殺した夫が帰ってきました の商品レビュー
タイトルにつられて即購入。初めての「ジャケ買い」。 「何者なのか?何を企んでいるのか?」…殺したはずの夫(?)との息詰まる生活に、読んでいるこちらまで苦しくなる。 謎が明らかになる時、さらにガツンと後頭部を殴られたような衝撃を味わえること請け合い。 不安と不信に苛まれながらも、...
タイトルにつられて即購入。初めての「ジャケ買い」。 「何者なのか?何を企んでいるのか?」…殺したはずの夫(?)との息詰まる生活に、読んでいるこちらまで苦しくなる。 謎が明らかになる時、さらにガツンと後頭部を殴られたような衝撃を味わえること請け合い。 不安と不信に苛まれながらも、過酷な人生にようやく訪れたかに見える安穏。それが遅かれ早かれ壊れてしまうことを悟っている主人公の諦めの描写が切ない。 バッドエンドではない事を示唆する結びが、せめてもの救い。 書店で手に取ったときに目に飛び込んできた「伏線はこの帯にある」という言葉…そういうことだったのか!
Posted by
想像してた展開と違った。 想像してなかったら、途中で展開が読めたと思う。 登場人物をちゃんと理解していれば、さくっと読める。 生々しい話である。
Posted by
物凄く苦しい話だった。ミステリーでありサスペンスであり、そこに社会の暗い部分が絡み合う。最後、救いがあるように見せてはいるが、主人公の人生があまりにも過酷で悲観せざるを得ない。
Posted by
スピード感があって飽きずに一気見してしまった。 起承転結ではなく起承転転となる展開が面白かった。伏線回収が楽しい。 『私は愛が嫌いだ』 の意味が深かった。○ 所々、無理矢理な部分がある気がしたのが−1。
Posted by
ズバリ、タイトル通りの物語。 既読の別著者作品「今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います」や「あの日、君は何をした」など、最近やたらと私に囁きかけてくる表題名作に、どうやら惹かれがちなようだ。 そして今回は『殺した夫が帰ってきました』そうな。 ほう、それは困りました...
ズバリ、タイトル通りの物語。 既読の別著者作品「今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います」や「あの日、君は何をした」など、最近やたらと私に囁きかけてくる表題名作に、どうやら惹かれがちなようだ。 そして今回は『殺した夫が帰ってきました』そうな。 ほう、それは困りましたな。 と、居た堪れない気持ちになり手にとった作品。 初著者だったが、とても読みやすい文体で一気読みにて3時間ほどで読了。 率直に話の構成が面白かったし、考えさせられるテーマもあった。そして見事にミスリードにハマり、久々にやられた感を味わえた。これだからミステリーはやめられない(お酒はやめて今日で441日目だが) しかしながら、タイトルから安直に想像するストーリー通りにはいかず、展開や視点も変わりつつ、張り巡らされた伏線も回収されながら進行していくので、ながら読書だと混乱する可能性が高い作品だと感じた。 少なくとも私の読書レベルでは無理だ。 きっと感想も変わっていたであろう。 よって本作に興味を持たれ、これから読書予定の方へ「隙間時間で」「仕事の合間に」「お酒のツマミに」は、私からはお勧めしない。 是非とも一気読みで味わっていただきたい作品である。
Posted by
納得できるロジックで面白く読めましたが、なんか盛り上がりに欠けて、いつの間にか読み終わった感じでした。
Posted by
とても良かった。帯の伏線も、読み終わってから見ればなるほどなと思えたし、読むうちに段々と明らかになる事実に驚きの連続だった。終盤では複雑すぎて頭にハテナが浮かびまくったけど、丁寧に読めばそういうことだったのか!と思えた。最後のセリフに救われた。こういうタイプの小説は、スッキリしな...
とても良かった。帯の伏線も、読み終わってから見ればなるほどなと思えたし、読むうちに段々と明らかになる事実に驚きの連続だった。終盤では複雑すぎて頭にハテナが浮かびまくったけど、丁寧に読めばそういうことだったのか!と思えた。最後のセリフに救われた。こういうタイプの小説は、スッキリしない終わり方のことが多いけど、私のめちゃめちゃ好きな終わり方で、読み終わってからの余韻がすごかった。最近読んだ本の中で1番好きだと思ったし、作者の描写の仕方が幅広くて他の作品も読みたいと思った。
Posted by
タイトルが魅力的だったので購入。 読みやすかったけど、大どんでん返しって感じではなかった。 読み終わった後に、あらゆるところに伏線が散りばめられていたんだとは思ったけど、鳥肌が立つような驚きはなかった。 淡々と物語が進み、なるほどなと言う感じで終わった。 もう少し余韻が残...
タイトルが魅力的だったので購入。 読みやすかったけど、大どんでん返しって感じではなかった。 読み終わった後に、あらゆるところに伏線が散りばめられていたんだとは思ったけど、鳥肌が立つような驚きはなかった。 淡々と物語が進み、なるほどなと言う感じで終わった。 もう少し余韻が残るような作品かと期待していたが、そうでもなかった。 ただ、殺した夫が帰ってきたと言う設定は秀逸だと思う。
Posted by
なんかのドラマでこんな展開見たことあったな、、、けど真相を知ったときゾワっとしたし息を呑んでしまった。題名が怖くて好きだ。文字の間が開いてて文字も大きかったので読みやすかった。最後の男のセリフにキュンしました笑
Posted by
飽きることも疲れることもなく、あっという間に読めた。 最初から最後まで。 こういう内容のものは読みながら、きっとこうなる!!と考えたりしてるけど、当たることもなく。 途中でこんがらがったけど かなり読みやすかったから、この作者の違うものも読んでみたいな。
Posted by