魔力の胎動 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/01/16

ラプラスの魔女へと進む前日譚のような短編集。

引退を考えているアスリート、不調の野球選手、盲目の音楽家などを、彼女の不思議な力で救っていく。

怖いことは起きないので安心して読めた

2024/01/08

「ラプラスの魔女」の前日譚がオムニバス形式で描かれている。
主人公の鍼師の救いがありこちらの方が面白く感じた。
「魔女と過ごした7日間」も文庫化されたら読もうと思う

2024/01/01

前作の「ラプラスの魔女」の前日譚のような感じで描かれていますが、時系列的には交差している点もありました。
出版日の順番としては「ラプラスの魔女」、「魔力の胎動」と読むべきですが、個人的にはこちらから呼んだ方が面白い気がしました。
鍼灸師のナユタが 円華と関わっていくお話です。
各章で完結する短編集的に描かれているので読みやすく、面白いです。

2023/12/29

東野圭吾のラプラスの魔女シリーズ②

短編集であり、羽原円華が次々に難題を解決していく。
最後の話は『ラプラスの魔女』につながるエピソード。

2023/12/27

ラプラスの魔女に続くこの作品の主人公は鍼灸師の工藤ナユタ。ナユタと前作にも登場した羽原円華が様々な人と出会い、抱えている問題や悩みを解決していく短編が続き、第5章ではナユタ自身にもフォーカスするストーリー。
3,4,5章は読んでいて先が気になって一気読み！
魔女と過ごした7日間も近いうちに読みたいです！

2023/12/21

不思議な力を持つ娘が謎を見事に解明していく。
第5章だけ内容が違い、ちょっと悲しかったけど、短編で読みやすく楽しめた。

2023/12/15

単行本ないのでこちらへ。
スッキリしない結末が多い中尾村さんの真相には救われた。
ナユタくんは乗り越えられたの？

2023/12/10

前作から上手く繋がっているなと思いました。
少し先の未来を予想する不思議な少女、羽原円華。
鍼灸師の工藤と一緒に、その特殊な能力を使って悩める人々を救っていく。
とても面白かった。
『魔女と過ごした7日間』も是非読んでみたいです。

2023/12/05

5章あるが各章毎の短編で読み易く読めた。短編と言えども4章迄は若い主人公の羽原円華なる(空)気を読む特殊な洞察力を持つ女性と鍼灸師のナユタなる男性が絡む。何故か？5章のタイトル「魔力の胎動」だけが単独編なのか不明。

1章:あの風に向かって飛べ
ベテランスキージャンパーの引退を賭けた試合で円華の風を読む力で有終の美を飾る話
2章:この手で魔球を
プロ野球チームで変化球ナックルボールを操るピーチャーとそれを受けるキャッチャーの話ナックルボールは打ち辛くもあるが、キャッチャーには受け難い諸刃の剣の魔球。円華の能力に依り上手くキャッチできるキャッチャーの後任選定に纏わる話
3章:その流れの行方は
ナユタの高校時代の恩師が障害を抱えた子供をキャンプ中水の事故で亡くし自己責任の念から立ち直れずにいる。円華が事故のシュミレーションで恩師を自己責任の呪縛から救う話
4章:どの道で迷っていようとも
ナユタの幼少時代に子役として演じた映画「凍れる唇」に纏わる話。映画は同性愛者を描く難しい内容でナユタはこの映画で色々な問題に見舞われ役者を引退する。時を経て音楽家への鍼灸治療の過程で自己否定していた同性愛者である自分を悟る話
5章:魔力の胎動
。。。。。

2023/11/24

短編で読みやすく、1話ごとに謎解きと涙がある。長編のような壮大さはない。
ラプラスの魔女に繋がるがストーリーが全く思い出せない。再読せねば