麦本三歩の好きなもの(第一集) の商品レビュー
麦本三歩の日常 三歩に共感できるのか? 三歩をかわいいと思えるのか? 三歩でクスッと笑えるのか? 自分は全部NOだったから、 マジでよく読み切ったなと思う。
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出てくる人間みんな素敵だなー。素敵な登場人物ばかりの本って本当に読み終わった後気持ちが良い。人に勧めたくなる。 専業主婦を辞めて働くのも良いと思った。鬱になってからずっと働いてないけれど、そんな希望をもらえた、それって素晴らしいことでは? 怒られるのは嫌だけど、そんなふうに怒って...
出てくる人間みんな素敵だなー。素敵な登場人物ばかりの本って本当に読み終わった後気持ちが良い。人に勧めたくなる。 専業主婦を辞めて働くのも良いと思った。鬱になってからずっと働いてないけれど、そんな希望をもらえた、それって素晴らしいことでは? 怒られるのは嫌だけど、そんなふうに怒ってもからっと後で接してくれる先輩ってカッコ良いよなあと昔の上司を思い出したり。いや、やっぱり怒られるのは嫌だ。怖いな。 三歩の世界にいる十人になって三歩に〇〇な友達、に分類されたいな。
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全体的にクスリとも出来るし、ほんわかすることも出来るような話だった。 特におかしな先輩の話では、「ずる休み」ということは確かにずるいことではあるものの、そういう日ってやっぱりあるよなぁと感じた。私自身は仕事においてそういったことはしたことがないものの、「行きたくねぇ」とか考えてしまうので、三歩の人間らしさを感じられたエピソードだった。 私だから許される事って何かあるだろうか、と考えた。考えれば考えるほど、そういうことってどんな人にでもあると思う。結局はその人の個性を周りの人が受け入れている関係性の場合、この人はこういうところがある。という考え方で、その子の足りない部分を補おうと考えるが、真面目な人間がミスをしたとしても、普段の姿からそのミスが許容される場合もあると思う。 何を書いているのか、自分でも分からなくなってきたのでここで終わりにします。 とにかく、次回も絶対読む。という意思表示だけ示させていただきます。
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邪道かもしれないけど、これが初読み住野さん。 日常をちょっとだけ色鮮やかにしてくれるワンポイント。それは意外とそこらじゅうに転がっているのかもしれない。 幸せの中にある重労働。わかる…好きな人に可愛がられたくて四六時中ああした方がいいのかこうした方がいいのかって考えるの。...
邪道かもしれないけど、これが初読み住野さん。 日常をちょっとだけ色鮮やかにしてくれるワンポイント。それは意外とそこらじゅうに転がっているのかもしれない。 幸せの中にある重労働。わかる…好きな人に可愛がられたくて四六時中ああした方がいいのかこうした方がいいのかって考えるの。その恋が終わった時、こっちとしても「身軽になった」とは思いたくないよなあ、と、ただ今恋愛中の自分は思った。 「麦本三歩は君が好き」がすごく好き。三歩の、人の思いを繊細に汲み取って思いやれるところが素敵だと思う。手垢のついた言葉は便利だし無難に気が利いているとは思うけど、三歩はその人のための言葉を一生懸命紡ぎだす。ぱっと見は不器用かもしれないけど、その不器用さが愛おしい。 最後の一文がとっても優しい。 起伏の激しい波乱万丈な小説ではない。どこにでもいるような女性の日常の小説なのだけど、でものほほん幸せ〜では終わらない。些末な出来事であってもそれに伴う心の動きは妥協なく克明に描いている。だから読み応えがあるし心に爪痕を残す。いい小説だと思った。
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うーん。 皆のレビューを見て、三歩が良い人って言っているのがちょっと私には理解できない。 多分、良い人なのかもしれないが、この本の書き方のせいで、癖強で、我が儘で、常識なくて、言葉使い悪くて、自分を棚にあげて調子良いなぁってのが、悪目立ちする。 特に最初の数章は、三歩の頭の中...
