新 謎解きはディナーのあとで の商品レビュー

東川篤哉(著者)

2021/06/30

令嬢刑事宝生麗子シリーズ。

どうも、一作品読んでいなくて飛ばしたらしいが、
もちろんそんなことぐらいで、魅力を失うような繊細さは、
このシリーズにはない。

映画化されたのも知らなかったが、
テレビドラマを見たので北川景子の顔が浮かんでしかたがなかった。
本が視覚化されるといろいろ問題が生じることがあるが、
この作品の場合、
北川景子は好きな女優さんなので、
どちらかというと「そんな感じじゃないんだけどなー」と、
本の中の宝生麗子を批判するような方向で。

執事の方はといえば、もっと冷たいイメージだから、
櫻井翔くんじゃないんだよなーとか、
どうもDAIGOのイメージがちらついて、
椎名桔平が上書きされてしまうとか。

風祭警部が戻って来て、後輩刑事が出来て、
執事はクマのぬいぐるみの心音を聞いたりと、
どたばた具合に拍車がかかっていた。
相変わらず、というば、相変わらずなのだが、
ディナーでお召しになるドレスは、
毎日違うドレスにしてほしい。

2021/06/25

北川景子をイメージしながら読めて面白かった（新人君は時効警察の吉岡里帆を勝手にキャスティング）。謎解きの堅実さはいつも通り。連作でありながら、登場人物の過去を掘り下げたりサイドストーリーを入れ込んだりして回を追うごとに物語設定が深まる、ということはなく、謎解きと会話の面白さのみで読ませてしまうのはある意味すごいと思った。

2021/06/22

映像化されることにより、良い事として、こうやって続編が読めたりするってのがある。でもって、その際にどうしても映像に引っ張られるという状況もある。文字を追う中で、映像が浮かぶのは良いのだけど、引っ張られてるなと常に気になっちゃうってのは少々困りものです。

2021/06/18

捜査における宝生麗子お嬢様と出戻ってきた風祭警部の相変わらずのトンチンカンさに加えて新人若宮愛里の天然さ，迷宮入り確実の事件を執事の影山がというお馴染みの展開．ミステリーとしての面白さももちろんあるが，なんと言っても謎解きタイムの執事の歯に衣着せぬ名調子，お嬢様との会話が最高．影山さん，よくぞ帰ってきてくれました．

2021/06/14

新刊をずっと待ってました(๑ᴖ◡ᴖ๑)

一話完結だからぽんぽん読める！
キャラクターもみんな濃くて面白かった！

2021/06/28

この作品は
ドラマしか観たことがありませんでした。

今回小説が発売されると知り、読んでみました。

新キャラも個性が強く笑
なかなか面白かったなと思います♪

今後も続編あるのかなと思わせる作品でした。

2021/09/26

久しぶりにシリーズの新作が出たということで楽しみに読みました。

お馴染みのキャラたちに加えて、後輩刑事で天然炸裂の愛里ちゃんという新キャラも登場し、麗子はますます大変そう(^^;

登場人物たちの掛け合いがコミカルで面白くサクサク読めるのですが、ミステリとしてはだいぶ物足りなさを感じました…。

学生の時にシリーズの前作までを読んだ時はもう少しミステリとしての読み応えもあったように思ったのですが、8年の間に私自身も色んな本を読んできて、学生の頃とはまた感じ方が変わっているのかな。

でもやはり登場人物たちのキャラクターがとても魅力的で、ミステリなのに全く堅くなく気軽に読めるので、普段あまり本を読まない人にもおすすめしたいシリーズです。
個人的に今作の中では5つの目覚まし時計の謎が面白かったです。

2021/06/05

おかえり影山！
いや〜、まさか８年も経って
新作が読めるとはねぇ。

風祭警部に加え、ＫＹな新人ギャルも増えて
ますますお嬢様の心痛、いかばかりか
…でございますが（笑）
キャラ読み小説だとは思っているものの
意外とトリックも好き←失礼

王道「密室トリック」もあるし
実地検証に影山と出かける
「死体出現」の謎も
目覚し時計だらけの部屋の殺人も。

さりげなく毎回のディナー描写も豪華です。

2021/06/04

久々に謎ディーの雰囲気を読み味わえて楽しかったです。麗子の後輩ちゃんも風祭警部も最高でした。
ドラマの俳優さんたちを想像しながら、読み進めていました。

2021/06/02

警視庁から「返品」の風祭警部、麗子お嬢様に、新人若宮刑事が絡み、相変わらずの毒舌執事。執事も毒舌はちょっと控えて、実際に現場の設定を再現するなど麗子に体験させる推理をいくつか展開。ボケの風祭、突っ込みの若宮刑事となるか、これからが期待。