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ふだん使いの言語学 の商品レビュー

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28件のお客様レビュー

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2021/12/13

『言語学バーリ・トゥード』が面白かったので読んでみた。しっかり言語学の内容もあるのに言語学を一切知らなくても簡単に理解できるようになっている。言語学界隈はやっぱり怖いなぁ。笑主語の大きさに注意

Posted byブクログ

2021/12/05

著者Twitter: @zoeai https://twitter.com/zoeai 文春オンライン(2021.12.3): #1「俺は海賊王になる」と「海賊王に俺はなる」の違いとは? 言語学者が分析する『ONE PIECE』の名台詞にみる“文章術” https://buns...

著者Twitter: @zoeai https://twitter.com/zoeai 文春オンライン(2021.12.3): #1「俺は海賊王になる」と「海賊王に俺はなる」の違いとは? 言語学者が分析する『ONE PIECE』の名台詞にみる“文章術” https://bunshun.jp/articles/-/50090 #2「全然オッケー」は日本語としておかしい? 気鋭の言語学者が抱く“言葉の乱れ”問題についての“違和感” https://bunshun.jp/articles/-/50091

Posted byブクログ

2021/09/02

数多くの例題があり、楽しみながら日本語の感覚を確認できた.*や?の付いた文は著者の通りの違和感を持てたので、良しとしよう.「置き換えテスト」や「入れ替えテスト」を活用して、更に感覚を磨きたい.p213で紹介のあった「少納言」は早速活用を始めている.

Posted byブクログ

2021/08/23

言語学とタイトルにつく本を何冊か読んでみて、いまだに言語学という広い範囲に何が含まれているのかつかみきれていないのだけれど、この本は言語学の中でも理論言語学のエッセンスを集めた本のよう。 川添愛さんの著書はこれまでにも何冊か読んでいるけれど、わかりやすく平易に説明する技術に長けた...

言語学とタイトルにつく本を何冊か読んでみて、いまだに言語学という広い範囲に何が含まれているのかつかみきれていないのだけれど、この本は言語学の中でも理論言語学のエッセンスを集めた本のよう。 川添愛さんの著書はこれまでにも何冊か読んでいるけれど、わかりやすく平易に説明する技術に長けた方だなと感じる。 この本も、これまでのものより専門的な本なのかなと思っていたら読みやすいので一気に読めてしまい、あまりに駆け足で読み進めてしまったので、きちんと理解できているのだろうか…?と首を捻りながらページを捲ると、第4章に出てくる総復習的な練習問題で「わかるぞ…!」と、意外としっかり内容を理解できていたと達成感を得られる。まるで進○ゼミのような本。予想外に実用的で驚いた。 「ふだん使いの言語学」というタイトルが表すとおり、日常的に言葉を扱う場面で役に立つ知識を中心としてまとめられており、専門書というよりは実用書のような手触り。作文技術に特化した本というわけでもないのできっぱり実用書的な内容を求めるひとには物足りないだろうけれど、言葉のしくみや理論の解説が多めなので言葉遊びが好きな人間には考えたり想像したりしながら読み進められて楽しい。 言語学の学習者ではないので、どの程度専門的な分野に触れられているのかはわからないのだけれども、専門外の人間にとって興味を持ちやすい部分が厳選されている気がする。 これを足掛かりにもう少し詳しく言語について掘り下げたいなと知識の扉を開く入り口としてちょうど良いかも知れない。

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2021/06/20

理論言語学を修めた著者が、日本語を書く上で歪み捩れのないわかりやすい文を書くにはどうするべきかを解説してくれる。 でも、意味の取り違えのないわかりやすい日本語を書くなら本多勝一の日本語の作文技術をお勧めする。彼の主義主張には賛同しないが、この作文技術は読む価値がある。

Posted byブクログ

2021/04/25

日本語って、 面倒くさい。 でも、面白い。 自分の文章を添削される時、 相手が何を直せと言ってるのか分からない人は、 読んでみるといいのではないかと思う。

Posted byブクログ

2021/04/04

川添さんの本2冊目、これも非常に面白かった。挙げられている例文が尽く面白く、都度ハッとさせられる。私達がもつ当たり前に脳内で(都合よく)変換する脳内母国語スキル!中学生くらいの文法のテキストにもいいと思った。

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2021/03/01

読み終えてみるとタイトルの「ふだん使い」がすとんとくる。著者と同様、言語学徒として学んだことが日頃の言語活動になにかと役に立っている立場なので、一般読者としての評価・感想はむずかしいが、入門書としてはよみやすくわかりやすく、高校生、大学生のあいだに(つまり社会人になる前には)一度...

読み終えてみるとタイトルの「ふだん使い」がすとんとくる。著者と同様、言語学徒として学んだことが日頃の言語活動になにかと役に立っている立場なので、一般読者としての評価・感想はむずかしいが、入門書としてはよみやすくわかりやすく、高校生、大学生のあいだに(つまり社会人になる前には)一度はであっておいてほしい「(理論)言語学」のおいしいトピックがぎっしり詰まっていた。 言葉(空気にように当たり前にあやつれる母語)がわかったりつたわったりするしくみを意識してじっくり学んだり、自他の言葉遣いの異同をどのように捉えればいいか考えたりする機会は、現況では高校までの国語や英語、大学の語学のクラスでもほとんどないけれど、言語学を学べば学ぶほど、こういうちょっとした知識抜きでコミュニケーションや語学に困難を感じたり失敗したりしているなんてほんとにもったいないなと思ってしまうので、こういう本がたくさんの人に読まれてほしいけれど、どうやって布教すれば伝わるんだろう…(選書を手に取る層は読書人口の中でもかなり限られてしまいそうだし…)

Posted byブクログ