1,800円以上の注文で送料無料

風神雷神(上) の商品レビュー

3.9

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/01/28

なんだかぼさっとしている俵屋宗達。実際はどんな人だったんだろう? 作中に出てくる美術作品たちをスマホで画像検索しながら楽しく読めた。

Posted byブクログ

2026/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

俵屋宗達については、生年月日や記録がほとんどなく、同年に生きた人たちとのコラボレーションで、ようやくその姿が浮かび上がってくるだけだ。人となりの資料はほぼないと言って良い。わかっているのは、京都の扇屋の絵師であったこと、同時代に誰がいたかということくらいだ。 さて、そこで自由に創作できるかというと、これが難しい。依頼された作品を、どんな状況で引き受けたのか、どのような気持ちで創作していったのか、全てを創作しなくてはならない。 その点、とても納得のいく描写であり、しかもエンタテインメントとして面白く、飽きさせない。 豊臣秀吉の「醍醐の花見」が開かれたことで知られる醍醐寺との関係では、秀吉の死後も桜会という花見が行われ続け、覚定がやや辟易としているところも面白かった。醍醐寺には(物語では覚定が依頼した)宗達の屏風絵がいくつかある。 途中の歴史についての記述も、物語は中断するが、詳しいことがわかっていない俵屋宗達に、歴史的事実のバックボーンがあることで、より一層リアリティを感じることができた。 何より絵師としての伊年の描き方が面白く、人としてとても魅力的に描かれていると思った。俵屋宗達は天才なのかもしれないが、多くの名画に触れ、勉強も怠らなかった。そういう描写も、そんな人だったと納得させられてしまう。

Posted byブクログ

2025/11/08

おっとりマイペース芸術家さんのお話。 こんな時代にあのユーモラスな絵柄で作品残してるの面白い人だなあ。

Posted byブクログ

2025/10/08

おすすめされて読んだけど、最後まで一気読み。 天正遣欧使節と俵屋宗達を結びつけるなんてすごい。あの風神雷神には、実はこんな背景があったかもと、思い込ませるほど、ストーリー展開がなめらかでまるでノンフィクションのようだった。

Posted byブクログ

2025/03/12

風神雷神図の作者、俵屋宗達。 詳細なことは分かっていないことで、天正遣欧少年使節、織田信長のローマを見たい野望?洛中洛外屏風図に絡めて、生き生きとした人物描写にスラスラと読み終える。下巻にも期待

Posted byブクログ

2025/04/23

小さい頃から風神雷神図屏風が何故だか好きで手に取り購入。大人になり誰が描いたのか知り、詳細不明ばかりの俵屋宗達に惹かれ、本阿弥光悦の展示会に行ったり、昔住んでいた嵐山近くの嵯峨を思い出したりしました。京都に住んでいたにもかかわらず、未だ酒井芳一の風神雷神しか観たことがないので京都...

小さい頃から風神雷神図屏風が何故だか好きで手に取り購入。大人になり誰が描いたのか知り、詳細不明ばかりの俵屋宗達に惹かれ、本阿弥光悦の展示会に行ったり、昔住んでいた嵐山近くの嵯峨を思い出したりしました。京都に住んでいたにもかかわらず、未だ酒井芳一の風神雷神しか観たことがないので京都で展示がある時に観に行く!

Posted byブクログ

2024/11/06

カバーデザインが似ている(てか、同じ)つながりでこちらも読んでみる。 原田マハさんのすばしっこそうなイメージとは全然違う、ちょっとボンクラな俵屋宗達が出て参りました。物語の開幕は秀吉の醍醐寺花見の会から。 時々入る著者の蘊蓄だったり詠嘆だったりが物語への没入を邪魔するけど、俵...

カバーデザインが似ている(てか、同じ)つながりでこちらも読んでみる。 原田マハさんのすばしっこそうなイメージとは全然違う、ちょっとボンクラな俵屋宗達が出て参りました。物語の開幕は秀吉の醍醐寺花見の会から。 時々入る著者の蘊蓄だったり詠嘆だったりが物語への没入を邪魔するけど、俵屋宗達の時代の様々な才能が煌めくように登場する。 上巻「風の章」なのに表紙は雷神様。

Posted byブクログ

2024/02/17

太閤秀吉の時代から徳川の世へ。 その時代を生きた天才絵師俵屋伊年(宗達)。 天才とは言えど、やはり友だったり、京の文化人、本阿弥光悦の存在だったり。恵まれた環境だったのも確か。 伊年が扇屋の「ぼんくら」って呼ばれてたのはいいね。親しみが沸く。 晩年の秀吉が狂気的だったのは、不老不...

太閤秀吉の時代から徳川の世へ。 その時代を生きた天才絵師俵屋伊年(宗達)。 天才とは言えど、やはり友だったり、京の文化人、本阿弥光悦の存在だったり。恵まれた環境だったのも確か。 伊年が扇屋の「ぼんくら」って呼ばれてたのはいいね。親しみが沸く。 晩年の秀吉が狂気的だったのは、不老不死を求め「水銀」を摂取していたのが原因。という説に少し納得してしまった。当然「腐らない」と「死ななない」はイコールではなく、毒でしかないのだが。下巻も楽しみ。

Posted byブクログ

2023/12/05

原田マハさんの小説は好きで何冊か読んでいるのですが、天正遣欧使節の話が中心で、風神雷神図屏風や俵屋宗達についてのエピソードが少なく、あまり私の好みではなかった。他の絵画を題材とした作品はフィクションとノンフィクションの曖昧さが魅力なのだと思うのだけれど、この作品はフィクションであ...

原田マハさんの小説は好きで何冊か読んでいるのですが、天正遣欧使節の話が中心で、風神雷神図屏風や俵屋宗達についてのエピソードが少なく、あまり私の好みではなかった。他の絵画を題材とした作品はフィクションとノンフィクションの曖昧さが魅力なのだと思うのだけれど、この作品はフィクションであろう部分もわかりやすくて、いまいち小説にのめり込めなかった。

Posted byブクログ

2023/09/28

発想がすごい。 歴史の中の人物としてほとんど名前のみ記憶してなかった人物が生き生きと動き出すのは不思議で、何やら同人誌を読んでいるのに近い感覚(悪い意味でなく)。読み進む手が止まらない。応援したくなる。下巻が楽しみ。

Posted byブクログ