超短編！大どんでん返し の商品レビュー

アンソロジー(著者),田丸雅智(著者),辻真先(著者),夏川草介(著者),西澤保彦(著者),似鳥鶏(著者),法月綸太郎(著者),東川篤哉(著者),深緑野分(著者),柳広司(著者),米澤穂信(著者),青柳碧人(著者),乾くるみ(著者),乙一(著者),恩田陸(著者),門井慶喜(著者),北村薫(著者),呉勝浩(著者),日明恩(著者),小学館文庫編集部(編者)

2021/08/15

各掌編が4頁程度なのでサクサク読めます。執筆陣がこれでもかと多岐にわたっていて凄い。
乾くるみ先生→現代だからこそのイヤ～～～～な感じ…。すごい…。
蘇武健一先生→あ、ある意味いい話…なのか？？？
似鳥鶏先生→荒唐無稽さが良き。武井壮さん主演で映像化してほしい、世にも～～とかで。
米澤穂信先生→よねぽ、こういうチャームなのも書けたのね…。これも映像化できそうだなあ。
日明恩先生→怖い…星新一とか赤川次郎的怖さ…。
田丸雅智先生→SF枠。こんな未来が来てしまったら…気持ち悪いな…。
辻真先先生→これも一種の怪談…なのかな？？
井上真偽先生→ああ～～～～そっちか！！これも映像化できそうだ…主演星野源、オチの女性がどんぎつねさん系吉岡里帆で。絶対合う(2つの意味で)
東川篤哉先生→これも映像化したら更に面白そうだな…。オチのおかしみは絵付きで見たい…。
葉真中顕先生→リアルが一番怖いよねってオチが一番怖い…。
法月綸太郎先生→ウワァ…って絶望声がリアルに出そうなオチ。読後感の悪さピカイチ。
呉勝弘先生→あ、ありそうありそう…。
翔田寛先生→これも読後感悪いな～～！！！この後の展開も最悪っぽくて怖い。
下村敦史先生→これも現代的だな～～～ありそうありそう。ってかあるあるなのかな…。
上田早夕里先生→怪談…と見せかけてSF枠。こういうオチって斬新だな…面白い。
白井智之先生→現代のほとんど首なしニック。
西澤保彦先生→やっぱりどうしても品がない感じになるんでしょうか…？？
恩田陸先生→これは分かりやすいよな？？
深緑野分先生→普通に語源の昔話でありそう。
大山誠一郎先生→ちょっとだけアンジャッシュ感。
青崎有吾先生→隠す気ねえだろその不倫…。
青柳碧人先生→今度は西遊記と来たか…。なんか…いい話っぽかったな…。
伽古屋圭市先生→スタンダードどんでん返し。
柳広司先生→海外の短編ぽい。
北村薫先生→まさかのノンフィクション…なのかな？？
夏川草介先生→まさかの棚ぼたEND
乙一先生→そうだったそうだった乙一といえば悪びれのない犯人オチ…。
門井慶喜先生→ああ～～…でも実際に日本史にありそうな話だよな…。
曽根圭介先生→露骨なんだけど怖いな。
長岡弘樹先生→何かと話題の「教場」掌編。スタンダードなどんでん返しだったけど、感慨深し。

2021/08/13

はじめてのショートショート。すきま時間や空き時間にサクッと読めてよかった。色んな方の全員違う世界観を味わえてよかった。執筆とは本当に十人十色なんだなーとしみじみだが驚いた。そしてうまく騙されたり、意表をつくオチがあったりの作品も多く見受けられた。一方でまだまだ私の読解力と脳力では全く理解がおぼつかないものもあった。これからも日々読書に勤しみたいと再実感。

個人的に好きだったのは
「なんて素敵な握手会」「白木の箱」「「花火の夜に」「硬く冷たく」「your name」

また続編を期待したい。

2021/08/03

超短編なので隙間時間にちょいちょい気軽に読めて良かったです。あっという間に結末になるのでオチを見てしまわないよう視線のやり場に気を使いました。面白いのもいくつかあって、米澤穂信、葉真中顕、呉勝浩、大山誠一郎のが好みでした。

2021/07/14

テイストが違う30編が収録されています。超短編なので、ん？と首を傾げることもしばしば。面白いのも何編かありましたが、個人的にはやっぱり土台をしっかり作った上で最後にそれがひっくり返る、長編のどんでん返しが好きだとわかりました。

2021/07/12

【収録作品】「なんて素敵な握手会」乾くるみ／「トカレフとスタンウェイトダルエスサラーム」蘇部健一／「vsパンダ」似鳥鶏／「白木の箱」米澤穂信／「愛妻へのプレゼント」日明恩／「骨なし」田丸雅智／「忘却とは」辻真先／「或るおとぎばなし」井上真偽／「早業殺人に必要なもの」東川篤哉／「究極の密室」葉真中顕／「親友交歓」法月綸太郎／「花火の夜に」呉勝浩／「墓石」翔田寛／「人を憎んで罪を憎まず」下村敦史／「白い腕」上田早夕里／「首の皮一枚」白井智之／「ちゃんと聞いてる？」西澤保彦／「トワイライト」恩田陸／「どんでんがかえる」深緑野分／「硬く冷たく」大山誠一郎／「your name」青崎有吾／「掌編・西遊記」青柳碧人／「籠城　オブ・ザ・デッド」伽古屋圭市／「阿蘭陀幽霊」柳広司／「激しい雨」北村薫／「不運な患者」夏川草介／「電話が逃げていく」乙一／「消費の対象としての尊王」門井慶喜／「尋問」曽根圭介／「最後の指導　『教場０　刑事指導官・風間公親』外伝」長岡弘樹
　「どんでん返し」と銘打ったうえ、2000字なので、知っている作家さんだとある程度結末を予測できてしまうのだが、それでも、きれいに落としている作品もあり、読み応えは十分。

2021/07/11

ショートショートってだいたいどんでん返しなので、ぼんやり読んでると大事なとこを見逃しがち。最初の乾さんみたいな設定の思い込みで騙されるタイプの話が好き。

2021/07/10

3分で読める！

サクッと読める短編集。ややブラックなものが多いのはオチをつけるとなったらその方が書きやすいからなのか、メンバーの個性なのか。

2021/07/04

一話４ページの超短編、どんでん返しアンソロジー。
最初の話が一番面白かったかな。

ホントに短いのでサクッと読めます。

2021/06/22

2000字で世界が反転する！驚愕の30編

タイトル、紹介文の通り、大満足な一冊。
２，３編はちょっとオチがわからないものもあったけど、そこはこだわらない(笑)

知っている作家さん、それぞれ短編の中に個性がぎゅっと詰まっていて、さすが！の一言です。

2021/06/19

なんて素敵な握手会が一番オチが分かりやすく面白いと思えたが他の作品も短いながらも良いなと思える作家さんの作品が多くて素直に凄いと思った。でも個人的にはオチが分かりやすい話の方が良かった。