男の子になりたかった女の子になりたかった女の子 の商品レビュー

松田青子(著者)

2022/03/09

考えが強すぎて、そういうこともあるのね〜と他人事にしか捉えられないで流し読みしてしまいました、ごめんなさい。

2022/03/05

世の中のことをちょっと皮肉も含めたりして書かれているように思います。誰でも型にはめられるのは嫌ですよね

2022/03/04

「桑原さんの赤色」を読んで。
「はじめから正社員は募集してないし、給料も安いし、業務もたいしたことないですよ、ってちゃんとその中に含まれてるの」
赤いアイシャドウ、『親切なクムジャさん』ですよね、私もあの映画好きです。気が合いますね。

2022/02/16

短編集。
問題を起こして海外留学していた時のバースデーカード。
ゼリーで女の子を生産・納入している夫婦。
派遣会社の試験を受けに来た三人の女性。
よくわからない会社の、口紅が赤の女性。
生理の血が色んなものに替わっていた。
…などなど。

展開が予想の斜め上どころか、空から降ってくるようなストーリーで、わくわくしながら読む。全体の幹になっているのは、枠にはめられることへの拒否。始めの方の作品では、イメージ女・女の子、を覆す勢い。後半からの「物語」では、男性だって、「物語」にはめられることを拒否する。日頃へんだなと思うことに対して目を背けない感じが好きだ。

2022/01/31

　女性への固定観念、男性への固定観念を気づかせるお話が集まった本。

　「桑原さんの赤色」で〈女性募集〉に込められた意味を話すくだりに、ああそうだなーっと思った。これからは意味がわからない人が増えていくと願う。

2022/01/19

「天使と電子」★★
「ゼリーのエース〈feat.「細雪」&「台所太平記」〉」★★★
「クレペリン検査はクレペリン検査の夢を見る」★★★
「桑原さんの赤色」★★★
「この世で一番退屈な赤」★★★
「許さない日」★★
「向かい合わせの二つの部屋」★★★
「誰のものでもない帽子」★★★
「物語」★★★
「斧語り」★★★
「男の子になりたかった女の子になりたかった女の子」★★★★

2021/11/26

日常の理不尽を掬いあげながら、奇妙に浮遊感のある短編小説集。

冷蔵庫に居座るゼリー娘と、身を固めるの固めないのと揉める「ゼリーのエース」がおかしい。feat.「細雪」＆「台所太平記」というのがまた。

2021/11/13

試しに読んだ感じの雰囲気が良かったので期待して読んだ。最初はいんじゃね？って感じだったけど一話目が終わる頃には期待外れ感が出てきてた。作者が表現しようとしていることはきっと素敵な何かなんだろうけど、それに対する作者の技量が足りないというか、こういう文体にするなら文章を作るのがもっと上手じゃないとつりあわないんじゃないかな？と思った。でも引っかかるものはあったので、この人の他の作品も読んでみる。

2021/11/10

なんとなく、作者の傾向がわかってきたかも？？？
エッセイでお腹いっぱいかも？？？

「物語」は面白かったかなぁ？

2021/10/29

難しかった。
特に表題作の
男の子になりたかった女の子になりたかった女の子
は、もう文字を追うのが精一杯で内容が頭に入らないという…
挫折。