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ひきこもり図書館 の商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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2024/04/29

仕事も散々な状態でコロナになり鬱々としていて引きこもりたいと思って手に取った本。 病床生活からの一発見 萩原朔太郎作 何よりも良いことは病気が一切を諦めさせてくれることだ。•••健康の時、私は絶えず退屈している。なすべき仕事を控えて、しかもそれに手がつかないから退屈するのだ。とこ...

仕事も散々な状態でコロナになり鬱々としていて引きこもりたいと思って手に取った本。 病床生活からの一発見 萩原朔太郎作 何よりも良いことは病気が一切を諦めさせてくれることだ。•••健康の時、私は絶えず退屈している。なすべき仕事を控えて、しかもそれに手がつかないから退屈するのだ。ところが病気をしてから、この不断の退屈感が消えてしまった。

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2024/02/03

⁡⁡悲喜交々⁡ ⁡⁡ ⁡ってな事で、頭木弘樹 編の『ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語』 ⁡ ⁡◎萩原朔太郎「死なない蛸」 ◎フランツ・カフカ「ひきこもり名言集」 ◎立石憲利「桃太郎――岡山県新見市」 ◎星新一「凍った時間」 ◎エドガー・アラン・ポー「赤い死...

⁡⁡悲喜交々⁡ ⁡⁡ ⁡ってな事で、頭木弘樹 編の『ひきこもり図書館 部屋から出られない人のための12の物語』 ⁡ ⁡◎萩原朔太郎「死なない蛸」 ◎フランツ・カフカ「ひきこもり名言集」 ◎立石憲利「桃太郎――岡山県新見市」 ◎星新一「凍った時間」 ◎エドガー・アラン・ポー「赤い死の仮面」 ◎萩原朔太郎「病床生活からの一発見」 ◎梶尾真治「フランケンシュタインの方程式」 ◎宇野浩二「屋根裏の法学士」 ◎ハン・ガン「私の女の実」 ◎ロバート・シェクリイ「静かな水のほとりで」 ◎萩尾望都「スロー・ダウン」 ◎頭木弘樹「ひきこもらなかったせいで、ひどいめにあう話」⁡ ⁡⁡ ⁡ハン・ガンさんの私の女の実が良かったな。 うん、良かった ⁡⁡ ⁡あとのやつは、ぼやぁ~と読んどったんでうる覚え ⁡⁡ ⁡星さんのやつじゃったかな、ひきこもりって1人じゃ出来ないんよね。⁡ ⁡⁡衣食住どれも他の誰かがサポートしないと出来ないって。 ⁡ ⁡ある日突然人類が自分1人になったら、それはもうひきこもれない。⁡ ⁡全て自分で何とかせんといけん世界になる。⁡ ⁡1人の世界に成りたいのを望んでたけど実際そうなったらどうなんじゃろね ⁡⁡ ひきこもりの感情がわしには分からんから、何とも言えんけど ⁡⁡ ⁡もし、わしがひきこもりになったら周りのサポートに感謝しながらひきこもろう ⁡⁡ ⁡2022年46冊目

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2023/09/22

今、外に出るのが億劫なので「部屋から出られない人のための」という副題に惹かれて手に取った。ひきこもりの経験もあるが、編者の方のように長くはないせいか、あまり響かなかった、それとも今、私の心が何かを受け取る余裕がないのかもしれない 『雨月物語』の「吉備津の釜」が面白かったので、『...

