ヤマザキマリの世界逍遥録 の商品レビュー
JAL機内誌やJALカード会員誌に掲載されたエッセイをまとめた一冊。色んな国を旅されていて、海外を拠点としているからこそ訪れることが出来るような場所も多く、なかなか行けないだろう土地の様子がわかって興味深い。カラーのイラストもエッセイの内容をよく表していて、合わせてみると味わいが...
JAL機内誌やJALカード会員誌に掲載されたエッセイをまとめた一冊。色んな国を旅されていて、海外を拠点としているからこそ訪れることが出来るような場所も多く、なかなか行けないだろう土地の様子がわかって興味深い。カラーのイラストもエッセイの内容をよく表していて、合わせてみると味わいが増す。2冊目も出たようなので、そちらも読んでみよう。
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マンガ家、ヤマザキマリが旅した世界中のあれこれを短いエッセイで綴る。 ヤマザキさんがJAL機内誌に連載しているイラストエッセイをまとめたものです。短いエッセイにイラストを添えて、ヤマザキさんが印象に残った世界のあれこれを紹介してくれるのですが、非常に軽くて印象に残るエピソードが...
マンガ家、ヤマザキマリが旅した世界中のあれこれを短いエッセイで綴る。 ヤマザキさんがJAL機内誌に連載しているイラストエッセイをまとめたものです。短いエッセイにイラストを添えて、ヤマザキさんが印象に残った世界のあれこれを紹介してくれるのですが、非常に軽くて印象に残るエピソードがありませんでした。 飛行機の機内誌で読む文章にそんなにボリュームを求めてもしかたないので、これはこれで良いのですが、腰を据えてヤマザキさんの旅の話を読みたい!と思って手に取った本好き旅好きにとっては肩透かしもいいところだったのではないでしょうか。また、あからさまに企画ものの文章を出されても鼻白んでしまいます。しかしこの感想は、ヤマザキさんの著作物のハードルを勝手に上げているこちらの事情にすぎないかもしれませんね。 一方で一編のエッセイに一葉のイラストを添えて、という贅沢な仕様なのでヤマザキさんのイラストを堪能できるのが素敵。ヤマザキさんはおっさんを描くのが好き(もしくは得意)なんだなあ、というのが分かってとてもよかったです。
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子どもの頃、『ニルスのふしぎな旅』が愛読書だった著者が、家族旅行や仕事などで訪れた世界各地について、イラストや写真と共に綴った紀行文です。14歳の時のヨーロッパ一人旅や、息子のハワイでの卒業式など、人生の大切なタイミングを様々な場所で過ごしてきた著者の刺激的な話は、旅の素晴らしさ...
子どもの頃、『ニルスのふしぎな旅』が愛読書だった著者が、家族旅行や仕事などで訪れた世界各地について、イラストや写真と共に綴った紀行文です。14歳の時のヨーロッパ一人旅や、息子のハワイでの卒業式など、人生の大切なタイミングを様々な場所で過ごしてきた著者の刺激的な話は、旅の素晴らしさを教えてくれます。
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まるで絵を描くように文章を書く人だなあ。 その時の情景が空気感まで伝わってくる。 旅の魅力は、「こうであるべき」という枠からの解放だと感じる。女なのだから、日本人なのだから、母親なのだから…そんなもの世界に飛び出してみればなんの意味もない。なんて些末なことだろう。世界は広いこと...
まるで絵を描くように文章を書く人だなあ。 その時の情景が空気感まで伝わってくる。 旅の魅力は、「こうであるべき」という枠からの解放だと感じる。女なのだから、日本人なのだから、母親なのだから…そんなもの世界に飛び出してみればなんの意味もない。なんて些末なことだろう。世界は広いことを思い出させてくれる1冊。
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各話に添えられているイラストが情緒溢れているのがいい。 熊牧場、私も行ったことがあったので共感した。 パンダ抱きたい!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
京都・新風館oyoyで発見した本を探しに図書館へ訪れた際、発見した『ヤマザキマリの世界逍遥録』(ヤマザキマリ)。 何でかその本だけ存在感大に見えて「何なんだろう?」とメチャクチャきになってしまった数少ない例でした。 『テルマエ・ロマエ』の作者である彼女のこの本では以下3点でフムフムケラケラしてました。 ❶見ると「あの時の旅行」を思い出すモノの存在 →エジプト・カイロで買ったグラスを見ると、店員おじさんの顔とその時のやり取りが浮かんでニヤニヤしてしまうらしくて、ケラケラ笑いました。 私はヒップソリを見ると、子供用のソレ(100円)で雪の斜面を大人気もなく猛スピードを出しかつ叫びながら下って行った思い出が浮かびます。 ❷現在どんな本が気になるのかの振り返り → 【様々な物事において「すでに世の中にあるとされる説明」とそれに対する称賛話のみな話は読んでいて飽きる】というワガママなオンナである事が判明しました。 【その物事に関するその人のエピソードが面白い!!!】 本書の腕乗りエレファスゾウカブトは爆笑しました。 ❸旅行「だよねーー!!」話。 →本書の「事前に情報を詰め込みすぎない方が、旅というのは格段に面白い」という話や、 先日読んだ『やや黄色い熱をおびた旅人』(原田宗典)の「見知らぬ町を徘徊するのは、旅の楽しみのひとつ。とにかく町中に自分の足跡を残してくれれば、それで不思議と気が済む」という話には 非常に納得。 だよねー!!ってなりました。
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前情報無しで、ヤマザキマリさんの感性で綴られる紀行モノだと期待大で手に取った。 挿絵は、エッセイから受ける感情が色付きの世界で描かれていて気持ち昂る。 けれど、触りだけのような感じで、短くて物足りない。もっと、その時の感情を知りたくなる。一編一編が綺麗に終わりすぎじゃ無い?と。...
前情報無しで、ヤマザキマリさんの感性で綴られる紀行モノだと期待大で手に取った。 挿絵は、エッセイから受ける感情が色付きの世界で描かれていて気持ち昂る。 けれど、触りだけのような感じで、短くて物足りない。もっと、その時の感情を知りたくなる。一編一編が綺麗に終わりすぎじゃ無い?と。 そしたら終わりに、JAL機内誌での連載をまとめたものと判明。そりゃ短いわ。
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やはり絵描きヤマザキマリの挿絵が心に沁みる 癒しと、気づきと、旅への躍動感を得られる ルーブル美術館 アントネッロダメッシーナ シチリア出身 14歳のヨーロッパ一人旅で出合ったあの肖像画。 「この世にはいつの時代にも絵描きという職業があった。苦労しても、お金にならなくても、みん...
やはり絵描きヤマザキマリの挿絵が心に沁みる 癒しと、気づきと、旅への躍動感を得られる ルーブル美術館 アントネッロダメッシーナ シチリア出身 14歳のヨーロッパ一人旅で出合ったあの肖像画。 「この世にはいつの時代にも絵描きという職業があった。苦労しても、お金にならなくても、みんな絵を描き続けた。そのおかげでこんな素晴らしい美術館がある」 ヘミングウェイ キューバ エルフロリディータという彼の常連バー 共に、もしくは自分も旅をしているような気分になる
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JAL機内誌の「SKYWARD」が好きで飛行機に乗った時はいつも熟読している。その連載が一冊になった。旅にワクワクしながらゆるゆると読める文章が良い。
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JAL機内誌の連載をまとめた1冊。 挿絵もフルカラーで見られて良い。 旅経験が多い著者のエッセイは、読むことを通してこちらも旅を感じられる。
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