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ぼくにはこれしかなかった。 の商品レビュー

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29件のお客様レビュー

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2021/07/04

人生色々あるよなぁ。店主のこれまでが、いい時も悪い時も結構赤裸々?に書かれている。 読み終わった後、この先どうやって生きていこうか?!とワクワクしてきた。楽しい読書。

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2021/06/13

小さな本屋を営むひとりの男の半生。 自分にはこれしかないと思えるものがあるのは良いことで、それを仕事にできることはひとつの幸せである。 この本を読んで「これしかないというもの」と「仕事」との関係性について考えた。 仕事にしたいほど「これしかない」というものがないひとが多いかも...

小さな本屋を営むひとりの男の半生。 自分にはこれしかないと思えるものがあるのは良いことで、それを仕事にできることはひとつの幸せである。 この本を読んで「これしかないというもの」と「仕事」との関係性について考えた。 仕事にしたいほど「これしかない」というものがないひとが多いかもしれない。 自分は、いまの仕事が天職と思っていて、ほかに「これしかない」と思えるようなすきなものが存在する。これはこれで幸せである。

Posted byブクログ

2021/06/11

お洒落な古本屋って憧れます。自分の好きな本だけ集めて、過ごしやすい空間を作る。 やりたくても、なかなか出来る事じゃない。 まずは僕の50冊を自分で紹介できるようになりたい。

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2021/05/12

いま思えば、これで良かったんだな。 そう思えるのは、いい仕事に出会ったからではなくて、いい人に巡り合い、いい生き方ができてこそなんだと、背中を押された気がしました。

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2021/05/03

序盤が特に好きでした。 本を読まなくては!って思わされました。 くどうれいんさんとの出会い、本の出版のシーンには「あぁ『わたしを空腹にしないほうがいい』を世に出してくださってありがとうございます」と思うと同時に熱い気持ちが込み上げてきて、うるうるしてしまった。ファンすぎる…(笑...

序盤が特に好きでした。 本を読まなくては!って思わされました。 くどうれいんさんとの出会い、本の出版のシーンには「あぁ『わたしを空腹にしないほうがいい』を世に出してくださってありがとうございます」と思うと同時に熱い気持ちが込み上げてきて、うるうるしてしまった。ファンすぎる…(笑)。 早坂さんの"後悔"についても正直に記さないとフェアじゃない、本が偽りになってしまうとは思いつつ、、。

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2021/05/03

本のこと、本を読むこと、本を売ること。生きること。すべてがつながっている著者のことばが、心に染み入った。著者の個人の物語ではあるけれど、本を通じてのことではあるけれど、生きること、働くことについて、とても大切なことがたくさんたくさん書かれてあった。 書き下ろし「ぼくの50冊」が...

本のこと、本を読むこと、本を売ること。生きること。すべてがつながっている著者のことばが、心に染み入った。著者の個人の物語ではあるけれど、本を通じてのことではあるけれど、生きること、働くことについて、とても大切なことがたくさんたくさん書かれてあった。 書き下ろし「ぼくの50冊」がまたしびれる!読んだことある、これ最高ね、という本が何冊かあると、紹介されているすべての本を読みたくなる。

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2021/05/09

盛岡に独立系の本屋を開店した早坂大輔さんが書かれた「 ぼくにはこれしかなかった。」は、本屋を開店するまでのことや開店してからのことなどを綴ったエッセイだ。この本に出会ったのは、シェアキッチンでコーヒー焙煎店を営んでいる知人のお店。自分のお店を出すことを目指して頑張っている彼から、...

盛岡に独立系の本屋を開店した早坂大輔さんが書かれた「 ぼくにはこれしかなかった。」は、本屋を開店するまでのことや開店してからのことなどを綴ったエッセイだ。この本に出会ったのは、シェアキッチンでコーヒー焙煎店を営んでいる知人のお店。自分のお店を出すことを目指して頑張っている彼から、「とても素敵な本ですよ」と言われて手に取った一冊だ。 早坂さんは会社名勤めをしていて、ある程度のポジションまで行った方だが、2017年に40歳をすぎて盛岡に独立系の本屋を開店した。盛岡は早坂さんの故郷ではなく以前からお気に入りだった街なのだそうだが、会社を辞めて、融資を受けて、開店準備をしながらニューヨークに本を買い付けに行くなど精力的に動いたというのだからすごい。 また、書店でのアルバイト経験もなく出版社にも勤務したことがない早坂さんだ、自身のお店を経営しながら様々なイベントを企画し、独自の商品を開発し、地元の作家さんの本を出版するなどマルチな活躍をされている。店名の『BOOKNERD』は『本オタク』という意味だそうだが、早坂さんの選ぶ本を求めて盛岡まで訪ねる人がいたり、書籍やグッズを求めて通信販売をする人も多いようだ。 そう書くと「スーパーマンのような人」というイメージを持つかもしれないが、本書には悩み苦しみ、時には弱音を吐く著者の気持ちが真摯に綴られていて共感を感じる。なぜサラリーマンを辞めたのか、お店を開店してからは順風満帆だったのか否かなど、一人の人間としての早坂さんの姿はエッセイではなくドキュメンタリーと言っても良いだろう。 いまはコロナ禍で世の中が不安定で、これからの生き方や働き方に悩んでいる若い方も多いだろうが、本書を読むことでそういった悩みに対しての一つの参考になるのは間違い無いだろう。また、私のようにこれから第二の人生を迎えるという年代の者にとっても、もういっちょ頑張ってみるかなと元気をいただけた一冊だった。

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2021/04/09

岩手のブックナードさんのこれまで。 最初に就いた仕事のこと、本屋のこと、家族のことが語られる。 お店に行きたくなった。

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2021/03/31

我が街の外れにいつの間にか開店していたオシャレな古書店、というのが著者の経営する独立書店のファーストイメージ。この店は一体どんな方向に行くのだろうかと思いながら通っていたが、現在ではこの街の閲読文化の一翼を担うまでに定着した。 そんな彼が現在までの半生を綴ったこの本は、赤裸々でも...

我が街の外れにいつの間にか開店していたオシャレな古書店、というのが著者の経営する独立書店のファーストイメージ。この店は一体どんな方向に行くのだろうかと思いながら通っていたが、現在ではこの街の閲読文化の一翼を担うまでに定着した。 そんな彼が現在までの半生を綴ったこの本は、赤裸々でもありどこか恥ずかしそうだったり、クールであったり勢いも感じられて、素直さを持ってこれまでを振り返って書かれていた。スモールショップって大変だよね、という一言で感想は終わらせちゃいけない、でもそのストレートさになんだか頬が緩んでしまった。 東京でも秋田でも札幌でもなく盛岡で店を続けてくれたことを嬉しく思いつつ、今後も通っていくだろうし、全国のスモールショップがそれぞれの街で人々に愛され、長く続いていくことを願うのであった。

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