まされノスタルジーに浸る事が出来た。 心地良くてどこかホッとするこだま節が好きだ。
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猫を乗せて 凍える夜の鍋焼きうどん が一番好きでした 枕のそばに栄養士さんの握った小さなおにぎりと胡瓜の漬け物が置かれた。「地蔵のお供えじゃねえか」夫は笑いを嚙み殺しながら、身動きできない私に言った。 私は学年で三位になり、メダルを首から提げて意気揚々と帰宅した。当然「よくやった」と両親に褒められるものだと思っていたけれど、ふたりの口から出たのは「一位は誰だったの」だった。 老人は「さっき犬を焼いたばかりだから中が温まってる。普段より早く焼き上がるよ」と陶芸教室の先生のように言った。 今回も面白ワードがたくさんあって楽しめました
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こだまさんの旅にまつわるエッセイ 色々あっていま少し心がだめになっているので読書なんてとても無理だと思っていたけど、こだまさんの文章には癒しとか元気づけとかはない(と私は思ってる)のにするすると体に沁みるので問題なく読めてしまった。もっとゆっくり読むつもりがページを捲る手が止めら...
こだまさんの旅にまつわるエッセイ 色々あっていま少し心がだめになっているので読書なんてとても無理だと思っていたけど、こだまさんの文章には癒しとか元気づけとかはない(と私は思ってる)のにするすると体に沁みるので問題なく読めてしまった。もっとゆっくり読むつもりがページを捲る手が止められなかった。 「凍える夜の鍋焼きうどん」の章は彼女のデビュー作に出てくるエピソードにも繋がる話でとても好きだ。 この先何度でも読み返したい素晴らしい一冊。
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人間関係に疲れていました。 そんな時、以前の仕事繋がりで知り合った方から 勧めてもらった本です。 いくつもの、著者のエピソードを描いたエッセイ。 読んだ後、「なぜ、自分ばかりが不幸なのだと自惚れていたのだろう」 「自分の捉え方で人生っていくらでも明るく見えるんだ」 そう思いま...
人間関係に疲れていました。 そんな時、以前の仕事繋がりで知り合った方から 勧めてもらった本です。 いくつもの、著者のエピソードを描いたエッセイ。 読んだ後、「なぜ、自分ばかりが不幸なのだと自惚れていたのだろう」 「自分の捉え方で人生っていくらでも明るく見えるんだ」 そう思いました。 この本をきっかけに、本を勧めてもらった方と文通を始めようと思っています。 ありがとう。ちっちゃいさん。 #人間関係 #再起 #エッセイ #読みやすい
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旅を通して見た風景、そこから過去へ未来へと派生していくのがただの旅エッセイではなくて面白い。 あのときは分からなかったこと、許せなかったことが月日を経て溶けていき、あのときは何でもなかった瞬間が自分にとって大切な記憶になっていくのが素敵。 ただ生きてここにいる。 それだけで誉めて...
旅を通して見た風景、そこから過去へ未来へと派生していくのがただの旅エッセイではなくて面白い。 あのときは分からなかったこと、許せなかったことが月日を経て溶けていき、あのときは何でもなかった瞬間が自分にとって大切な記憶になっていくのが素敵。 ただ生きてここにいる。 それだけで誉めてあげたい気持ちにこだまさんはさせてくれるから好きだ。
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こだまさんの作品と言えば、キレキレのギャグセンスの自虐というイメージだったけど、この作品は自虐減、人のあたたかみ&センチメンタル増という感じで、持病などいろいろ大変だけど、こだまさん今幸せなのかなあと勝手に嬉しく思った。 ※かと言って自虐のキレがなくなったわけじゃない。男湯と女湯を間違えて「洗顔フォームで股間だけを隠す」エピソードとか最高。 願い事を書いて飛ばすと叶うという天燈に書かれた母の思いが泣ける「祈りを飛ばす人、回収する人」、 父がオートタイマーの「カメラが点滅しているあいだに戻ってくることができず、ひとりだけ輪郭のぼやけた「移動中の物体」としてフレームの隅に収ま」る「ただ穏やかなホノルルの夜」など、 家族の話を含むエッセイが特に良かった。 あとがきに、「父が重い病に罹っている」「いつもの場所も、いつもの人も、簡単に当たり前じゃなくなる」とあるが、こだまさんが家族と幸福な日々を送って、面白いエッセイをたくさん残してくれることを強く願う。
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