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いつかあなたをわすれても
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いつかあなたをわすれても

桜木紫乃(文), オザワミカ(絵)

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いつかあなたをわすれても

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2021/03/26
JAN 9784082990282

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商品レビュー

3.8

29件のお客様レビュー

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2024/10/20

「さとちゃんが みんなのことをわすれる日は わたしたちとのおわかれを こわがらずに かなしまずに すむ日」 この文章を読んだ時、亡くなった母もそうだったのだろうかと、切なくも安堵の気持ちにもなった。 認知症の母、しばらくは娘のことは覚えてくれていたけど、亡くなる半年前くらいから...

「さとちゃんが みんなのことをわすれる日は わたしたちとのおわかれを こわがらずに かなしまずに すむ日」 この文章を読んだ時、亡くなった母もそうだったのだろうかと、切なくも安堵の気持ちにもなった。 認知症の母、しばらくは娘のことは覚えてくれていたけど、亡くなる半年前くらいからは名前も自分の娘ということも忘れてしまっていた。娘としては、自分のこともわからなくなってしまったことに対して、寂しくなった。それでも、母は私のことを、よく会いに来てくれる親切な人という認識だったようで、会うと「来てくれてありがとう」と笑顔を見せてくれていたので、それでも良いかなと感じていた。 この本のこのフレーズを読み、私の事を忘れたのは、母にとってお別れをこわがらずにかなしまずにすむ日だったのだと思うと、必然だったのかと、喪失感を飲み込むことができた。

Posted by ブクログ

2024/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

児童絵本のコーナーにあったけれど桜木紫乃さんの文章なので、高学年からのほうがいいのかもと思った。 絵は優しさと哀しさを感じる。 さとちゃんはママのおかあさんで、ちかごろとてもわすれん坊。 さとちゃんは、わたしをママだと思いママのことは親切なかただと。 ママが「さとちゃんは ほんとうはおとこのこがほしかったんだって だからわたしのこと わすれちゃったのかな」 言われたことを覚えているのは悲しいと思ったから記憶しているのかもしれないけれど、それを娘に言うのはどうなんだろうかと…。 女の子と女の人との違いや、娘にやきもちをやくとか、いろんな考え方や思いもあるだろうけど気軽にそうねとは言えなかった。 「もしも いつかあなたを わすれる日がきても わすれてしまう あれもこれも みんな なかったことでは ないのだから あんしんしてね」 これが言いたいことなんだろう。

Posted by ブクログ

2024/05/13

胎教に借りる。 絵が好みすぎて。 でも、中身はもっと、良かった。 女として。女の子を産む身として。 「おんなのこと おんなのひとは ちがうの?」 「おんなのこはね だれかにまもってもらうひと おんなのひとはね じぶんをまもれるひと わかる?」 「わかんない」 良い表現だな...

胎教に借りる。 絵が好みすぎて。 でも、中身はもっと、良かった。 女として。女の子を産む身として。 「おんなのこと おんなのひとは ちがうの?」 「おんなのこはね だれかにまもってもらうひと おんなのひとはね じぶんをまもれるひと わかる?」 「わかんない」 良い表現だなぁ、と。 いくつであっても、「オンナ」のことを「女子」で表現する風潮って、この考えに起因するのかしら、とちょっと思ったり。 「誰かに守ってもらいたい」 という願望が、グロテスクなまでに溢れている。そういう志向のものも、溢れかえっている。だってそうじゃなきゃ、この社会は女にとって不公平でしょう?とでも言うように。それがマッチポンプのように、増強されていく。 もちろん社会的な課題は、ある。生きづらさもたくさん。 「自分で生きていけるだけの力を身につけなさい。」と、育てられてきた自分を「可愛くないオンナ」と思ったり、周りからそう捉えられたりすることもあった。 でも今は「私は自由で、どこへでもいけるのだ」という自信に変わって、私を守ってくれてる。そう育ててくれた…親、母に、感謝しかない。 そんな子を、私も育てたいと、思う。 強く、逞しく、おなりなさい、と。

Posted by ブクログ

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