うしろむき夕食店 の商品レビュー
温かくて美味しそうなお話でした。 それぞれみんな、 いろいろ人生につまづいたり、 迷ったりした時に、美味しいご飯と温かい会話があれば、 少し進む道が見えたり前向きな気持ちになっていたりするものです。 この本のお料理は、本当に、 とても美味しそうで、出来たてのにおいが漂ってくる感じ...
温かくて美味しそうなお話でした。 それぞれみんな、 いろいろ人生につまづいたり、 迷ったりした時に、美味しいご飯と温かい会話があれば、 少し進む道が見えたり前向きな気持ちになっていたりするものです。 この本のお料理は、本当に、 とても美味しそうで、出来たてのにおいが漂ってくる感じが食欲をそそります。 おみくじの言葉の後押しもみんなの気持ちをほんの少し温かく灯してくれて…。 登場人物も個性豊かで、魅力的な人ばかり。 隠れ家的なこういうお店に私も出会えたらいいなぁと、心ほんわかじんわり温まりました。
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こんなお店が近くにあったら絶対通うなあ どのお料理もお酒も美味しそう 悩んだ時はうしろむきになって、自分の歩んできた道を信じようと思う 幸せは自分でつくるもの!
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“うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。きりりと白髪をまとめた女将の志満さんと、不幸体質の希乃香さんが元気に迎えてくれる。 お店の名物は「料理おみくじ」。 今宵の食事も人生も。いろいろ迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。(あらす...
“うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。きりりと白髪をまとめた女将の志満さんと、不幸体質の希乃香さんが元気に迎えてくれる。 お店の名物は「料理おみくじ」。 今宵の食事も人生も。いろいろ迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。(あらすじより) ---------------------- 料理が出てきて、読みやすくて、でも奥行きがあって、ストーリーがしっかり組み立てられている、まさに私好みの1冊。 短編ごとに主人公は違うけれど、みんなが繋がっていて伏線になっていて、最後はハッピーエンドという流れ。 心穏やかに読みたいときにぴったり。
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一見さんは何故かなかなか辿り着けず不思議な何かに導かれる、悩みを抱えててもおみくじ料理を食べれば前向きになれる「後ろ向き夕食店」。 何事も考えようってことに尽きるんだけど、美味しそうな料理と少しずつ前向きになる様子は、実は私たちの身近にある日常に他ならない。 家族にもっと美味しい...
一見さんは何故かなかなか辿り着けず不思議な何かに導かれる、悩みを抱えててもおみくじ料理を食べれば前向きになれる「後ろ向き夕食店」。 何事も考えようってことに尽きるんだけど、美味しそうな料理と少しずつ前向きになる様子は、実は私たちの身近にある日常に他ならない。 家族にもっと美味しいものを作ってあげたい、それが少しでも元気の栄養素になったら嬉しい。今日はいつもより心を込めて夕食を作ってみよう。そんな気持ちになりました。 「縁談きながにビーフシチュー」の話が一番好きだった。
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うしろむき夕食店は人生に躓いたり挫けそうになった人々がそこのお食事を食べることで前向きになっていくという優しいお話でした。幸せというのは誰かから与えてもらうのではなく自分で作り出すものというメッセージが響く。
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うしろむき夕食店? なに? どんな本なの? と、???な気持ちで手に取った。 読後感 なかみは後ろ向きではなく、前向きでした。 美味しいものを食べると、人は幸せになるんだね もちろん美味しいだけでなく、料理を作る人の心がこもっていることが大事ですがね。
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しあわせは、自分でつくるもの。 人にしてもらうものじゃない。 印象に残った言葉です。 どんなときも、食べることは続けなくてはならない。料理がほんとに美味しそうに感じる本です。
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古内一絵さんのマカンマランを彷彿とさせる美味しいご飯と生き直しのお話し。ご飯ものが増えたね。おみくじと話しのつながりがやや弱いか。
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大きな特別なきっかけを与えるわけではなく、お店を訪れた人達が縁やタイミングを自分で感じ選び取って良い方向に向かって行く。周りの人との繋がりが温かいし、美味しそうな料理の描写もあわせて終始ほっこりと読めてとてもよかった。おみくじで料理を選ぶなんて素敵。
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安心して読める一冊。 美味しそうな料理と優しい人々。 五つの短編はうしろむきになってる人が、最後にはうしろむき夕食店のおみくじのように幸せになってくれる。 ほっと一息したいときに読むと良いかも。
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