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Go To マリコ の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2023/10/01

週刊文春2020年1月16日号〜2021年1月14日号に掲載されたエッセイ集 コロナ禍真っ只中のエッセイ、に惹かれて読みました。タイトルもそれにちなんでいるな、と。 その頃、私自身は日本を離れていたので、こんな日々を皆過ごしていたんだと知ることができました。 林真理子さんと...

週刊文春2020年1月16日号〜2021年1月14日号に掲載されたエッセイ集 コロナ禍真っ只中のエッセイ、に惹かれて読みました。タイトルもそれにちなんでいるな、と。 その頃、私自身は日本を離れていたので、こんな日々を皆過ごしていたんだと知ることができました。 林真理子さんといえばエネルギッシュで元気な人という印象で、エッセイは初めて読んだのですが(雑誌掲載で少し読んだことはあると思いますが、一冊の本になっているのは初めて)、本当に、いつでも外にパワーが向いている人、すごいなぁという印象を受けました。 とんでもなく顔が広く、当然のこと、有名な方のあんな話やこんな話を色々と知っておられると思いますが、ここで明かされるお話は、一話一話を読んでいると、時々うーん、私とは考え方が違うなと思ったり、当たり障りのない書き方をされているように思うところがあったりで、好きか嫌いかで分けるとすれば、好みではないという意味で嫌い寄りかなという印象になるのですが、一冊丸々読み切った後、なんか、すごい、知らない世界を見せてくれた面白いお話ばかりだったなと思えて、好き寄りの中庸になるという不思議な印象を持ちました。 躊躇わず(かは実際は分かりませんが)その時話題の人のことを話されていますが、批判的になりすぎず、かと言って同情的にもなりすぎない言葉の選び方に感嘆しかありません。 本人が読んでも傷付かなさそうな言葉選び、それとなく自身の意見を交え、その部分が私とは相容れないところもありましたが、それを読者に意見を押し付けるわけではない言葉選びが本当、ただただすごいと感じました。ギネスに載るほど長く連載されていることにも納得です。 最後の阿川佐和子さんとの対談で、「説教がましくならないように気をつけながら、身の回りのことを書いて、お金をもらえるレベルにするのは、すごく大変(要約)」ということを仰られていて、その言葉で腑に落ちました。 それができる、すごい人。 すごくすごく、遠くにいる人なのに、読んでいるととても身近に感じさせてくれる、面白くて読み応えがあって読みやすい身近な文章、でも読み終わったら、すごい人だった!と思わせるすごい人、でした。

Posted byブクログ

2023/04/21

2020年初め、日本中がコロナ一色、自粛自粛の時期のお話。2023年の今では、数百人の感染者で怯えているのが滑稽にも見えるが、あの時は大変だったなぁと思い出した。 それでも首都圏の皆さんは、意外に(やっぱり?)外食三昧だったんですね。

Posted byブクログ

2023/02/16

『週刊文春』に2020年1月~2021年1月まで連載されたものを纏めたエッセイ集。 コロナ禍真っ只中のマリコさんの日常が綴られている。 外出自粛要請が発令されてもエネルギッシュなマリコさん。 ステイホームを自分らしく楽しまれているよう。 Zoom飲み会にYouTubeデビュー...

『週刊文春』に2020年1月~2021年1月まで連載されたものを纏めたエッセイ集。 コロナ禍真っ只中のマリコさんの日常が綴られている。 外出自粛要請が発令されてもエネルギッシュなマリコさん。 ステイホームを自分らしく楽しまれているよう。 Zoom飲み会にYouTubeデビュー、次々芽生えるその好奇心に自分も刺激される。 個人的にツボなのは、ちょいちょい登場する旦那さん。 小言に説教、家庭内のそのやり取りを想像すると笑えて来る。 「不倫は大麻?」には共感。 悪い事をしたとは言え、匿名性を利用したネットの一斉攻撃は辟易する。

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2022/11/16

読み始めたら止まらないマリコさんのエッセイ。コロナ禍に突入し流石のマリコさんも引きこもり生活に入るものの、すぐまたお外へ出て行くのもなんだか可笑しい。 ずっと不在がちゆえ旦那と不仲なのだと思っていたがコロナ禍で在宅時間が増えても仲良くはならなかったと書かれてるのも面白い。旦那さん...

