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大福三つ巴 の商品レビュー

3.3

16件のお客様レビュー

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2024/12/04

刷って売るを生業にする「宝来堂」が自ら大福の番付表を作り売ることに 女主人の夕と娘小春は、読者と店の両方が楽しめる番付表を目指します。理想的 大福食べたくなります。カレーフェスとかはあるけれど、大福フェスはない?やってくれないかしら

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2024/03/28

大福の番付表?と思って読み始めたけれど、面白くて一気読み。絵師、摺り師、菓子職人が登場して、色々なお仕事模様がおもしろい、江戸時代のお仕事ものストーリー。とても良かった。

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2024/01/29

大福番付を作成する物語。 番付を作る側の物語は珍しいかも。 公平性を担保するための工夫や、レイアウトの工夫が面白かった。 色んなこだわりの大福が出てきて、どれも食べたくなった。 シリーズ化してほしい。

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2023/08/14

2023.8.14 読了。 江戸の小さな版元が番付屋の作った「大福番付」が引き起こした騒動をきっかけに自分たちで番付作りに乗り出すお仕事甘味系小説。 最近江戸庶民の日常系の小説を以前よりよく読むようになったのだが、本当に火事が多いのだなぁ〜と思ったし、色々な作品を読む度に庶民...

2023.8.14 読了。 江戸の小さな版元が番付屋の作った「大福番付」が引き起こした騒動をきっかけに自分たちで番付作りに乗り出すお仕事甘味系小説。 最近江戸庶民の日常系の小説を以前よりよく読むようになったのだが、本当に火事が多いのだなぁ〜と思ったし、色々な作品を読む度に庶民の生活が少しづつ理解できる部分が増えていき情景が想像しやすくなってきた。 版元「宝来堂」のお夕、政造、小春に番付屋の長助とそれぞれキャラは確立されていたし、次々と騒動が起きるものの根っから心根の悪い人物も出てこないのでサクサクッと読めた。番付、小春の絵師と鋭い味覚、恋愛……とちょっと話題を詰め込みすぎている感はあるかな?と感じた。 肝の据わった慈悲深いお夕さんが一番好きだったかもです。

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2023/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

田牧さんの本は、食べ物と登場人物に対する愛と暖かさを感じるからいいですね。すごく好きです。 ずんだあんの大福を食べながら読みましたが、普通の大福食べたくて食べたくて!特に魚河岸のやつ!!食べたい!!!お餅が美味しそう!! 人情と愛情と甘味が存分に詰まってました! おのおのがたの恋愛模様も気になるところ。 幸せな妄想が止まりません。楽しい!

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2022/09/19

『大福』がタイトルに入っているので、最近よくある菓子職人モノかグルメモノかと思ったら板元の話。 色々な番付は今も昔も人気だが、番付屋、板元、瓦版売りの関係など面白く読む。 イベント開催の裏側の苦労も、知ってもらいたい。

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2022/08/11

弱気な番付売りが大福の番付を売ったことから事件がはじまる。初めは自分の舌で決めた番付だったが、あちこちから横槍が入るたびの刷り直しで、板元の宝来堂までとばっちりが。 中弛みのちゅうばんこそあるものの、最後はうまく占めて、微笑ましいキャラクターの活躍する新シリーズの予感。

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2022/02/07

江戸の小さな板元、宝来堂。なじみの番付屋、 長助が作った「大福番付」が引き起こした騒動に 巻き込まれ、とうとう自分たちで番付を作って 売り出すことに。「手に取ったお客も、載った 店も楽しめる」番付を作るための秘策は…。

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2021/10/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸の版元の宝来堂は、お菓子の番付で、長介作った「大福番付」に、毎度、手直しを、・・・・ そんな手直しを 請け負ったばかりに、その番付に掲載された菓子屋から、苦情が、・・・ さてさて、宝来堂の女主人 夕と姪の小春、そして摺師でもあり、彫師である政造の政や長介で、番付けを作る羽目になる。 なかなか、クレームの付いた番付に、四苦八苦する宝来堂であるが、難なく、前進していくのだが、・・・少し、凝り入り過ぎて、話が、クレームを言葉で、負かしていくのは、良いのだが、何か一つ物足りなさを感じてしまった。 砂糖も色々とあり、この時代の砂糖は、貴重であったのに、小春が、その違いがよくわかるという所も、小説上に必要なのかもしれないけど、何故か、不自然な感じもある。 絵師としての腕、そして繊細な味のわかる舌を持つ小春を描くために、書かれた小説で、番付表の日にちをずらす所も、少し不公平さも出て来るような気がしたのは、私だけであろうか?

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2021/09/15

202109/大福競うのも番付作るのも面白かった。主人公を始め登場人物達が美形ってだけで描写が薄いというか、だけど言動は自分自分の主張が強く、あまり魅力的に思えなかったのと、日をわけての競い方で平等に欠けるのが残念。

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