レンタルフレンド の商品レビュー

青木祐子(著者)

2024/07/29

今で言う「パパ活」でなく､女性専用の仮のお友達！

4話からなる。
結婚式で､出席者が､偏る時とかに、この様な職業があると､知っていたが､……
俳優の卵の人などだと､勝手に、思い込んでいた。

しかし､何でもが､人に、依頼すると言うのは､時間給に、換算されるのには抵抗がある。

一話から､ケーキを一人で食べるのが嫌で､レンタルフレンドかと､思ったけど、ちょっとしたつまはじきに、プライドが傷ついたからの意趣返し。
バイトまでして、こんなやり取りをしないといけないなんて、窮屈な生き方だと思うのだけど……

主人公の七実が､心の中で､思った事が､文章の中に、さらりと書き記してあり､動向が､分かりやすい。

最後のビール3缶とおつまみ､こんなにも飲むの？と思ったけど､結末で､なるほど！と理解出来た。

でも､こんなに仲良くなったのに､結婚披露宴には､レンタルフレンドなんだと､思うと､『友達』って何なの？と思ってしまった私であった！

2024/04/30

タイトルのまんま、“レンタルフレンド”の女の子が主人公のお話。
アタシの性格ではレンタルフレンドになるんは、チョットしんどそうやけど「彼女たちに幸あれ。」と願わずにはいられない。

☆第一話　バニラクッキーは砕けない
☆第二話　赤い花に幻の水
☆第三話　臆病な猫を抱く
☆第四話　仁義なき女子の歌

2024/03/24

すらすらと読みやすくって面白かった、ただ最後の最後になにかもっとひねりがあったりすればよかった。
あと野枝さんはどうなったのかモヤモヤが残る、、

2023/10/09

自身がレンタルフレンドを頼むとしたら…頼んだレンタルフレンドがどう感じながらこの時間を過ごしているのかを気にしてしまって、楽しむよりも逆に気疲れしてしまいそうだ。

レンタルフレンド自身は、依頼者が希望するフレンド像で対応できる能力が必要になるだろうから、大変な仕事のように感じる。

以前依頼された別の案件で出会った人や、そのお相手の人からの依頼があったらどうするんだろう…と、いらぬ心配が先に浮かんでしまう。

未体験の世界を覗き見て、体験したような気分を味わえたが、上記のようなことから作品に入り込むよりも一歩ひいた場所から遠目に作品として読んだという読書時間となった。

2023/09/22

“レンタルフレンド”を職業とする七美のクオリティーが高すぎて圧倒されました。みんないろんな人生を持っていて面白かったです。

2023/09/15

アンソロジー『とっておきのおやつ』に収録されていたレンタルフレンドに続きがあったんだ！と嬉しく読みました。
青木さんのお仕事作品は、可愛いけれど強い女性が描かれていることが多いですね。この作品も好きです。

2023/09/05

青木さんの書く女の子はみんな可愛いし、その可愛さを自覚して武器にしているからかっこいい。嫌味にならない可愛さ。仕事で起きた嫌なことも、仕事として割り切っているのがプロ！
「仁義なき女子の歌」、スカッとした〜！

2023/08/08

青木祐子さんの、お仕事小説。
レンタルフレンドのお仕事紹介から始まって、最後の方はミステリじゃないけど謎解き的な、少し嫌な怖い話に…
だから、最初この作者さんのいつもの感じかと思ったら人間関係拗れてきていや〜な感じだった。なのに全体的には軽くてあっという間に読み終わった。
主人公の容姿は、やはりちょい可愛らしい。表紙くらいか。
文庫本化されたときの表紙のイラストだとどうなるか。
あ、七つ丸商事がまた出てきた。もしかして他の話と関係ある設定かも。気になる。この話に出てきてた人、もしかして他の本にも出てきてたりするのかな。

2023/07/18

とっておきのおやつ(アンソロ)で読んで続きが気になった本

面白かったけど、ところどころ説明不足に感じる。

最後の結婚相手は蒔田さんなのか？

2024/07/13

レンタルフレンドかあ。

私は依頼する人たちに
シンパシーを感じます。

こんなに全力で自分の
ことを応援してくれる
友だちは、

悲しいけれど私の周り
にはいないから。

なんだか虚しいような
気もするけど、

いざというときに私も
レンタルしたいな。