ラスト・トライアル の商品レビュー
今回はボーを始め、トムを慕う人たちとの友情にぐっときた。 トムの背中はいよいよ心配で、背中の描写が挟まれる度にやめて〜!と思った。 だいぶ1作目からの内容が入り込んでくるので、知っているから読みやすかったけど、本書から読んだ人にはわかりにくいだろうなと思う。 弁護側が不利な展開が...
今回はボーを始め、トムを慕う人たちとの友情にぐっときた。 トムの背中はいよいよ心配で、背中の描写が挟まれる度にやめて〜!と思った。 だいぶ1作目からの内容が入り込んでくるので、知っているから読みやすかったけど、本書から読んだ人にはわかりにくいだろうなと思う。 弁護側が不利な展開が続くので、残りのページで解決するのだろうかと不安なまま読み進め、収束の仕方はちょっぴり物足りなさを感じた。 後書きにあった、著者の父親が言ったアドバイスが素敵だなと思った。
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前作、前々作も高く評価したけど、本作もまた[展開が気になって仕方ない」という稀有な読書体験ができる一作である。 このシリーズは間を置かずに読む方が良さそうたので、最後の第4作も続けて読んでみることにしよう。
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シリーズ3作目となる法廷ミステリーです。 1作目の事件が尾を引き、2作目、3作目の、形を変えた新たな事件へと繋がっていきます。 今回主人公が弁護するのは、1作目で弁護側の証人として出廷したにもかかわらず、土壇場で証言を翻して裏切りを働いた女性です。 彼女は殺人の罪で囚われ、死刑...
シリーズ3作目となる法廷ミステリーです。 1作目の事件が尾を引き、2作目、3作目の、形を変えた新たな事件へと繋がっていきます。 今回主人公が弁護するのは、1作目で弁護側の証人として出廷したにもかかわらず、土壇場で証言を翻して裏切りを働いた女性です。 彼女は殺人の罪で囚われ、死刑を求刑されそうになっています。本人は無実を主張していますが、以前虚偽の証言をした者を、果たしてどこまで信じてよいものか。証拠はすべて、彼女が犯人であることを指し示しています。 弁護を依頼してきたのは彼女の娘。1作目の事件に関連して、夫を亡くした被告人の家庭は、その後無残な状況に陥っていました。主人公の老弁護士は、ひとつの事件がその周辺の人々を巻き込み、多くの人たちの人生を狂わせてしまっていることにあらためて気づかされ、裏切り者であった女性の弁護を引き受けることにしました。 裁判で対峙する相手は、主人公がロースクールで教授を務めていたときの教え子であり、前作で主人公たちを救った親友でもある郡の地区検事たち。 そして裁判を取り仕切るのは、法曹界で極めて評判の良くない、自己顕示欲の強い意地悪な判事。この判事もかつて主人公の教え子でしたが、学生時代に教授から正当な評価を得られなかったと逆恨みして、いまだ根に持っている陰険な性格の持ち主です。 さらに老弁護士は膀胱癌を患っていたのですが、本作ではそれが肺に転移していることがわかり、余命宣告されている状況です。 また、事件の裏側には街の名士であり、裏社会を牛耳る大物の悪党がいたりして、老弁護士の戦う相手は、体調がすぐれないにもかかわらず盛りだくさん。 そんな中、裁判は二転三転、最後は予想もしない結末に・・・。 このシリーズは4部作なんですが、自分は4冊まとめて購入しています。残すところあと1冊です。でも、シリーズものはいつもそうなんですが、続けて読まないことにしています。なぜなら、終わってしまうのが惜しいからです。なので、最後の1冊は、もうしばらく積読しておきたいと思います。 https://note.com/b_arlequin
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老弁護士トム・マクマートリーのシリーズ。 「ザ・プロフェッサー」「黒と白のはざま」に続く3作目。 トムの事務所のパートナー、リックが一時的に仕事を離れることになった。リックの父親が大怪我をしたため。 ある少女が弁護の依頼に訪れる。 1作目の事件で服役していた男ジャック・ウィリス...
老弁護士トム・マクマートリーのシリーズ。 「ザ・プロフェッサー」「黒と白のはざま」に続く3作目。 トムの事務所のパートナー、リックが一時的に仕事を離れることになった。リックの父親が大怪我をしたため。 ある少女が弁護の依頼に訪れる。 1作目の事件で服役していた男ジャック・ウィリストーンが仮釈放後に殺され、少女の母親が逮捕された。 事件の証人となるはずだったウィルマという女性で、ある意味因縁のある相手だったが‥ トムは、ひっくり返す見込みの少ない事件の弁護に立ち上がった。 ジャックには莫大な保険金が掛けられていたことがわかり、調べるほどに疑わしい人物は増えていく。 そして、フィリピン女性らしい殺し屋の影が、トムの身近にまで及んでくる‥? 1作目すでに68歳で病身だったトム。 その逆転劇はカッコいいのですが~ダイジョブか?とはらはら。 読んだのはだいぶ前でしたが、このタイトルと似ているため、4作目「最後の審判」を読んだと勘違いしていて、最近になって読んだのです。 こちらも紹介していなかったと気づいたので、書いておきます。 トムは、学生時代はアラバマ大学の有名なスポーツチームの選手で、その後40年教鞭をとった名物教授。 仲間も教え子も多く、その絆が熱い。 「胸アツ」という言葉はぴったり☆
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前作も前々作も良かったが、これは特に読みごたえがあった。 最後の残り少ないページ数で果たして解決するのか心配になったほどw
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シリーズ3作目。3ヶ月ちょっと前に「ザ・プロフェッサー」「黒と白のはざま」のシリーズ第1・2作を続けて読み、書評でこの2作を続けて読む方がいいと書いたが、前言撤回。全4部作を続けて読む方が良さそうだ。 この第3作でもドキドキする怖さ、緊張感溢れる法廷シーンなど面白さは引き継がれて...