うーん。 皆のレビューを見て、三歩が良い人って言っているのがちょっと私には理解できない。 多分、良い人なのかもしれないが、この本の書き方のせいで、癖強で、我が儘で、常識なくて、言葉使い悪くて、自分を棚にあげて調子良いなぁってのが、悪目立ちする。 特に最初の数章は、三歩の頭の中の説明をそのまま書いてくれているせいか、説明がくどくて、三歩が異質すぎて読みづらかった。 最初は三歩、喋るたびに噛むシーンばかりで、噛みかたも、こんな奇声になる?って噛みかたしてるけど、後半そこまで噛まないじゃん。大袈裟じゃない?、、、とか おにぎり食べるだけでご機嫌になるような、好きなモノ、コトが溢れてる感じで書いてあるのに、仕事でチョップされた事を夜ご飯までひきずるかなぁ?、、、とか ほわほわいじりキャラ扱いなのに、心の中は結構毒を吐いていたり、言葉も汚く乱暴だし。 先輩から注意されても逆ギレしたり、八つ当たりでぶっとばしたくなってきたなんて言い出すし。 矛盾が多すぎて、読みにくさもあわせてもやもやもや。 でも、そんなのが悪目立ちしない章もあって。 男友達の話や、麗しい親友の話や、そういった話はすごくよかった。 その程度にしておいてくれー。頼むから! そうしたら、きっと私も三歩が好きになるから!! ちょっと三歩が可哀想になるくらい。 続編は、きっと、そうなっているはず。 三歩の良さがますますわかるはず。 そう信じて読んでみようかなぁ(笑)
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麦?本?3歩先?まさかの名前だった。「の」という助詞が使われているので、冷静に考えると人なんだ。これもブクログでフォロワーさんの感想を見て買ってみた。その方は星3つだったが、私は4つにした。 読んでいるうちに、西野カナのトリセツが浮かんできた。麦本三歩は図書館に勤務している。 ...
麦?本?3歩先?まさかの名前だった。「の」という助詞が使われているので、冷静に考えると人なんだ。これもブクログでフォロワーさんの感想を見て買ってみた。その方は星3つだったが、私は4つにした。 読んでいるうちに、西野カナのトリセツが浮かんできた。麦本三歩は図書館に勤務している。 大学の図書館で働くことを決めた彼女の理由は頷ける。 そして性格も茶髪に言われるほどモテるタイプだと思う。おかしな先輩は嫌いみたいだが。 三歩と主に関わってくるのは、怖い先輩、優しい先輩、そしておかしな先輩。毎日のようにミスをしてしまい、その先輩たちに叱られる。でもそれは不満ではなく、むしろ楽しんでいるように思える。立ち直りも早い。 三歩はおっちょこちょいで、どこか抜けていて、ボンヤリさんである。それが憎めないキャラクターだ。私の身辺にも何人かいる。そう複数人なのだ。そんな中にいると笑えて楽しくなる。 彼女の考えたことが日常の中で描かれていて、ほっこりさせられる。 それは、住野よるさんの文章表現がそうさせていると思う。 癒される1冊だ。私も図書館の匂いや雰囲気が好きだ。
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三歩とそこの周りの等身大の毎日が描かれていてほっこりする。少しおっちょこちょいで何かが足りないような三歩が三歩なりに一生懸命考えて、もがいて、楽しんで、悲しんで、等身大で立派に生きている世界が綺麗。喜怒哀楽がお茶目に可愛らしく描かれている。いつだって心踊るものに素直に踊らされてい...
三歩とそこの周りの等身大の毎日が描かれていてほっこりする。少しおっちょこちょいで何かが足りないような三歩が三歩なりに一生懸命考えて、もがいて、楽しんで、悲しんで、等身大で立派に生きている世界が綺麗。喜怒哀楽がお茶目に可愛らしく描かれている。いつだって心踊るものに素直に踊らされている私がいたらいいな。
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ちょっと変わった三歩の平凡な日常で思ってたよりすらすらーっと読めた! おかしな先輩の発言にはびっくりした!あんなにスパッと言えてすごいと思ったし、おかしな先輩みたいな考え方の人もいるよなと思った。
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あー、いいなぁーこう言う本。 ミステリーばかり読んでいた自分にとって 何も起こらない平凡だけどちょっと変わった主人公のいつも通りにフォーカスしたお話。 ミステリーだと早く結末が知りたくて「まだこんなに残りがあるのか」と思って読んでいたが、この本だけは「まだまだこの日々をのぞかせて...
あー、いいなぁーこう言う本。 ミステリーばかり読んでいた自分にとって 何も起こらない平凡だけどちょっと変わった主人公のいつも通りにフォーカスしたお話。 ミステリーだと早く結末が知りたくて「まだこんなに残りがあるのか」と思って読んでいたが、この本だけは「まだまだこの日々をのぞかせてくれ〜」って思った本だった。
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オーディブルにて。 10年ぶりぐらいの住野よるさん。 図書館勤務の少し抜けた麦本三歩の物語。 今まで読んだ住野よるさんの本とも系統が違って、私が普段読まないほのぼの系。 連作短編集みたいな感覚なのかな? 普段ミステリーばかり読んでるのもあって、もう少し起承転結ある話の方が好きかも。 ということで今度は住野よるさんの短編集以外を読んでみたい。
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