春待ち雑貨店 ぷらんたん の商品レビュー
いかにもすてきな手作りアクセサリーの描写があり、わたしは好きです!ただ、手芸好き的には、もうちょいほっこり系でもよかったかな…「手作りの春」なんか、ちょーっとそこまでやらないでほしいドロドロした感じもありました。ま、好き好きではあります。
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ハンドメイド雑貨店「ぷらんたん 」には、恋愛や仕事の悩みを抱えた人々が訪れる。店主の巴瑠も、ある秘密と闘っている。 日常ミステリー。人の弱さ、脆さもあるけれど、懸命に生きていく大切さと人の強さを感じた。
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岡崎琢磨先生の良さが充分発揮された良い本でした。 基本的にやってることはタレーランシリーズと一緒ですね。 珈琲店がハンドメイド雑貨店に変わっただけ。 それでも安定の面白さは健在でした。 最後のオチがもっとインパクトが強かったら良かったです。
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同作者さんの『珈琲店タレーランの事件簿』を読んだことがあったので、この本を手にとってみました。 心がほっと温かくなるようなお話でした。 物語の1番初めに主人公について明かされるのが意外。
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タレーランの岡崎さんの作品です。 もう春ですねってことで読んでみた。 日常の謎の名手だけあって、それを含みながら、人それぞれが抱える悩みを優しく語っていく。 無いものばかりが目に行き、どうしても手に入らないものを羨ましく思う。 狂おしい程の人の感情がどうか優しい春の風に吹...
タレーランの岡崎さんの作品です。 もう春ですねってことで読んでみた。 日常の謎の名手だけあって、それを含みながら、人それぞれが抱える悩みを優しく語っていく。 無いものばかりが目に行き、どうしても手に入らないものを羨ましく思う。 狂おしい程の人の感情がどうか優しい春の風に吹かれますように。
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京都の話なのに京都らしさはほぼなかったような。。。そこは特に大事なとこではないからいいのかしら。 事件らしい事件は起きないけど、日々暮らしてる人からしたら「そりゃ事件でしょ」と言われるような事柄を解決していくようなそうでないような。。。なのですぐ読めてしまう。 個人的には別れのメッセージを暗号で送るようなやつやデリケートゾーンにタバコ押し付ける奴とか、胸糞すぎてちょっと消えてほしいくらいなんだけど、まあそいつらの存在は気にするだけ無駄というか、なんというか。それよりも前向いて歩いていくことの方がよっぽど大事。 冒頭の話どっかで読んだなーと思ったら10年交差点の話だった。そうだそうだ、これをきっかけに読もうと思ったのだった。
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1人の女性の繊細且つ強く生きている事をなぞった作品で私はとても感銘をうけた 生きる事を色んな意味で考えさせられた
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京都の小さなハンドメイドアクセサリーのお店「ぷらんたん」の店主北川巴瑠と、彼女の恋人や友達、お店を訪れる人たちとの関わりの中で持ち上がってくる様々な日常の謎を解く連作ミステリー。綺麗な表紙に惹かれて手に取ってみて、ほのぼの系かな?軽いノリで読めそうかも…と読み始めたのですが、なか...
京都の小さなハンドメイドアクセサリーのお店「ぷらんたん」の店主北川巴瑠と、彼女の恋人や友達、お店を訪れる人たちとの関わりの中で持ち上がってくる様々な日常の謎を解く連作ミステリー。綺麗な表紙に惹かれて手に取ってみて、ほのぼの系かな?軽いノリで読めそうかも…と読み始めたのですが、なかなかに辛い事情を抱えた人の深い内面に切り込んでいて、予想以上に読み応えがありました。 ひょっとしたら私の知っている誰かにも、キラキラして見えるあの人にも、表立って言えない秘密があるのかもしれない。人知れず抱えている痛みがあるかもしれない。そんなことを改めてしみじみと感じさせてくれました。傷ついた、と心を閉ざすことは容易いけれど、それでも諦めずに人や物事と向かい合うことで訪れる春ってあるのですね。
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柔らかい作風の本かなと思って読んでみたら、内容は重く。 主人公と恋人の不幸な体質に始まり、短編から綴られる様々な事件も。 日常ミステリーと呼ぶには読了があまり良くはなかったかな。 ひとつのミステリーとして面白く読みました。 最後の最後は救いのある終わり方でよかったかなとも。
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クローバー 違和感に蓋をし続けてるのを想像したら苦しい気持ちになった レジンの空 手作りの春 すべての作品が人が死なないミステリー こういうジャンルがあってもいいなあ〜!と思った
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