人間にとって教養とはなにか の商品レビュー
最低限必要な教養として、政治・経済・社会・歴史など、広く・浅くでも大切だと感じさせられました。 学びたい・知りたいと思う気持ちから、本によって読解力を鍛えたり、ネット情報の真偽、自分で考える大切さなど、向き合い方が読みやすく書かれています。 人生を豊かにする第一歩として、参考...
最低限必要な教養として、政治・経済・社会・歴史など、広く・浅くでも大切だと感じさせられました。 学びたい・知りたいと思う気持ちから、本によって読解力を鍛えたり、ネット情報の真偽、自分で考える大切さなど、向き合い方が読みやすく書かれています。 人生を豊かにする第一歩として、参考になる本だと思います。
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教養とは今まで人間が考えてきたことのすべてである。 各カテゴリに関しての考え方の大枠を示してくれている。 加えて、教養の身につけるステップを大まかに示しているので多少なりと学びはあった。 少し違う観点だと 巻末にアウトプットを推奨する記載があり、 これについては勉強系の実用書...
教養とは今まで人間が考えてきたことのすべてである。 各カテゴリに関しての考え方の大枠を示してくれている。 加えて、教養の身につけるステップを大まかに示しているので多少なりと学びはあった。 少し違う観点だと 巻末にアウトプットを推奨する記載があり、 これについては勉強系の実用書全てに書かれているので真理なんだと。
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教養とは学問である。 学問とは世界の仕組みを明らかにするものである。 それゆえに今抱えている問題は、先人たちの知恵の結集で解決できる可能性が高い。 ただ全ての問いに答えがある訳ではなく、 答えがない問いに自分のオリジナルアンサーを導き出すことができるのも先人たちの知恵が必要。 知...
教養とは学問である。 学問とは世界の仕組みを明らかにするものである。 それゆえに今抱えている問題は、先人たちの知恵の結集で解決できる可能性が高い。 ただ全ての問いに答えがある訳ではなく、 答えがない問いに自分のオリジナルアンサーを導き出すことができるのも先人たちの知恵が必要。 知恵に共感するもよし、疑って自分の視点を持つも良し。 教養が身につけばあらゆる角度でものごとを見ることができ、あらゆる立場の人とコミュニケーションができる。 革命とは前提を疑問視し新しい概念を生み出した活動のことである。 教養がある人は理性によって行動し0から1を生み出すこともできる。視野が広く、世界や人々との共存ができる。 教養がない人は本能によって行動し、利用されたり搾取される。視野が狭く、世界や人々から孤立する。
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教養をテーマに著者の考えが広く記されているが、読書至上主義的な部分などちょっとそのまま受け入れにくい印象でした。
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2023.03.28 古本屋で買った。手軽に読めるエッセイのような本だと思いました。教養はやはり大切だと思います。
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教養とは何か、なぜすぐに役に立たない教養を学ぶのか、どうして古典を読むのか。あるタイミングで読んでおいて、少しでも意識しておくと少しは立派な大人、立派な日本人になれるかもしれない。
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教養をつけたい、というより本を読んだらいいことあるらしいがよく分からん、という人にオススメしたい一冊。 本との適切な距離感を大事にしながら読書するのがいいですよーみたいな解釈を知れるいいきっかけになりそう。 全編を通して、細かな表現ゆれや思想の偏りは気になるけども、そこも合わ...
教養をつけたい、というより本を読んだらいいことあるらしいがよく分からん、という人にオススメしたい一冊。 本との適切な距離感を大事にしながら読書するのがいいですよーみたいな解釈を知れるいいきっかけになりそう。 全編を通して、細かな表現ゆれや思想の偏りは気になるけども、そこも合わせ飲みつつ読むことが大事。 なるほど教養とはこういうものなのかと理解が進むきっかけになると思うし、本を読むモチベーションにもつながりそうです(私自身はもともと読書が好きなのでこの本については内容に概ね同意です!という立場でございます)。 この本を読んで面白いと思った人には「乱読のセレンディピティ」という本も合わせてオススメしたい。おもしろいよ!
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著者が、ネットはまだ発展途上でそこに書かれている情報は基本「ごみ溜め」の情報と言ってしまうと、オッと今現在の教養について語れるのかなと思ってしまう。それだけ「ごみ」情報でも氾濫している中で真実を読み取る嗅覚が身についていることが教養だと思ってしまう。私の尊敬する先輩が本を買ったら...
著者が、ネットはまだ発展途上でそこに書かれている情報は基本「ごみ溜め」の情報と言ってしまうと、オッと今現在の教養について語れるのかなと思ってしまう。それだけ「ごみ」情報でも氾濫している中で真実を読み取る嗅覚が身についていることが教養だと思ってしまう。私の尊敬する先輩が本を買ったらまずページを開いてインクの匂いをかぐと言っていたことを懐かしく思い出しながら、でも本の著者もネットに書き込みをしている人も真剣に書いている人は同等数存在すると思う。通信費だけでネットを通じて、世界中に自分の考えを表現できる平等性があること、それが今の可能性であり、将来を開くものだと思う。
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恐らく、学生向けに書かれた書ではないだろうかと感じる程、平易な内容で読みやすいが、特に目新しい学びが無いのと、根拠や研究結果に基づく学説ではなく著者の主観である点、それと時折理解困難な論説がある事から、頭にノイズが残った。 例えば次の説明。言語の相対性を事例を挙げて解説しようと...
恐らく、学生向けに書かれた書ではないだろうかと感じる程、平易な内容で読みやすいが、特に目新しい学びが無いのと、根拠や研究結果に基づく学説ではなく著者の主観である点、それと時折理解困難な論説がある事から、頭にノイズが残った。 例えば次の説明。言語の相対性を事例を挙げて解説しようとする箇所。日本語で「水」、英語で「water」、「お湯」では「hot water」。おや、と思いませんか?と問いかけられるが、別に思わない。著者曰く、水を熱したものを「熱い水」とは言わず「お湯」、従い、「水」とは単独では熱くないものを意味するから「water」とは異なる概念だと。いやいやいやいや、hotが必要ならば、waterも単独では熱くないという前提概念だろう。何なら温水や熱水という言葉もあるし、言語ゲーム的には同一の語用と言える。これはこじつけだ、とこんな調子が続くのである。 もしかすると、自らの権威主義を否定させる事に教養の真髄を見抜いて欲しい、そんなレトリックなのだろうか。盲目的に理解した気になる事は危険。まさにその通りである事の好例。
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物事は、全て繋がっている。 それをどのような切り口で見るか? そのメガネを沢山持っておくことご教養。
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