今、外に出るのが億劫なので「部屋から出られない人のための」という副題に惹かれて手に取った。ひきこもりの経験もあるが、編者の方のように長くはないせいか、あまり響かなかった、それとも今、私の心が何かを受け取る余裕がないのかもしれない 『雨月物語』の「吉備津の釜」が面白かったので、『雨月物語』を読んでみたいなあと思った

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2023/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目次 ・死なない蛸 萩原朔太郎 ・ひきこもり名言集 フランツ・カフカ ・桃太郎 岡山県新見市 立石憲宗・編著 ・凍った時間 星新一 ・赤い死の仮面 エドガー・アラン・ポー ・病床生活からの一発見 萩原朔太郎 ・フランケンシュタインの方程式 梶尾真治 ・屋根裏の法学士 宇野浩二 ・私の女の実 ハン・ガン ・静かな水のほとりで ロバート・シェクリイ ・スロー・ダウン 萩尾望都 ・ひきこもらなかったせいで、ひどいめにあう話 頭木弘樹 部屋から出たくない人ではなく、出られない人のためのアンソロジー。 書かれているのは、なんらかの状況に閉じ込められて出ることができない人、または蛸。 『死なない蛸』は見開き2ページのほんの短い小説なのだけど、それを読んでいるときに、ふと子どもの頃によく歌っていた「ひとくい土人のサムサム」って歌を思い出した。 いろいろと今の時代にはアウトの曲ですが、谷川俊太郎の詩と寂しいメロディーがそうさせたのかしら。 『赤い死の仮面』は、死に至る感染症から逃れるために引きこもる話。 あら、最近の出来事みたいじゃない? なんて思って読んでいたけれど、現実よりはるかに怖い顚末でした。 『フランケンシュタインの方程式』は、あらすじを見て、これは『冷たい方程式』の系列の話だなとすぐに分かったので、自分なりにフランケンシュタインをイメージしてストーリーを予想しました。 結論としては、私のは『フランケンシュタイン』ではなく『占星術殺人事件の方程式』でした。 あはは。 タイトルがネタバレなのに、「そうきたか」というところに落とすのは、さすがプロ。 『屋根裏の法学士』ってタイトル見て、江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』のオマージュかと思ったら、乱歩の方が宇野浩二のファンだったのね。 で、この主人公って、中二病じゃん。 大正時代にもいたのね、こういう人。 一番閉塞感が強く感じられたのが『私の女の実』。 夫は妻の身体に痣が出来ていることに気づきもしなかった。 病院に付添うこともなかった。 自由にここではないどこかへ行きたかった妻を縛り付けているという自覚もなかった。 結局どこへも行けなかった妻は、ようやく夫に優しく世話をされるようになる。 それは解放?復讐?それとも…。 家族との縁が薄かった夫が最後に感じたのは喜び?悲しみ? いかようにも読める、懐の深い小説でした。 『スロー・ダウン』 深い孤独と現実感の喪失。 体験したことないはずなのに、すっと心になじんでいくような気がするのは、絵の力なのだろうか。 私は耐性がある方だと思うけど、実際被験したらどうなるのかなあ。 考えると、怖い。

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2022/12/30

「ひきこもり」という言葉から一般的に想像するのとは違う、入院や宇宙船内での生活を含めた「社会から遮断された生活」をしている人々の話。 「部屋から出られない人のための12の物語」という副題がついていますが、病気や宇宙船内、そして自らの意志によるひきこもりであれば本も読めると思いま...

「ひきこもり」という言葉から一般的に想像するのとは違う、入院や宇宙船内での生活を含めた「社会から遮断された生活」をしている人々の話。 「部屋から出られない人のための12の物語」という副題がついていますが、病気や宇宙船内、そして自らの意志によるひきこもりであれば本も読めると思いますが、育児中に外に出られなかったときは、本を読む余裕なんてなかったなあ、と思います。 病気も私の場合は目だったので、やはり本は読めませんでしたが。 元教え子を訪ねて韓国(ソウル)に行ったとき、教え子家族が住んでいる高層マンション群に泊めてもらったので、韓国文学の「私の女の実」の妻の気持ちが一番理解できた気がします。 また、「鬼退治に行かない桃太郎」も面白く、 紹介されていた『桃太郎話 みんな違って面白い』を読んでみたいです。 SFはやや苦手ですが、「フランケンシュタインの方程式」は面白かった! 萩尾望都の「スロー・ダウン」。「手の感覚」は私には理解できませんが、「感覚遮断実験」は興味深い。 日本に住んでいると、ほぼ日の出から一日が始まりますが、緯度の高い地域で、まだ暗いうちから学校が始まったり、まだ明るいのに寝る時間だったり、不思議な気持ちを味わったこともあります。それはじきに慣れましたが、閉じ込められた真っ白な空間だったらどうでしょう。 いろいろなジャンル、しかも時代や国の異なる話がつまっているので、普段なら手を出さないような話もとりあえず読んでみることができたのはよかったと思います。

