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ぼくにはこれしかなかった。 の商品レビュー

3.7

29件のお客様レビュー

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2024/09/06

本を読んで来た人の文章は、作家を生業としてなくても、ここまで掘り下げた、分かりやすい文章なんだと、私の心に響いた。 最近読んだ、『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』のリアル版のような、街に根付く本屋さんというのは、同じ傾向があるのか、なんならリアルなだけ、本作の方が響いたと言えるかも...

本を読んで来た人の文章は、作家を生業としてなくても、ここまで掘り下げた、分かりやすい文章なんだと、私の心に響いた。 最近読んだ、『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』のリアル版のような、街に根付く本屋さんというのは、同じ傾向があるのか、なんならリアルなだけ、本作の方が響いたと言えるかもしれない。

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2024/08/05

地方の本屋さんの起業物語として全体的には面白く読ませてもらったが、女性に対しての不誠実さには若干の不快感もあった。

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2024/06/29

すごく 若い頃「趣味を仕事にしちゃいけない」と言われたことがあった。好きなことだけじゃ お腹はいっぱいにはならないけど 気持ちはココロは満たされる、と付け加えられ 頑張った時もあったなぁ〜という気分。好きを貫くのは 多少の犠牲が伴って そういうものぜーんぶ消化できる 気合い...

すごく 若い頃「趣味を仕事にしちゃいけない」と言われたことがあった。好きなことだけじゃ お腹はいっぱいにはならないけど 気持ちはココロは満たされる、と付け加えられ 頑張った時もあったなぁ〜という気分。好きを貫くのは 多少の犠牲が伴って そういうものぜーんぶ消化できる 気合いも必要なんだよなぁ〜。だからやり切った人に魅力を感じるし 憧れる。誰かの「好き」はわたしの「好き」であって欲しい。Book NERD 絶対に訪ねてみよう!と決めました。

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2024/06/11

面白すぎて落ち込んだ。なぜか何度か泣きさえした。最初から最後まで、ふつふつ小さく沸騰しているみたいな文章。わたし自身も心のどこかで渇望している熱を見た気がした。 そしてやっぱり、ここまでむき出しに自己供述できるのが本当にすごい。捨て身に等しいと感じてしまうくらい。「ぼくにはこれ...

面白すぎて落ち込んだ。なぜか何度か泣きさえした。最初から最後まで、ふつふつ小さく沸騰しているみたいな文章。わたし自身も心のどこかで渇望している熱を見た気がした。 そしてやっぱり、ここまでむき出しに自己供述できるのが本当にすごい。捨て身に等しいと感じてしまうくらい。「ぼくにはこれしかなかった」が、本当にそうなんだ、それさえ守れれば他に何もいらないんだ(厳密にはここまで強すぎることはないと思うけど笑)と感じた。 出会えて本当に良かった!今年良かった本ランキング入り確定。そして、今年中に盛岡を再訪すると誓う。くどうれいんさんイベントで出会った仙台の女の人にも会いに行きたいな。

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2024/02/07

うん。読んでてわくわくはするけど、、、! 人生で自分の「仕事」を見つけたいな、 見つけるために生きる・動くのもいいなと思った。

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2024/01/21

率直な感想としては、どうしても前の奥様の気持ちの方に感情移入しまい、モヤっとした気持ちになった。というのが正直なところです。遠回りしたといえば聞こえはいいかもしれないが・・。そこは著者の方もわかってはいると思いますが。そんな気持ちで読んだので、フラットの感想が書けないかな。 くど...

率直な感想としては、どうしても前の奥様の気持ちの方に感情移入しまい、モヤっとした気持ちになった。というのが正直なところです。遠回りしたといえば聞こえはいいかもしれないが・・。そこは著者の方もわかってはいると思いますが。そんな気持ちで読んだので、フラットの感想が書けないかな。 くどうれいんさんは凄いなあ。発想がよい意味で飛んでるというか。

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2023/08/19

生き方にはいろいろある。 好きなことを追求して、自分がやったという足跡が残る仕事。それができる人にはもちろん苦労があって、でもその分充実感があって幸せで。 一人の男性が、会社勤めを辞めて自分の店を持ち、事業として成り立たせていくお話。 夢はこんなふうに叶えるのか、と参考になった...

