その冬、君を許すために の商品レビュー
「君に似た人」 突然の出会いに驚く。 助けてくれそうと思ったから近づいたのだとしても、あくまで他人なのだから安全かなんて分からないだろうに。 「できそこないの恋」 先生に添削を頼んで。 助けてくれた人だから気が緩んでいるのかもしれないが、外に出るのが怖くとも二人きりというのも微...
「君に似た人」 突然の出会いに驚く。 助けてくれそうと思ったから近づいたのだとしても、あくまで他人なのだから安全かなんて分からないだろうに。 「できそこないの恋」 先生に添削を頼んで。 助けてくれた人だから気が緩んでいるのかもしれないが、外に出るのが怖くとも二人きりというのも微妙だろう。 「君は笑いながら、泣いた」 忠告されたこととは。 ストーカーになるということは普通ではない状態といえど、ここまで自分の中でストーリーを作れるのは凄いな。 「暮れゆく季節で、僕らは」 発した名前の返答に。 罰を受けなければならない以前に、住んでいる場所が二人ともバレているのだから一度逃げるべきではないのか。 「君に会いにいく」 確保された犯人とは。 もし全てが自分の都合の良い物語だったとしたら、相当重症であり危険過ぎる人物になってきてしまうだろうな。 「流転」 答え合わせをする中。 失ってしまった記憶を取り戻してほしいがためとはいえ、これだけ大事にしてしまったら互いに傷つくだけだろ。 「僕たちは罪のなかで」 許されないことだが。 終わってしまったことを帳消しになど出来ないが、二人の関係が壊れていない以上は何かしら続いていくのかも。
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すごく面白かったです!特に衝撃のラストでした! 物書き人として、詩やブログを書いている咲良は誰かに追われていると感じ、プログラマーの鈴木春哉と出会う。しかし、春哉は事故の後遺症で記憶の一部をなくしていたというあらすじです。 いぬじゅんさんの冬シリーズは前に読んでいて、図書館で...
すごく面白かったです!特に衝撃のラストでした! 物書き人として、詩やブログを書いている咲良は誰かに追われていると感じ、プログラマーの鈴木春哉と出会う。しかし、春哉は事故の後遺症で記憶の一部をなくしていたというあらすじです。 いぬじゅんさんの冬シリーズは前に読んでいて、図書館でこの本を見つけた瞬間手にとってしまうほど、大好きなシリーズです。 今回のテーマは「許すこと」についてでした。許すことについて私は復讐とかをしたいタイプではないのですが、咲良たちの気持ちもわかると感じました。
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ストーリーを読みながら、大体こんな結末なんだろうなと予想していたが、その通りの結末だった。 オチは予想できたものだったけれど、内容としてはとても面白いなと感じた。 また、自分が同じような立場に立ったらどのような反応するだろうかと考えながら読んだ。 涙を流すというところまでの感動は...
ストーリーを読みながら、大体こんな結末なんだろうなと予想していたが、その通りの結末だった。 オチは予想できたものだったけれど、内容としてはとても面白いなと感じた。 また、自分が同じような立場に立ったらどのような反応するだろうかと考えながら読んだ。 涙を流すというところまでの感動はなかったけれど、ある意味考えさせられる内容だった。 人を許す事は、自分を許すことにつながると言うことであり、人を憎んでは自分が幸せになる事は絶対にできない。 だからこそ、人を許す事は何よりも大事。人を許すことこそが、自分を許すことにつながるものであると言うことをより深く再認識できた作品だった。
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ある事故をきっかけに ある期間の記憶だけを失くしている主人公。 その後のある出会いから 主人公は昔の自分の周りで起きた出来事を 当時とは立場が変わって そっくりそのままを追体験していく。 きっと主人公は真相が分かるまで デジャブのように感じているんだろうなぁ。 ある事故に...
ある事故をきっかけに ある期間の記憶だけを失くしている主人公。 その後のある出会いから 主人公は昔の自分の周りで起きた出来事を 当時とは立場が変わって そっくりそのままを追体験していく。 きっと主人公は真相が分かるまで デジャブのように感じているんだろうなぁ。 ある事故には複雑な事情が絡んでいて 故意に事故を起こすことは良くないけど 事故の加害者の気持ちもよく分かる。 だから心境としては複雑だなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記憶を無くして生活しているところに 無くした記憶と同じ追体験をして恋をする でもそれは偽りで実はストーカー行為をして一方的に好きな人を亡くしてしまった事実を忘れてしまっていた事を思い出させる為の行為だった でもお互いが本気で想い合ってしまった 警察沙汰まで発展するけどまだお互い想い合ってる二人今後はどの道に進むのだろうか
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ジェットコースターのようなスピードのあるストーリー。 読み終えると不思議な感覚。 この先どうなったのか気になる…
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思っていた話と全然違って衝撃的だった。 読んでいるうちに、なんとなくそうなんだろうな、と予想できてしまったのが残念だったけれど、 今までに読んだことの無い系統の一冊だったと思う。 許す、許さないをテーマにしているのがすごく伝わった。 最後にもでてきて、わかりやすい。 帯に、予...
思っていた話と全然違って衝撃的だった。 読んでいるうちに、なんとなくそうなんだろうな、と予想できてしまったのが残念だったけれど、 今までに読んだことの無い系統の一冊だったと思う。 許す、許さないをテーマにしているのがすごく伝わった。 最後にもでてきて、わかりやすい。 帯に、予想がつかない展開、とあったけれど 割と予想はできていた。 でも個人的にかなりおもしろかった!!!
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この作品を読んで作者に言いたいことは、「天才ですか?」って言いたいです! あらすじにもある様に最高の許しの小説です! お仕事のお休みが終わっても、どんでん返しで腹痛の振りしてトイレで読む手が止まらなくなるくらい読み進めてしまいました笑笑 余韻が凄くて放心状態でした笑笑
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ストーカーに狙われる咲良をプログラマーの春哉が助ける話だが、最後にどんでん返しが。。。 「温かい涙が溢れる」とあったけど、途中から何となく想像がついたからなのか、最後の最後のどんでん返しが酷すぎるからなのか、「えっ!」と思って涙も出ずに終わってしまいました。何となく消化不良とい...
ストーカーに狙われる咲良をプログラマーの春哉が助ける話だが、最後にどんでん返しが。。。 「温かい涙が溢れる」とあったけど、途中から何となく想像がついたからなのか、最後の最後のどんでん返しが酷すぎるからなのか、「えっ!」と思って涙も出ずに終わってしまいました。何となく消化不良というか、まだしっくりきていません。 でもスラスラ読める本でした。
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初めての著者作品。 ポプラ文庫作品だと気付かずジャケ買い。 読みやすい文章でした。 若い時に読んでたら面白かったと思う。 わかりやすい内容でした。
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