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2022/12/06

ひきこもりのアンソロジー。 ひきこもりを否定することはない。 なんらかの事情があるのだから…。 出たくなければ出なくてもいいじゃないか、と思うほうである。 自分もいつ、突然に引きこもるかもしれないわけで。 それは、わからない。 ひきこもらずに一生を終えるかもしれないし…。 どう...

ひきこもりのアンソロジー。 ひきこもりを否定することはない。 なんらかの事情があるのだから…。 出たくなければ出なくてもいいじゃないか、と思うほうである。 自分もいつ、突然に引きこもるかもしれないわけで。 それは、わからない。 ひきこもらずに一生を終えるかもしれないし…。 どうなるかはわからない。 たとえば、萩原朔太郎の「死なない蛸」は、存在しないものと思われると悲しいが、魂はある。 たしかにそこに居る、自分がわかってれば良いじゃないかと思わせる。 想像以上のかなり上をいくのが、ハン・ガンの「私の実」である。植物で活きた心地になるならばそれを完成形というのだろうか。 萩尾望都の「スロー・ダウン」は、感覚遮断実験を描いているが、特に手の感覚の凄さをあらわしている。 誰かの手に触れることですべての機能が目覚めるかのような…。 意識しなくとも握るという感覚は、ずっと残るのだろうか。 とても不思議な感覚で読み終えた。

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2022/11/13

私は、高校中退後に何年か引きこもり状態でいたことがあり、その時は本当に最悪だった。 人間不信に加え、大学で何か学びたいわけでもなく、かといって、やりたい仕事もなく、ただ推理ものやファンタジー小説を読んでいただけの日々に、これも生きているということになるのだろうかと、思ったものだ...

私は、高校中退後に何年か引きこもり状態でいたことがあり、その時は本当に最悪だった。 人間不信に加え、大学で何か学びたいわけでもなく、かといって、やりたい仕事もなく、ただ推理ものやファンタジー小説を読んでいただけの日々に、これも生きているということになるのだろうかと、思ったものだ。 そんな事があったもので、もしその時に本書を読んでいれば、果たしてどうなっていたのかということに興味を持ち、本書を読んでみたわけなのだが、まず惹き付けられたのは、カフカの「ひきこもり名言集」と、宇野浩二の「屋根裏の法学士」だった。 ただ、カフカは正直ざっくりし過ぎた表現が響かなかったが、宇野浩二は良かった(両者の共通点は、ひきこもりに正しいも間違いもないということ。まあ本人の責任は伴うが)。 読んでいて、思わず想像してしまう、そのダラダラ感と太々しさ。けれども、おそらくそれは彼自身の虚構と精一杯の見栄であり、本音は切ないものも秘めていたのだろうなと感じさせる、その心情に胸が締め付けられて、大正7年当時に書かれたというのも、とても励みになった。 また、萩原朔太郎の作品が二点収録されていたことも印象的で、「死なない蛸」は、彼自身、周りから謂れのない距離を置かれていたことに対する、存在価値の普遍性を吐露したように感じさせ、「病床生活からの一発見」は、正岡子規の無味平坦な歌への理解にも共感したが、それ以上に、侮辱された一婦人の為に腹を立て、悲しくなって泣いたエピソードに彼の優しい人柄を感じさせ、昔読んだ、鯨統一郎の「月に吠えろ!」を思い出した。 そして、星新一の「凍った時間」は、ムントの無表情な表情の奥に垣間見える、心と涙に胸を打たれ、見た目だけで判断される悲しみは、まるで障害者に対するそれのようにも思われ、梶尾真治の「フランケンシュタインの方程式」は、一転してコントを観ているような面白さが印象深いが、所々のブラックな味付けで軽い内容にはしておらず、ポーの「赤い死の仮面」(品川亮の新訳)は、自分の事だけ考えていると、こうした報いを受けるといった教訓ものっぽく見えたのが、ポーの作品にしては意外に感じられた。 それから、ハン・ガンの「私の女の実」は、『ここではないどこかへ』ということの、夢と現実の辛さを思い起こさせる一方で、一欠片の自由も感じさせた、私にはとても沁みる内容で、このアンソロジーの為に初訳してくださった、斎藤真理子さんには感謝しないといけない。 最後に、まさかここで初読みできるとは思わなかった、萩尾望都の漫画、「スロー・ダウン」。 そこには極限状況に置かれた者しか分からないような、確かな真実の在処を教えてくれた気もしたが、それとは別に、ここでの『手』の存在には、おそらく当時の私にとっても、誰かに差し伸べて欲しかったと思わずにはいられなかった、確かな真実の訪れのようにも感じられた。

