新型コロナの科学 の商品レビュー
2020年12月初版、1年以上経って読破したのだが内容は古くなっていない。豊富な見解を明快に述べ、知識がすっと入ってくる。
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自民党新書と同時的に読んだこともあり、メインテーマのコロナのことより、政策の失敗の方にどうしても目が行ってしまうのは致し方なし。ただ無駄に長く、国民を蔑ろにし続けた安倍政権が、その晩期において犯した失策である”マスク”と”一斉休校”は、こうして各方面から、世紀の大愚策として銘記さ...
自民党新書と同時的に読んだこともあり、メインテーマのコロナのことより、政策の失敗の方にどうしても目が行ってしまうのは致し方なし。ただ無駄に長く、国民を蔑ろにし続けた安倍政権が、その晩期において犯した失策である”マスク”と”一斉休校”は、こうして各方面から、世紀の大愚策として銘記されるべき。閑話休題。本書はほぼ一年前のものながら、コロナを総括的に見るのに役立つ一冊。PCRについての見解とか、個人的には賛成し兼ねる部分もあったけど、総じて分かりやすい良書。
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【琉球大学附属図書館OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC04587996
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まずは著者の黒木登志夫氏の年齢に驚く。 1936年生まれの85歳 84歳で出版ということである。 感染症は氏の専門外と思われるが、新型コロナで騒ぐ世間に正確な情報が提供されていない事を憂いての著作と思われる。 次に武漢ウイルス(病毒)研究所の石正麗がBSL2で新種のコロナウイル...
まずは著者の黒木登志夫氏の年齢に驚く。 1936年生まれの85歳 84歳で出版ということである。 感染症は氏の専門外と思われるが、新型コロナで騒ぐ世間に正確な情報が提供されていない事を憂いての著作と思われる。 次に武漢ウイルス(病毒)研究所の石正麗がBSL2で新種のコロナウイルス扱っていた事には驚かされた。しかもアメリカとの危険な共同研究を行っていたとは! 厚労省、首相官邸、内閣府 官僚機構の対応が多分そうだろうと考えていた以上に拙かったことも・・いや、これはそれほど驚かなかった。 この著書が出版されてから、ワクチンでまたまたまずい対応が続くことに納得した。 いや、本当に情けない。 毎日同じことの繰り返しで不安を煽る朝のワイドショーへの嫌悪から、まとめて俯瞰できなかった新型コロナの情報が、今となってはかなり古くなっている感も否めないが、見事に整理されていてタイムリーな良書ではないだろうか。
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わかりやすくはあるが、所々で「それ個人の感想ですよね?」感が拭えない。 事実と感想をわけて読み進めないといけないので注意が必要。 個別箇所としては武漢研究所の安全性や、厚労省のPCR検査に対する姿勢が参考になった。
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新型コロナの2020年の状況を詳細にわたり書かれていて、整理されている。感染力のあるデルタ型が急激に増えている昨今、コロナ疲れなどとは言っていられない学びがあり、改めてコロナとの付き合い方を考えさせられた。ネットやメディアの情報に惑わされないようにしたい。2021年の状況は山中伸...
新型コロナの2020年の状況を詳細にわたり書かれていて、整理されている。感染力のあるデルタ型が急激に増えている昨今、コロナ疲れなどとは言っていられない学びがあり、改めてコロナとの付き合い方を考えさせられた。ネットやメディアの情報に惑わされないようにしたい。2021年の状況は山中伸弥さんのコロナ情報のサイトで読める。
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新型コロナに関する知識を整理するのに非常に役立った。今日で緊急事態宣言が解除されるが、果たして結果は……
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昨年末までの新型コロナに関する情報が網羅的にまとめられている。スタンダードな知識や意見がよくまとまっているので、様々な尖った意見に触れる前に最初に読んでおくべき本だと思う。 厚生労働省がPCR検査の拡大に反対したために、病院クラスター等への対応が遅れたと批判しているが、なぜ厚生...
昨年末までの新型コロナに関する情報が網羅的にまとめられている。スタンダードな知識や意見がよくまとまっているので、様々な尖った意見に触れる前に最初に読んでおくべき本だと思う。 厚生労働省がPCR検査の拡大に反対したために、病院クラスター等への対応が遅れたと批判しているが、なぜ厚生労働省が検査の拡大にそこまで反対するのかが分からない。 検査で陽性になった者への対応が大変すぎるからというのであれば、検査を無くすより、陽性者への対応の方を変えるべきであろう。検査でできる限り情報を集めることは重要である。 また、1年以上経っても、新型コロナの対応が一部の公立病院や大学病院だけで行われていて、治療体制が強化されないこと、保健所の業務がパンクしているのに、いつまで経っても体制の増強が行われないことなど、厚生労働行政には疑問を感じる点が多い。 ワクチンによって現在の感染状況が一段落したら、厚生労働省は早急に改革するべきだろう。
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経緯や関係者、感染の仕組みや対処方法、治療薬など、網羅的に説明してある。断片的に頭に入れていた情報が整理されたように思う。まず本書を読んでから話をしたり聞いたりすれば、会話や議論もスムーズなのかな。 コラムや横道にそれた話も面白い。 過去、北京で「SARS対策の指揮を執っていた...
経緯や関係者、感染の仕組みや対処方法、治療薬など、網羅的に説明してある。断片的に頭に入れていた情報が整理されたように思う。まず本書を読んでから話をしたり聞いたりすれば、会話や議論もスムーズなのかな。 コラムや横道にそれた話も面白い。 過去、北京で「SARS対策の指揮を執っていた」二人が、「それから17年後、二人は新型コロナ対策の指揮を執ることになる」のくだりは、古代ローマ帝国でカンネの会戦で破れたスキピオ・アフリカヌスがザマの会戦に臨んだのと重なって熱くなった。 メルケル・ドイツ首相が国民に向けて伝えた言葉には、あらためて涙が出る。アーダーン首相や蔡英文・総統の対処の背景にも触れられている。 大部分は新聞や他書で読んだり自分で調べたりした内容であったが、ようやく抗体検査と抗原検査の違いを理解した(何度目かはわからないが)。
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p187 「次いで、政治家の資質を、反リベラル、ポピュリスト政治家対女性政治家の構図で」 この先読む気失せるわ。山中教授も変な本推薦するなよ。 この先は飛ばし読みしたけれど、日本と比べて死屍累々の惨状を招いたドイツのメルケル首相が「成功者」扱いされていて、どこら辺が「科学」に...
p187 「次いで、政治家の資質を、反リベラル、ポピュリスト政治家対女性政治家の構図で」 この先読む気失せるわ。山中教授も変な本推薦するなよ。 この先は飛ばし読みしたけれど、日本と比べて死屍累々の惨状を招いたドイツのメルケル首相が「成功者」扱いされていて、どこら辺が「科学」に基づいているのかわからない酷さ。ワクチン開発に巨費を投じたのはここで酷評されているトランプ大統領で有り、接種で先手をとったのは、ここで酷評されているジョンソン首相なんだがなあ。 と言うわけで、処分確定。著者もブラックリスト入り
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