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「オピニオン」の政治思想史 の商品レビュー

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2026/03/24

国家を死なせないために必要となる「オピニオン」に基づいて展開される話だった。正当性理論が理論づけられてなくとも、オピニオンを獲得すればそれが正当化される。特に、ポピュリズムが台頭してきてる現在にこの考えは通ずるものがあると思う。また、テクノロジーの進化により国家はオピニオンを必要...

国家を死なせないために必要となる「オピニオン」に基づいて展開される話だった。正当性理論が理論づけられてなくとも、オピニオンを獲得すればそれが正当化される。特に、ポピュリズムが台頭してきてる現在にこの考えは通ずるものがあると思う。また、テクノロジーの進化により国家はオピニオンを必要としなくなるかもしれない。だが、デモクラシーとはできる限り多くの人のオピニオンを反映させる場所である。いくらテクノロジーが進化してもこの原則を破ってはいけない。人間が血の滲む努力をして手に入れた権利を放棄してはいけない。

Posted byブクログ

2022/09/23

国家が存在する意義を考えるきっかけになった。自由が謳われる民主的な国とはいえども、過度に保守的だったり、資本主義の行き過ぎから格差がどんどん進むにつれ、何のために国家があるのかを考えることはたまにある。近年ナショナリズム的な扇動活動を見かけることも少なくなく、もはや時代遅れの排他...

国家が存在する意義を考えるきっかけになった。自由が謳われる民主的な国とはいえども、過度に保守的だったり、資本主義の行き過ぎから格差がどんどん進むにつれ、何のために国家があるのかを考えることはたまにある。近年ナショナリズム的な扇動活動を見かけることも少なくなく、もはや時代遅れの排他的な枠組みなのではとも思ったりする。そのような中で、国家の起源とそれに付随する思想を振り返ることで、その両義性を理解することができ、これからのあり方を模索する機会を与えてくれた。

Posted byブクログ

2021/05/21

明快な視点から繰り広げられる、国家と政治の歴史。最高でも最善でもないが、それでも最もマシなデモクラシーに対して、如何にオピニオンを調達するか。本当に面白かった。自分もこのような文章を書きたい。

Posted byブクログ