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2022/03/05

私が想像していた「ひきこもり」とはだいぶ違い、「ひきこもり」の範囲内が広い。 宇宙船の中や、実験室の中など、引きこもらずにはいられない状況も含まれている。 「私の女の実」は読んでいて意味がよく分からず、解説を読んでやっと納得出来た。その上でやっと、こういう意味でのひきこもりなのか...

私が想像していた「ひきこもり」とはだいぶ違い、「ひきこもり」の範囲内が広い。 宇宙船の中や、実験室の中など、引きこもらずにはいられない状況も含まれている。 「私の女の実」は読んでいて意味がよく分からず、解説を読んでやっと納得出来た。その上でやっと、こういう意味でのひきこもりなのかと。 ぶっ飛んだSFもあり、まぁ楽しめたけど、このタイトルは何となく違う気がした。

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2022/02/25

【収録作品】ひきこもっている間に忘れられる-散文詩 「死なない蛸」 萩原 朔太郎/ひきこもり願望-ドイツ文学「ひきこもり名言集」 フランツ・カフカ(Kafka,Franz)  選訳/頭木 弘樹 /鬼退治に行かない桃太郎- 昔話「桃太郎 岡山県新見市」 編著/立石 憲利/差別...

【収録作品】ひきこもっている間に忘れられる-散文詩 「死なない蛸」 萩原 朔太郎/ひきこもり願望-ドイツ文学「ひきこもり名言集」 フランツ・カフカ(Kafka,Franz)  選訳/頭木 弘樹 /鬼退治に行かない桃太郎- 昔話「桃太郎 岡山県新見市」 編著/立石 憲利/差別によるひきこもり-ショートショート「凍った時間」 星 新一/感染を避けるためのひきこもり-アメリカ文学「赤い死の仮面 The Masque of the Red Death」 エドガー・アラン・ポー(Poe,Edgar Allan) 新訳/品川 亮/ひきこもりによる物の見え方・感じ方の変化-エッセイ 「病床生活からの一発見」 萩原 朔太郎/部屋から出られない苦しみ-日本SF小説「フランケンシュタインの方程式」 梶尾 真治/ニートのつぶやき-大正文学「屋根裏の法学士」 宇野 浩二/ひきこもりと植物-韓国文学「私の女の実 내 여자의 열매 」 ハン ガン (韓 江)  初訳/斎藤 真理子/究極の孤独-アメリカSF小説「静かな水のほとりで Beside Still Waters」 ロバート・シェクリイ (Sheckley,Robert) 新訳/品川 亮/ひきこもり実験の結果-漫画「スロー・ダウン」 萩尾 望都/番外編「ひきこもらなかったせいで、ひどいめにあう話」 頭木 弘樹