シリーズ3作目。3ヶ月ちょっと前に「ザ・プロフェッサー」「黒と白のはざま」のシリーズ第1・2作を続けて読み、書評でこの2作を続けて読む方がいいと書いたが、前言撤回。全4部作を続けて読む方が良さそうだ。 この第3作でもドキドキする怖さ、緊張感溢れる法廷シーンなど面白さは引き継がれている。その上、第1作の伏線も回収しており、更に最後の4作目の予告も描かれている。 勝てそうもない(最後の)裁判に挑む主人公。それを助ける旧友。やむなく愛弟子や旧友と敵対することになってしまう葛藤。迫り来る殺し屋との息詰まる対決。読み出したら止まらない面白さ満載です。 さて、続けて最後の4作目を読むとするか…。
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四部作とはいえ、最終巻は復讐譚であり、法廷物としてはこの第3作で完結している。老齢と病魔に蝕まれ、肝心のパートナーも不在なまま孤軍奮闘する主人公の姿が痛々しいが、大学時代の恩師に叩き込まれたスピリッツは最後まで失われない。
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リー・ロイにはミドルネームがあった。ジョーダンだって!(フットボールの有名選手の名まえを拝借したのか?)本書では三度登場して存在感をアピールしていた。元気そうでうれしかった。 反対にトムは体調不良がいちじるしく、読んでいてつらくなった。私自身も昨年から不調なだけにいっそう身につま...
リー・ロイにはミドルネームがあった。ジョーダンだって!(フットボールの有名選手の名まえを拝借したのか?)本書では三度登場して存在感をアピールしていた。元気そうでうれしかった。 反対にトムは体調不良がいちじるしく、読んでいてつらくなった。私自身も昨年から不調なだけにいっそう身につまされる思いだった。 次回は最終回らしいが大切に読みたいと思う。 ところで、アメリカの判事はあんなに暴君なのかと驚いた。自分の思い通りに検事や弁護人が発言しなければ法廷侮辱罪で拘束することができるらしい。この小説の中でもっとも嫌なヤツはポー判事だった。
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正義のために戦うトーマス・ジャクソン・マクマートリーの胸アツリーガル小説の第三弾 本作も凄い! 毎回トムは大変な目に遭うがもちろん今回も…!? アラバマ州タスカルーサ、ブラック・ウォリアー・リバーの川岸で男が殺される 物語はそこから始まる その殺人事件の被害者はトムの宿敵...
正義のために戦うトーマス・ジャクソン・マクマートリーの胸アツリーガル小説の第三弾 本作も凄い! 毎回トムは大変な目に遭うがもちろん今回も…!? アラバマ州タスカルーサ、ブラック・ウォリアー・リバーの川岸で男が殺される 物語はそこから始まる その殺人事件の被害者はトムの宿敵 容疑者としてトムに弁護の依頼をするのは因縁の人物 法廷で闘う相手は無二の友人たち… (なんじゃコリャ?どういうこと?) そんなややこしい状況下でも 「わたしは彼女を信じている」 「それが正しいことだから」と、正義のために弁護を引き受けるトムがカッコイイー! で、過去の因縁や恩讐、友情が複雑に難しく絡み合う闘いの最中さらに体調不良、病気と追い打ちがかかる ただ、トム自身も「悲しみもまた人生の一部なのだ」と、運命として受け入れていくトムがまたまたカッコイイ! さぁ!次はシリーズ最終作に向けて「ケツの穴前回でいくぞ!」(ボーのキャッチフレーズ頂きましたw)
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「悲しみもまた人生の一部である。」 もしあなたの人生の一部に本作の主人公トーマス・ジャクソン・マクマートリーが存在しないのであれば、それこそが悲しみと言ってしまってよいのではないかと思う ロバート・ベイリーによって生み出された彼と彼の仲間たちの闘いはあなたがあなたの人生を生...
「悲しみもまた人生の一部である。」 もしあなたの人生の一部に本作の主人公トーマス・ジャクソン・マクマートリーが存在しないのであれば、それこそが悲しみと言ってしまってよいのではないかと思う ロバート・ベイリーによって生み出された彼と彼の仲間たちの闘いはあなたがあなたの人生を生きる上で、必ず助けとなってくれるでしょう 四部作の第三作である本書は第三作にして「ラスト・トライアル(最後の審判)」と銘打たれ、トムの最後となる法廷劇を追います なんと今回はかつてトムを苦しめた証言者の弁護を引き受け、幾度となく彼を助けた元教え子と友人が検察側となって闘うことになります 敵が味方で、味方が敵で うーん、もう面白い そして今回は法廷が進む中での真犯人探しもなかなか魅せます そして多くの悲しみの中の真実が表に出たとき、そこにあるのは絶望か、希望か それにしてもあとがきでこんな泣かせるって このあとがきのためにある物語なんよな 「悲しみもまた人生の一部である。しかし、最後には常に希望が勝つ」 四部作の最終作『最後の審判』は希望が勝つ物語なのが確定しております どんな勝ち方か見届けるのだ! (第三作と第四作が日本語に訳すとほぼ同じ題名なんよな)
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