いつかあなたをわすれても の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
桜木紫乃・文&オザワミカ・絵「いつか あなたを わすれても」、2021.3発行。祖母と母と娘。認知症のおばあちゃんについての絵本です。おばあちゃんは夜寝るときは猫と一緒ですw。
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”おんなのこはね、だれかにまもってもらうひと おんなのひとはね、じぶんをまもれるひと” 世の女性がみんなこんな風に考えられたら、 生きられたら、理想ですよね。 タイトル通り、老いがテーマの絵本です。 それが女性にフューチャーされていて、 女性のイヤな面も描かれていてます。 ...
”おんなのこはね、だれかにまもってもらうひと おんなのひとはね、じぶんをまもれるひと” 世の女性がみんなこんな風に考えられたら、 生きられたら、理想ですよね。 タイトル通り、老いがテーマの絵本です。 それが女性にフューチャーされていて、 女性のイヤな面も描かれていてます。 でもそれとどう折り合いをつけるか、 ニュートラルでスタイリッシュな絵と 直木賞作家・桜木紫乃さんの文で進みます。 どの時期に読んだら、いちばんスルスルと入って行くのだろう。
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ラジオ深夜便 インタビュー 成人した子どもは、よそ様が育ててくれる 自分は死にざまを見せるだけ 話題の小説家さんが手がけた本 間違いなく大人の為の絵本だと思う もしも いつかあなたを わすれる日がきても わすれてしまう あれもこれも みんな なかったことでは ないのだから ...
ラジオ深夜便 インタビュー 成人した子どもは、よそ様が育ててくれる 自分は死にざまを見せるだけ 話題の小説家さんが手がけた本 間違いなく大人の為の絵本だと思う もしも いつかあなたを わすれる日がきても わすれてしまう あれもこれも みんな なかったことでは ないのだから あんしんしてね さとちゃんが みんなのことをわすれる日は わたしたちとのおわかれを こわがらずに かなしまずに すむ日 ながい ながい さよならの じゅんびをする
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やさしいおはなし。 小学校図書室に入れた。 「おばあちゃん」が自分のことをわからなくなったら誰だって辛い。でも、徐々に受け入れなければならない。その1番最初の手がかりとして手にとって欲しい本として。
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介護はこんな簡単な問題ではない! だがしかし、この本の様に穏やかで優しい気持ちでいたい。 このような本を時々読んで、静かに受け入れて エンディングを過ごせる方が増えると良いと思う。 子供にも大人にも年配者にもおすすめ出来る。
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子供の成長の過程で自分の親との日々を思い出す みたいな文章があるんだけど、 きっとその過程で親への感謝とかがより深くなると思うんだよね。 私は結婚してなくて、子供もいない。 だから本当の意味での感謝とか、 恩返しのようなものが欠けている気がしてしまった。 私の祖母も少しず...
子供の成長の過程で自分の親との日々を思い出す みたいな文章があるんだけど、 きっとその過程で親への感謝とかがより深くなると思うんだよね。 私は結婚してなくて、子供もいない。 だから本当の意味での感謝とか、 恩返しのようなものが欠けている気がしてしまった。 私の祖母も少しずついろんなことを忘れているんだけど、 祖母との思い出ななかったことではないし 愛されていたということを感じられた作品。 祖母に残るものが幸福なものばかりでありますように。
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思ったより ずっと深い内容で 子供を持つ親のための絵本だと思いました そうか 順番なんだ 忘れたほうが怖くないんだと思うと 老いて いろんなことを 忘れてしまうのが 怖くないような気がします 娘が巣立つときにじんわり 親をみとったら ぐっと 胸にせまる絵...
思ったより ずっと深い内容で 子供を持つ親のための絵本だと思いました そうか 順番なんだ 忘れたほうが怖くないんだと思うと 老いて いろんなことを 忘れてしまうのが 怖くないような気がします 娘が巣立つときにじんわり 親をみとったら ぐっと 胸にせまる絵本でした
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2021/08/22予約 忘れていくおばあちゃんのことを描いたお話。 こんなにも優しい気持ちになれない黒い私…
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話もいいんだけど、 絵の魅力が強い作品でした。 線と色、半々で絵を描いているような 独特なタッチが好みでした。
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私がしあわせそうなとき、母が素直に喜んでいないように見えていたけど、 うちの母だけがそうじゃないんだろうな。 きっと自分が母親にならなければわからない感覚だと思います。 認知症の祖母が母を忘れ、私を母と間違えることがよくあります。 母に重ねて、自分に重ねて、立ち読みしながら涙が出...
私がしあわせそうなとき、母が素直に喜んでいないように見えていたけど、 うちの母だけがそうじゃないんだろうな。 きっと自分が母親にならなければわからない感覚だと思います。 認知症の祖母が母を忘れ、私を母と間違えることがよくあります。 母に重ねて、自分に重ねて、立ち読みしながら涙が出ました。
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