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白鳥とコウモリ の商品レビュー

4.2

1003件のお客様レビュー

  1. 5つ

    389

  2. 4つ

    434

  3. 3つ

    128

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    1

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2025/01/07

真相に辿り着くまでとても苦しかった。そして辿り着いた真相もまた切なくて苦しい。 罪と罰に向き合い続けた人たちのそれぞれの正義が物語の中にあった。 嘘と真実、罪と罰、絶望と希望。 被害者家族と加害者家族、どの立場でも辛く苦しいことに変わりはない。 522pあったけど、終わりに近づく...

真相に辿り着くまでとても苦しかった。そして辿り着いた真相もまた切なくて苦しい。 罪と罰に向き合い続けた人たちのそれぞれの正義が物語の中にあった。 嘘と真実、罪と罰、絶望と希望。 被害者家族と加害者家族、どの立場でも辛く苦しいことに変わりはない。 522pあったけど、終わりに近づくにつれて凄い展開でどんどん引き込まれてあっという間だった!

Posted byブクログ

2025/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの東野圭吾。エレベーターのモニターで宣伝しているのを見て読んでみることにした。 こんなに分厚いのに読みやすいから、スラスラ読めてしまうのは、さすが。 真相はどうなんだろう?というのを、ドキドキしながら読んだ。 なるほど、納得のラスト。 最後、納得したからもういい、といった美玲。なんか、ストンと腹に落ちた。 白鳥とコウモリ、白と黒、被害者と加害者があっという間に入れ替わる、オセロみたいって意味もあるのかな。 1つの心残りは全く救われなかった織恵さん。。。不憫でならないのだけど、どうにかなりませんかね。

Posted byブクログ

2025/01/04

THE東野圭吾 最初から、「あ、これは面白いぞ」と掴まれた感じがあった。どういうこと?で読み進められる! ただ長いだけに、早く先を知りたくて、この描写必要かなぁ、など個人的にだるさを感じたところもあったけど、全体的には面白かった。

Posted byブクログ

2025/01/03

罪と罰とは。悪と正義とは。言葉にすると簡単で、現実では難しい命題をいい人ばかりの登場人物で向き合わせるとてもいい本だった。

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2025/01/04

久しぶりの東野作品。 さすがと言うか、圧巻の作品だった。 どの立場だったとしても、全て納得できる心理描写。 更に、話が進むにつれ明らかになる事実は、期待を裏切らない内容。 色褪せない東野作品に次作を期待してしまう。

Posted byブクログ

2025/01/02

東野圭吾さんの作品久しぶりに読みました。 加害者の息子 倉木和真と 被害者の娘  白石美令 二人が 真実と真相を知りたいと言う信念で、探しはじめる事実がだんだん 明らかになっていく過程が 切なくて、悲しい物語で… 最後の大どんでん返しに だれも、真の悪い人は いなくて、ひとつの...

東野圭吾さんの作品久しぶりに読みました。 加害者の息子 倉木和真と 被害者の娘  白石美令 二人が 真実と真相を知りたいと言う信念で、探しはじめる事実がだんだん 明らかになっていく過程が 切なくて、悲しい物語で… 最後の大どんでん返しに だれも、真の悪い人は いなくて、ひとつの真相を隠してしまったがために、何十年も とりつかれたように人生が迷走して悲しい終わりに辿り着く因縁に ため息が出てしまいました。 その因縁を終わらせた勇気のある 二人が「罪と罰の問題」を深く考えていくなかで答えを見つけられればいいなと思いました。

Posted byブクログ

2024/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーでありながら、終盤は恋愛ちっくなところもあって楽しめた。上下があるものの長さを感じさせない物語の展開で飽きずに最後まで読める。

Posted byブクログ

2024/12/30

面白かった! 東野圭吾らしい作品。 うまくいきすぎな、素人探偵はさておき、登場人物の気持ちが痛いほど分かる。 人を見る目を問われる本だと感じる。 私には自信がない。

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2024/12/27

東野圭吾の警察ミステリー、やっぱり面白い。読みやすくて、一気に読み終えました。シリーズ化するみたいで楽しみ。ただ、個人的に題名が残念。本の中で、上手く言うなあと言っているが、動物本来の特徴からではないので、ミスリードするし、二つの動物好きに対しても失礼かと。30年経っても、手を変...

東野圭吾の警察ミステリー、やっぱり面白い。読みやすくて、一気に読み終えました。シリーズ化するみたいで楽しみ。ただ、個人的に題名が残念。本の中で、上手く言うなあと言っているが、動物本来の特徴からではないので、ミスリードするし、二つの動物好きに対しても失礼かと。30年経っても、手を変え品を変えながら続く老人を狙った詐欺。なんとかならないのかな?

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2024/12/25

途中までダラダラしてるなぁと思って読んでいたが後半の方に入ってからの急展開で読むのが止まらなかった。罪を犯した人自体が罪悪感を感じるのもそうだけどその家族にも世間の目が向けられる世の中で軽率なことはできないなと。東野圭吾の「秘密」という作品にも加害者の家族の苦悩が描かれていたが今...

途中までダラダラしてるなぁと思って読んでいたが後半の方に入ってからの急展開で読むのが止まらなかった。罪を犯した人自体が罪悪感を感じるのもそうだけどその家族にも世間の目が向けられる世の中で軽率なことはできないなと。東野圭吾の「秘密」という作品にも加害者の家族の苦悩が描かれていたが今作もそれが一つのテーマだった。また他の人を庇うという点では「容疑者Xの献身」にも似通っているのかも。 愛知で起こった事件からことが始まるが途中で愛知の描写とかがあって読みやすかった。また登場人物に同じ名前の人がいてそれも読みやすさの一つになった。

Posted byブクログ