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魔力の胎動 の商品レビュー

3.4

164件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    78

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

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2024/04/21

成績不振に苦しむスポーツ選手、植物状態の息子に向き合えない父親など、悩みを抱え挫けかけた人々。前作と違いサスペンス的な要素は少なく、ポジティブな方向に円華の力が使われ光が見えていく過程が面白かった。こういう使われ方なら、彼女の力も悪くない。最後に「ラプラスの魔女」に繋がっていく構...

成績不振に苦しむスポーツ選手、植物状態の息子に向き合えない父親など、悩みを抱え挫けかけた人々。前作と違いサスペンス的な要素は少なく、ポジティブな方向に円華の力が使われ光が見えていく過程が面白かった。こういう使われ方なら、彼女の力も悪くない。最後に「ラプラスの魔女」に繋がっていく構成なのでまた「ラプラスの魔女」を読み返したくなった。

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2024/04/18

面白かった。だがこれは同性愛の物語だ。吐気がする展開だか嫌味は無い。 多分東野も同性愛者だったと思う。

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2024/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『ラプラスの魔女』前日譚。短編5つ。 東野圭吾的だということを考えると☆4つはやや甘めですが、短編だけどよく纏まっていて面白かったので。「ラプラスの魔女」自体をちょっと忘れかけてたので、引っ張り出してきましたw。

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2024/03/05

「ラプラスの魔女」の続編。成績不振に悩むスキージャンパー、変化球を取れない新人捕手、息子が水難事故で植物人間になってしまいその事故の責任を悩み苦しむ恩師。彼らの悩みを知る鍼灸師の工藤ナユタの前に現れた不思議な娘円華。 彼女は不思議な能力を使い、挫けかけた人々を救っていく。第1章か...

「ラプラスの魔女」の続編。成績不振に悩むスキージャンパー、変化球を取れない新人捕手、息子が水難事故で植物人間になってしまいその事故の責任を悩み苦しむ恩師。彼らの悩みを知る鍼灸師の工藤ナユタの前に現れた不思議な娘円華。 彼女は不思議な能力を使い、挫けかけた人々を救っていく。第1章から3章までの悩み苦しむ人を救う円華の行動やそのきついけど真実をついた叱咤激励が良い。 円華がきつい言葉を放ちながら人々を救う話をいろんなバリエーションでもっと読みたかった。 2024年3月5日読了。

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2024/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラプラスの魔女を読み終えた後、読みました。 時間軸は、「ラプラスの魔女」の前のお話。 おー、あの時の!!となるところも多かったですが、 1つの事件を取り明かしていくというわけではなく。 いろんなストーリーがまとめられている感じ。 安定の面白さではありますが、ラプラスの魔女のドキドキ&ワクワク感と比較すると⭐️3つ。

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2024/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東野圭吾さん、大好きな作家さんなのでいつも通り一気読み。それらの本を読む時間が大変尊い。ラプラスの魔女のエピローグ的な本。羽原円華の能力、性格がよくわかる。主役は工藤ナユタ。ナユタの語源を初めて知った。かっこいい名前だなと。しかし、それは第二の名前で過去に深い傷を負っていることを知る。医学部を辞めて鍼灸師になったという経歴も面白い。特に印象に残ったのが「その流れのゆくえは」。自分の過失で家族を死なせてしまったと悩んでいる教諭を、馬鹿なことで悩んでいる、と淡々と物理で解決してしまう円華の潔さに感服。まだまだこんなエピソードを読みたい。

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2024/01/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集で読みやすかったです。 各章にナユタと円華が出てくるのですが、最後の章「魔力の胎動」だけ出てこなかった。 私は先に「魔女と過ごした七日間」を読んでしまったので、円華の事やタケオの事がよく分からなかったが、これを読んで理解できました。

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2024/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラプラスの魔女の前日譚。4章それぞれのストーリーがあり最後にどう絡み合うのか、と考えていたので何も絡むことはなく少し残念。5章はラプラスの魔女の導入部のような話しでちょっと思っていたのと違った。おもしろいけど期待していたほどではないかな。

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2024/01/20

「ラプラスの魔女」の続編(時系列的にはラプラスの魔女より前の話)となり、不思議な能力を持った羽原円華が主人公の短編集です。スランプに陥ったスキージャンパー、ナックルボールが捕球出来ないキャッチャー、不注意で息子を植物状態にしてしまった両親、最愛のパートナー兼マナージャーを失った盲...

「ラプラスの魔女」の続編(時系列的にはラプラスの魔女より前の話)となり、不思議な能力を持った羽原円華が主人公の短編集です。スランプに陥ったスキージャンパー、ナックルボールが捕球出来ないキャッチャー、不注意で息子を植物状態にしてしまった両親、最愛のパートナー兼マナージャーを失った盲目の同性愛者ミュージシャン、萎びた温泉街で硫化水素中毒で亡くなった家族の調査に来た大学教授が各章の個性的なメインキャラクターで、テンポ良くストーリーが進んで行きます。やっぱ、東野圭吾さんのミステリー、大好きだな~♪

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2024/01/18

短編集にも関わらず、それぞれの項が綺麗に繋がっていて面白かった。主人公の1人である円華の不思議な力も魅力的だが、円華の発言が的確かつストレートで気持ち良い。犯人探しをしない東野圭吾作品なので、先を急ぐことなくゆっくり読めた。

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