レンタルフレンド の商品レビュー

青木祐子(著者)

2022/05/07

一人ではいけない場所や逆に身近な人には
頼めない時なんかにこういった
レンタルフレンドっていうのがいいのかな？
確かに世の中には人付き合いが苦手な人や
身内には頼めない事柄も全くの赤の他人に
ならやりたかった事を一緒にしてもらったり
言ったりできるのであればそういった点では
魅力的な仕事なのかもしれない。
レンタルフレンドをする側からすれば色んな
意味でのストレス解消？発散？ですもんね。

この仕事で気になったのは４話でも
あったようにレンタルフレンドなんか
仕事をすればする程その後の仕事で
以前あった人なんかに会ったりしちゃう
ときはどうするんだろう・・・女性の場合は
髪形や化粧なんかで分からなくなったり
するもんなんだろうか？
なんてレンタルフレンドを利用したり
実際自分が仕事する体で考えてしまった。

個人的には４話のお金持ちクズ男の明彦に
対してスカッとした話になった
「仁義なき女子の歌」が面白かったかな？

2022/05/06

何だか微妙な感じ。お金で友達を演じてもらう。それが結構な額。結局皆んな自己顕示欲の為？それでもそうしなければならない世の中辛すぎる。最後の章なんて、結婚ってそもそもなんぞや、結婚式って何のため？と世の中が嫌になってしまった。そんなんなら友達いなくていいわと。仕事としてはお金を貰わないと割り切れないのかもしれないが、はい15分でいくらとか心が病みます。仙人になる修行しようかなぁ。

2023/03/30

レンタルフレンド‥興味は惹かれたので手にとった。今作も一度は最後まで読んでるけどあまり印象に残っていないです。

2022/04/29

お金を払って友達役をしてもらう。
デザートブッフェへの同行、婚約パーティでま友人役など4つの話。

面白かった。
皆がすぐそばに時間の合う友人がいるわけでなく、必要な存在だと思う。
(図書館)

2022/04/25

レンタルフレンドという仕事には現実味が湧かないという感想が散見されたが、私は反対に、現代社会にはやっぱりこういう仕事を担う人も存在しているのだろう、そういう人たちはどのような想いでこの仕事をするのだろうか、という視点でこの物語を読み進めたように思う。
仕事と割り切った状態で友達を演じると、普段の自分の生活の中では出会わないバックグランドを持つ人や、自分の考えとは毛色の異なるポリシーを持つ人との楽しいひと時、そういう人に対し友達の立場から力になれるひと時を過ごすことができるというところに、レンタルフレンドという仕事の魅力を感じた。
人との関わりを大切にしたい趣向を持つ一方で、相手の心情を深読みしすぎるがばかりに、かえって気を遣わせることを恐れ他者への過干渉を避けてしまう私にとって、お金を経由することにより、120の力で、依頼人であるレンタルフレンドに対して向き合えるのはとても心惹かれる仕事であるように感じられた。
しかし一方で、各章での七実の活躍に対するあっさりとした結末に、どんなに感謝されたり充実した時間を過ごせても、結局は仕事という事実がつきまとう点でレンタルフレンドという仕事の寂しさを感じされられた面もあった。
そうした感想を持ったがために、エピローグのような形で、あくまで仕事のかたちを保ちながらも3人が顔を合わせたラストの描写がどこか嬉しく感じ、気持ちよく読み終えることができた。

2022/04/18

個人的には面白かった。
ただ、人におすすめ出来るかと問われると微妙なライン。
終盤、やや人間関係が複雑化するものの、読みやすい文章が続くのでストレスなくスラスラ読める。

2022/04/09

読みやすかったです．
レンタルフレンド、という題材が珍しく手に取りました。
ミステリ要素もありつつ、ホントの友達って何だろう？レンタルフレンドってダメなことなのか？などを考えさせられます。
最後の話は結構複雑でした。
続編希望です．

2022/02/25

依頼人の友達として様々な場面に派遣される「レンタル友達」の仕事に就く女の子のお仕事小説。

ホントにある仕事らしい、ネットやニュースでみた時は「え…友達をレンタルするの？」とおかしな目で見ていたけど、読んでみると「なるほど、こういう需要もあったりするのか」と。

最後の話だけちょっと人間関係が複雑で、いったい何がどうなっているのかちょっと理解出来ず。個人的には最初のケーキバイキングにレンタル依頼した香住の話が一番共感出来たかな。

2022/02/18

寄り添ってくれる人の存在は、やっぱり生きていく上で必要。それが、一時的なものであっても、寄り添う側にどういう意思があるかで、まったく違うものになる。お金や契約を介していなくても、一時的なものや仮初のものはある。生きるのって大変。
2022/1/10読了

2022/02/16

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観て、いつかやってみたいと思っていたレンタルフレンドを本業にする女性が主人公の短編集。

面白かった。
最後はまさかのコンゲーム要素もあって映像化したら面白そうと思った。深夜帯毎話30分で四半クールくらいやってほしい。

アドリブに弱い自分はすぐにボロが出て正体がバレるだろうなとしみじみ。