モネのあしあと の商品レビュー
全然調べずに借りたので小説じゃないのか〜って最初は思ったけど、小説以外の本を読むのがあまり好きでない私が楽しく一気に読めた。 面白い講義を受けてるみたいな本。 そしてあとがきにかえた最後のメッセージもじーんと来る。旅に出たい。美術館にとりあえず、行きたいなー。
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モネのこと、庭好きの優しいおじいさん、としか思っていなかった。家族に対して、さらに人間に対して愛情深く、蓮の花のある風景を自分以外の人々のために、時を越えてプレゼントし続けてくれる人だと認識を変えた。フランスにまた行きたくなったところに、作者からのおすすめガイドが掲載されており、...
モネのこと、庭好きの優しいおじいさん、としか思っていなかった。家族に対して、さらに人間に対して愛情深く、蓮の花のある風景を自分以外の人々のために、時を越えてプレゼントし続けてくれる人だと認識を変えた。フランスにまた行きたくなったところに、作者からのおすすめガイドが掲載されており、得した気分にもなった。江戸の絵画文化が、ヨーロッパに与えた影響についても、大枠を捉えるのに良い教材であった。これをきっかけに、原田マハの他の作品を読み、作者の思いや人生、美術史についても知りたいと思った。
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印象派で有名なクロード・モネの人生とその時代背景など。 歴史の授業で習った印象が強いので、当時の写真や動画があることに驚き。画家というとポートレートは絵具で描かれている、という思い込みがあったのですが、時代によっては当然写真もありますよね。 原田マハさんが小説やエッセイ?で書か...
印象派で有名なクロード・モネの人生とその時代背景など。 歴史の授業で習った印象が強いので、当時の写真や動画があることに驚き。画家というとポートレートは絵具で描かれている、という思い込みがあったのですが、時代によっては当然写真もありますよね。 原田マハさんが小説やエッセイ?で書かれる画家はモネやゴッホを含め、誰もが描くことが好き、という想いが強く、そしてそんな彼らをマハさんが好きと思っているのがよく伝わってきて、その想いに読むこちらも前のめりになってしまいます。 今回は特に実際の絵や写真が多く掲載されていたので、作品を見ながら読むことができてすごくよかったです。 高知県にある「モネの庭」を訪れたことを思い出しました。国内でもモネの作品が見られるところがたくさん紹介されてたので、ぜひ行ってみたいです。
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妻の死を乗り越え、画家としては致命的な白内障の乗り越え、素晴らしい作品を残したモネにただただ敬服。益々モネが好きなりました。
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物語ではなく、新書が文庫になった本。 私自身、書物として美術の分野に初めて触れたが、美術に興味が持て、もっと知りたいと思うような作品でした。日本の絵画もゴッホやモネたちに影響を与えていたことを初めて知った。フランスに行ってみたい、モネのあしあとを辿ってみたいなあ〜。そう思わせてくれる原田マハさんの書き方好きだな〜
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モネという人物、印象派とは何かを知るのにとてもお手軽な一冊。何よりマハさんのモネ愛がストレートに伝わってくるのがよい☺️ パリに行けない今だからこそ、この本を片手に妄想旅ができます、おすすめ
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ちょうど印象派展を見に行く前に、半分くらいまで読んで美術館に足を運んだら、数倍楽しめた。知識って大事。美術史全然分からなくても読みやすい。
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何故かこのタイミングでモネに触れてみたくなり、本書を手にしました。 さすがマハさん。 無知な私にもわかりやすく理解する事が出来たと同時に一層モネの作品(実物)を見てみたいと強く感じています。 だからこそこのまま「ジヴェルニーの食卓」を続けて読もう! と思ったら... 大量にある積読の中に無い(汗) マハさんの著書もまだまだ積読がいっぱいあるのに... なぜ??? 美術館に足を運ぶよりもモネに対する熱がある内に続けて読みたい! 明日は最強寒波が襲来するとの予報ですが、様子をみながら買いに行くしかないですね。 そして来年には必ずモネの作品を見に行こう! 説明 内容紹介 マネ、ドガ、ルノワール。誰もが知る「印象派」だが、モネの《印象―日の出》が「印象のままに描いた落書き」と酷評されたのがはじまりだ。風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化など、まったく新しい画法で美術界に旋風を巻き起こしたモネ。その波乱に満ちた人生を、アート小説の旗手が徹底解説。 著者について 一九六二年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。二〇〇五年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。一二年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。一七年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞。
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「絵を見ることは、アーティストと会話すること」とは「画家はどんな気持ちで、どんな時代背景があったのかを、いろいろ想像」すること。 記憶力が悪い私ですが、何度も絵を見て、本を読むことで、朧げながら、時代背景がわかるようになってきて、想像することができる! 「第五章マハによるモネのあ...
「絵を見ることは、アーティストと会話すること」とは「画家はどんな気持ちで、どんな時代背景があったのかを、いろいろ想像」すること。 記憶力が悪い私ですが、何度も絵を見て、本を読むことで、朧げながら、時代背景がわかるようになってきて、想像することができる! 「第五章マハによるモネのあしあと案内」を参考にフランスに行きたい!もちろんこの本と「ジヴェルニーの食卓」、「モネの食卓」を持って行きます。
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あしあと2作品目。今度はモネのあしあと。モネについて詳しく知ることができるし、原田マハ先生の説明が本当にわかりやすくてあっという間に読み終わってしまいました。文章も良かったですが、使われている写真などが自分にとっては見たことが無いものが多く、モネを思い浮かべる材料としてすごく役立...
あしあと2作品目。今度はモネのあしあと。モネについて詳しく知ることができるし、原田マハ先生の説明が本当にわかりやすくてあっという間に読み終わってしまいました。文章も良かったですが、使われている写真などが自分にとっては見たことが無いものが多く、モネを思い浮かべる材料としてすごく役立ちました。 この本を片手にパリをジヴェルニーを訪れてみたいと強く思いました。絶対に行こう!
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