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2022/02/04

ロバート・シェクリイの名があったので手に取ったが、「人間の手のまだ触れない」で読んでいた作品だった。 編集者の頭木弘樹氏の解説で、このコロナ禍、「絶望図書館」の次はこの「閉じこもり図書館」です、とあり、閉じ込められた状態、の作品を氏の観点で集めたのだった。氏自身、大学生の時に難病...

ロバート・シェクリイの名があったので手に取ったが、「人間の手のまだ触れない」で読んでいた作品だった。 編集者の頭木弘樹氏の解説で、このコロナ禍、「絶望図書館」の次はこの「閉じこもり図書館」です、とあり、閉じ込められた状態、の作品を氏の観点で集めたのだった。氏自身、大学生の時に難病になり寝たきりになったとある。氏の小説観は、まずは自分にひきよせて読むこと、自分にとってどういう風に読めるか、そこが肝心なのだという。 「凍った時間」星新一 (「ちぐはぐな部品」所収) 工場で事故にあい、脳以外は機械になったムント。ロボットは全部が機械だが、ムントのようなのはサイボーグなのだという。顔はプラスチック、声も合成、人々の好奇の目に耐えられず地下で暮らしている。ある日電話も不通、TVも映らなくなり地上に出ると、革命軍が反乱を起こし、人々は一定時間気を失っている。目にさらされなくなったムントは久しぶりに外の空気を吸うが・・ 最初から最後まで悲しい空気、っていうのは星新一にはめずらしい。 「フランケンシュタインの方程式」梶尾真治 (「地球はプレイン・ヨーグルト」所収) 二人乗り宇宙船で火星へ荷物を運んでいるが、酸素ボンベが故障し、1人分の空気しかなくなった。そこでとった方法とは・・ 二人の会話で、自分達の状態を古典SFの「冷たい方程式」のケースだとあり、ほかに「解けない方程式」、「たぬきの方程式」、「破砕の方程式」もあるんですよ、というのが出てくる。「破砕の方程式」は読んでいた。ここがちょっとおもしろかった。 「スロー・ダウン」萩尾望都 (「半神」所収) 何十年振りかで読む萩尾望都。ひとりで密閉空間にいる、という実験をしている青年。 「静かな水のほとりで」ロバート・シェクリイ(アメージング1953.11月号 「人間の手のまだ触れない」に収録されていた。) 閉じこもりというと、すぐ回りに人がいるのに自分ひとりだけ狭い空間に、というのを想像するが、これは、ある星に男とロボットだけ、男はロボットに会話を教え、長い年月を暮らす。宇宙空間の、この星に1人なのだ。 ほかにポー「赤い死の仮面」、宇野浩二「屋根裏の法学士」(「中学世界」大正7年10月)など 2021.2.5発行 図書館 「冷たい方程式」トム・ゴドウィン(アスタウンディング1954 ) 「解けない方程式」石原藤夫(SFM1968年4月号掲載、『画像文明』(ハヤカワ文庫)に収録) 「たぬきの方程式」(筒井康隆 SFM1970年2月号掲載、『国境線は遠かった』(ハヤカワ文庫/集英社文庫)に収録) 「破砕の方程式」アーサー・C・クラーク (1949年Thrilling Wonder Stories誌に掲載、SFM1977年3月号『前哨』(ハヤカワ文庫)、『太陽系オデッセイ』(新潮文庫)に収録。前者の訳題は『破断の限界』、後者の訳題は『ひずみの限界』、1994年映画版『スペース・トラップ』公開) 頭木さんのブログ https://ameblo.jp/kafka-kashiragi/

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