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魔力の胎動 の商品レビュー

3.4

164件のお客様レビュー

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2021/04/05

『ラプラスの魔女』の前日譚。 過去に刊行した作品より前の物語という、このような形式が著者は好みなのか。マスカレード・ホテルも、このようなスタイルだった。 『ラプラス…』を読んだのは、丁度4年前。温泉地で起きた毒ガス事件の話だったぐらいの記憶で、今作の主人公となる円華の名前もとんと...

『ラプラスの魔女』の前日譚。 過去に刊行した作品より前の物語という、このような形式が著者は好みなのか。マスカレード・ホテルも、このようなスタイルだった。 『ラプラス…』を読んだのは、丁度4年前。温泉地で起きた毒ガス事件の話だったぐらいの記憶で、今作の主人公となる円華の名前もとんと忘れてしまっていた。 今作は、その円華の特殊能力が発揮される連作短編集。 彼女の特殊能力についても、理系の著者らしく、「流体の挙動を直観的に、かつ総合的に把握する能力だ」と、解説する。 第1章から第4章まで、彼女はその能力で、ベテランのジャンパーや、プロ野球のピッチャーの手助けをする。 第5章は、『ラプラスの魔女』の冒頭場面と重複する内容であり、そこに何か意味があるのだろうか。

Posted byブクログ

2021/04/01

読み始めてすぐに「またこれか」と思った。「ラプラスの魔女」が今ひとつだったので。この作品も同様。「いつものパターンでいっちょあがり」という感じ。「ラプラス」の内容を覚えてなかったので後で読み返してみたら、かなり関連してたな。復習してから読むべきだったか。

Posted byブクログ

2021/03/31

第2章までと第3章以降で雰囲気が変わり、第5章は全く別物。どれも良い話ではあるのだが、「ラプラスの魔女」との関連付けがちょっと無理矢理っぽい。まあそれでも言わずもがなの読み易さ。通勤途中や隙間時間でサクッと読み切るにちょうどよかった。

Posted byブクログ

2021/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画「ラプラスの魔女」の宣伝的な位置づけだと思いつつ読みましたがまさしくその通り(笑)。ただ、最後の2話はなかなか良かったです♪前作「ラプラスの魔女」はナビエ–ストークス方程式が出てきた事くらいしか記憶にない感じで東野圭吾さんの作品の中ではつまらない部類に属する感じでしたが、最後の2話を読んだらもう一度読み返してみたくなりました☆

Posted byブクログ