1,800円以上の注文で送料無料

東京輪舞 の商品レビュー

4

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/12/13

昭和から平成の終焉まで、公安に勤務していた砂田の生き様を通して綴る警察歴史小説。ロッキード事件、オウムサリン事件をはじめとする歴史的な大事件を絡めて、公安警察、ロシアの女スパイ、警察内の軋轢、政治家たちの思惑、暗殺、裏社会の男たちの姿を矛盾なく描いていていつのまにか物語の終わりが...

昭和から平成の終焉まで、公安に勤務していた砂田の生き様を通して綴る警察歴史小説。ロッキード事件、オウムサリン事件をはじめとする歴史的な大事件を絡めて、公安警察、ロシアの女スパイ、警察内の軋轢、政治家たちの思惑、暗殺、裏社会の男たちの姿を矛盾なく描いていていつのまにか物語の終わりが来る。前半ロッキードの辺りは自分の知識が無いこともあり中々読み進まなかったが、後半はテンポよく読むことが出来た。 何よりこの小説の事件はすべて記憶にあるので、そんな舞台裏があったのかな??と当時の空気感を思い出す。 エンディングがまた素晴らしい。

Posted byブクログ

2025/07/23

 公安警察官の砂田修作が主人公、昭和から平成にかけての大事件に関わっていくというストーリー展開です。ロッキード事件から金正男の不正入国まで…そして退職後にこれまでの人生を振り返るというような内容になっています。  様々な歴史的な事件には、公安警察官になる前の、田中角栄を護ったこ...

 公安警察官の砂田修作が主人公、昭和から平成にかけての大事件に関わっていくというストーリー展開です。ロッキード事件から金正男の不正入国まで…そして退職後にこれまでの人生を振り返るというような内容になっています。  様々な歴史的な事件には、公安警察官になる前の、田中角栄を護ったことがその矜持として根底にあり、また元部下で元妻との関わりやKGBの機関員だったクラーラという女性とちょっぴり切ないラブストーリーという側面も持っています。  ちょっと長かったし、私にはちょっとピンとこなかった事件も多かったな…というのが正直な感想…実際にあった事件をテーマにしているので、もっとすべての事件に興味を持てたなら違った読後になったかもしれません。ラストは、私好みでした。

Posted byブクログ

2025/02/01

ロッキード事件からオウム真理教事件まで公安の目線で紡ぐストーリー。月村了衛さんの独特のテンポと情景が浮かぶリアリティにひきこまれてしまう。終章のロシアスパイとの再会はなくてよかったと思う(笑)

Posted byブクログ

2024/09/25

輪舞と書いて『ロンド』と読む。昭和~平成の終わりまでの公安警察の裏面史を描く。ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……世間を時に騒がせた有名事件の裏に見え隠れするKGBのスパイの影…。史実とフィクションを織り交ぜながら物語は進んでいく。警察組織という巨大な...

輪舞と書いて『ロンド』と読む。昭和~平成の終わりまでの公安警察の裏面史を描く。ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……世間を時に騒がせた有名事件の裏に見え隠れするKGBのスパイの影…。史実とフィクションを織り交ぜながら物語は進んでいく。警察組織という巨大な統治機構の中で駒として動きながらも己の正義を貫こうとする主人公。しかし冷徹な組織の論理は主人公の運命を望む望まざるに関わらず巨大な濁流のごとくのみこんでいくのだった…。リアル縛りがあるがゆえに完全なフィクションのように快刀乱麻を絶つ解決とはいかない。未解決事件がもしかしたら『こうだったのかもね』というやや曖昧な終わり方の事件が多く、それらを集めた感じだが、こういった掘り下げ方をさらに追求していくと週刊誌の記事の寄せ集めになる。しかし週刊誌と小説の大きな違いは、主人公の人間性や人生哲学といった人間を描くところだろう。最後の数ページでタイトルの意味に気づかされた。読後感はことのほか良かった。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou23603.html

Posted byブクログ

2024/09/10

とても面白く 心打たれる小説 、主人公が特別 優れてる人間でないのも一つの魅力であり 出会う相手がまたそれぞれに個性のある人ばかり 特に ロシアの女スパイ とのやり取りはとても楽しく 、主人公の誠実さにほっこりさせられる、最後の出会いは思わず息を飲む

Posted byブクログ

2024/05/28

ロッキード事件やオウム真理教事件など、70年台から現在に至る犯罪史に基づいて展開される公安部外事課の警察とスパイとの戦いを描いた本書。 正義感だけでは務まらない警察の闇や、そこから透けて見える日本政府の闇、真実に近づくと上司に捜査を打ち切られるなど、色々と納得いかず悩む主人公が...

ロッキード事件やオウム真理教事件など、70年台から現在に至る犯罪史に基づいて展開される公安部外事課の警察とスパイとの戦いを描いた本書。 正義感だけでは務まらない警察の闇や、そこから透けて見える日本政府の闇、真実に近づくと上司に捜査を打ち切られるなど、色々と納得いかず悩む主人公が救われなさすぎて、これがリアルな警察の姿なのかもと思ってしまった。 また本書は、当時アメリカに与しない田中角栄という気骨ある首相がいたことを見直す良いキッカケとなった。

Posted byブクログ

2023/10/13

過去のいろんな事件を調べながら読みました  すごい臨場感!  ガッツリ公安! 面白かったです。田中角栄さんが魅力的に感じました。 なんか 今、ニュースとか観てても いろいろ裏があるのかなぁと考えちゃいます^⁠_⁠^

Posted byブクログ

2023/01/23

昭和から平成までの大事件を1人の公安警察官の目線で書かれている小説。 どこまでが事実か分からなくて面白いけど、これ面白いって言う人は年齢層高いのかな。 特に表の歴史しか知らなくて、オウム事件から拉致被害者が帰ってきたのが5人だけで、小泉首相のカードの切り方が鈍臭いまでの裏の歴史は...

昭和から平成までの大事件を1人の公安警察官の目線で書かれている小説。 どこまでが事実か分からなくて面白いけど、これ面白いって言う人は年齢層高いのかな。 特に表の歴史しか知らなくて、オウム事件から拉致被害者が帰ってきたのが5人だけで、小泉首相のカードの切り方が鈍臭いまでの裏の歴史は強ちこんな感じやったんかもしれへんなーと言う気がする。

Posted byブクログ

2022/06/04

昭和から平成にかけての大事件の裏側を公安警察の視点で描いたストーリー 事実はわからないけど、面白かった

Posted byブクログ

2022/05/27

とても読み応えがある本。 一人の警察官の生き方が描かれているけれど、実際にあった事件を背景に当事者実名も出てきたりしてリアル感があり、これはノンフィクションじゃないよね?って思いながら夢中で読んだ。 月村了衛氏の本はハズレがない。

Posted byブクログ