読み始めたら止まらないマリコさんのエッセイ。コロナ禍に突入し流石のマリコさんも引きこもり生活に入るものの、すぐまたお外へ出て行くのもなんだか可笑しい。 ずっと不在がちゆえ旦那と不仲なのだと思っていたがコロナ禍で在宅時間が増えても仲良くはならなかったと書かれてるのも面白い。旦那さんからテレビばっかり見てないで本を読めと怒られるなんて、そんな…と読者としては笑ってしまう。 私はスカーレット、李王家の縁談を書かれてる頃。

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2022/09/05

コロナ疲れを吹き飛ばすようなタイトルがいいですね。 マリコの周辺の出来事を綴ったエッセイですが、ほどよくドタバタしてほどよくグルメだったり文化人なところが垣間見れて面白かったです。 フェミニストから嫌われたりアンチも多いけど、頭が良くてパワフルでかわいいところがあって、私はマ...

コロナ疲れを吹き飛ばすようなタイトルがいいですね。 マリコの周辺の出来事を綴ったエッセイですが、ほどよくドタバタしてほどよくグルメだったり文化人なところが垣間見れて面白かったです。 フェミニストから嫌われたりアンチも多いけど、頭が良くてパワフルでかわいいところがあって、私はマリコ嫌いじゃないです。 旦那さんに嫌味をいわれたり怒られても我慢しているのが意外ででした。 感じが悪い旦那さんに対して「コロナは配偶者との関係をしっかりあぶり出した」と書いてあったのが笑ってしまいました。

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2022/07/29

林真理子さんのエッセイ。 ちょうどコロナが出始めた頃の内容だったので、自分は同じ頃どう過ごしていたかなーなど思い出しつつ読み進めていけた。コロナでの外食自粛やマスクの話など、親近感が湧きつつ楽しく読めた。 早くコロナ前の何も考えずに旅行や美味しいものを食べられる平和な日常に戻りま...

林真理子さんのエッセイ。 ちょうどコロナが出始めた頃の内容だったので、自分は同じ頃どう過ごしていたかなーなど思い出しつつ読み進めていけた。コロナでの外食自粛やマスクの話など、親近感が湧きつつ楽しく読めた。 早くコロナ前の何も考えずに旅行や美味しいものを食べられる平和な日常に戻りますように。

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2022/07/06

読んでいて楽しい。コロナの時期の鬱々としたことを書いているのに活力がある。私にとって、小説もエッセイも両方面白いと感じる数少ない作家。

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2022/07/21

ぶっちゃけジャケ買いした本です。(お寿司おいしそう…) しかもイラストと中身リンクしてるとか…ゴクリ https://doikaori.com/gotomariko/ 土居香桜里さんというイラストレーターさんだそうで。 今後も、この人のイラスト目当てに買ってしまいそう。 肝...

ぶっちゃけジャケ買いした本です。(お寿司おいしそう…) しかもイラストと中身リンクしてるとか…ゴクリ https://doikaori.com/gotomariko/ 土居香桜里さんというイラストレーターさんだそうで。 今後も、この人のイラスト目当てに買ってしまいそう。 肝心の文章はというと、もうちょっと女性に寄った(というと語弊があるのかもだが)本なのかなと思ったけどそうではなかった。まあ連載されていた媒体が媒体だものね。 やや右?という意見も散見されたが私が読んだ限り、物事に偏りもなくプレーンな印象。悪く言えば中毒性は感じない文章だった(あくまで私見)。 私にとっては、まあ1回読めば満足といったところか。 とにかく装丁が素敵(しつこい)

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2021/10/10

おばさんから見たコロナ禍の記録。 端々にオールドタイプな考え方が見え隠れし、今の時代には合わない考え方と利己的な行動に、私はちょっと反吐が出た。 でも、それも含めて林真理子なのだ。 そう思うと、周りが期待する林真理子像を裏切らない生き方で、それはそれで潔いなと感心するばかり。

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2021/09/08

久々の林真理子さん。 コロナ禍、どのように日々過ごされてたのか… 以前と変わらず気軽に読める一冊でした。

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