生き方にはいろいろある。 好きなことを追求して、自分がやったという足跡が残る仕事。それができる人にはもちろん苦労があって、でもその分充実感があって幸せで。 一人の男性が、会社勤めを辞めて自分の店を持ち、事業として成り立たせていくお話。 夢はこんなふうに叶えるのか、と参考になったし、本が大好きなので、本への愛が伝わる文章が心地よかったです。 ただ、そうじゃない方の人生が不幸だとも思わない。 私は好きなことを仕事にした人生ではないので、思い切って、刺激的でクリエイティブな人生を生きてみたいなあと思うこともある。でも、誰がやってもあまり変化がなく、時につまらなさを感じる仕事ならば、すぐに辞めるべきだ、という文書は行き過ぎかな。 最後に、好きだった文章を。 「白い息を吐きながら、盛岡の街を歩く。 街の中を流れる大きな川を渡り、古い橋を越えると見えてくる小さな喫茶店に入ってコーヒーを一杯。 バックパックからぼろぼろになった文庫本を取り出し、なんとなしに読みはじめると窓の外を猫が横切っていく。」 いつか岩手のお店に行ってみたいな、独立系の書店を巡ってみたいな。 私は着実に仕事をしながら、余暇の時間で最大限、好きな本を楽しみたいと思いました。

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2023/08/17

盛岡にある憧れのお店book nerd。くどうれいんさんも大好き。盛岡に訪れたこともあるのにタイミングが合わずに行けてないのが残念だけど、きっとまた再訪のタイミングがあるということだと思う。盛岡という街には文学的な香りがある、風情がある、ということに完全に同意する。本当に素敵な街...

盛岡にある憧れのお店book nerd。くどうれいんさんも大好き。盛岡に訪れたこともあるのにタイミングが合わずに行けてないのが残念だけど、きっとまた再訪のタイミングがあるということだと思う。盛岡という街には文学的な香りがある、風情がある、ということに完全に同意する。本当に素敵な街… 大学生のときに私がずっとモヤモヤしていたこと(そして今もずっと考え続けていること)本質的な仕事をしたい、人間らしい生活をしたいということ。同じように悩みながら生活している人がいることにとても救われる。「きみがほんとうにかがやく仕事をしよう」 やっぱり本はいいね。

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2023/08/13

40歳を過ぎて本屋を営むことになった男性の半生を赤裸々に描いたエッセイ。 ほとんど改行がなく読みづらいが、表現や内容はしっかりしている。 葛藤しながらも自分にしかできないことを模索し、実現・工夫する胆力はすばらしい。 ただ、離婚→再婚の流れは、説明不足か理解できなかった。 な...

40歳を過ぎて本屋を営むことになった男性の半生を赤裸々に描いたエッセイ。 ほとんど改行がなく読みづらいが、表現や内容はしっかりしている。 葛藤しながらも自分にしかできないことを模索し、実現・工夫する胆力はすばらしい。 ただ、離婚→再婚の流れは、説明不足か理解できなかった。 なお、著者は若い頃からアメリカ文学に多大に影響を受けていたようす。 買い付け=アメリカといったところからも、英語が堪能だったのだろう。 巻末に50冊紹介があるが、そのラインナップからも、そういうところが読み取れる。

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2023/06/08

これからの仕事への向き合い方を考える際に、背中を後押ししてくれる本。 どんなに辛く、苦しく、お金にならなくても、忙しくても、好きなことであれば続けられる。もちろん楽しいだけではないけれど、それこそやりがいを、人とのつながりを直接的にもって感じることができる。 考え方に共感でき...

これからの仕事への向き合い方を考える際に、背中を後押ししてくれる本。 どんなに辛く、苦しく、お金にならなくても、忙しくても、好きなことであれば続けられる。もちろん楽しいだけではないけれど、それこそやりがいを、人とのつながりを直接的にもって感じることができる。 考え方に共感できる部分もあったし、本当にやりたいことは何なのか、自分を見つめ直し、こんな必死に生きる生き方をしたいと思った

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