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君が最後に遺した歌 の商品レビュー

4.6

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

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2024/02/15

「青春かぁぁ!」 ミスリードを誘うのかと思ったら、正攻法で綴られてた。色々な感情をかき抱きながら、それでも意志を持って生き続ける力強さを感じずにはいられない。死してなお遺る何かを受け取ってもらえることは幸せなのだろう。

Posted byブクログ

2024/01/22

最後の方の章では、もう涙涙でした。 母親として自分が子供を産む意味。 『命を与えたのではなく、命を受け取ってもらった』 こうして、自分の命が繋がっている。 自分の生きた証が残されていく。 読みやすくて一気読みしてしまいました。

Posted byブクログ

2024/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

歌で生きていくのは厳しい世界だから 夢ばかり見てられないって 自分なんかが出来ることじゃないって。 その綾音の気持ち凄く分かる。 厳しいと分かっている世界に飛び込むのは 怖いし自信持てないよね。 でも春人が綾音の歌声に可能性を感じて 春人なりの形で綾音の背中を押して 綾音は歌手になる夢を叶えた。 芸能界ってスキャンダルとかに厳しいから 春人と綾音の関係がどうなるかは予測できた。 綾音は夢を叶えたい。 でも春人と離れたくない。 春人は綾音の側にいたい。 でも綾音に夢を叶えて欲しいし チャンスを無駄にして欲しくない。 2人の気持ちが想像できるから 凄く切ないし現実は甘くないと思う。 でも別れた数年後に綾音のLIVEをきっかけに 2人はまた一緒の時間を共にし始める。 LIVE中に綾音が初めて作詞した“春の人”を歌う。 すぐに春人に宛てた歌だと分かったよ。 普段だったら面と向かって言えないことも 歌や詩ならストレートに言えるのって どうしてだろう。 それこそ歌の力なんだろうね。 そして綾音が妊娠したと予感して これから幸せになるって思った矢先に 妊娠と同時に病気が発覚してしまって 本当に運命残酷だと思ったし 何でストレートで幸せになれないんだー と叫びたくなる。 この後の展開は1つは想像した通り。 でももう一つはそこまで考え及ばなかった。 全てのピースが繋がった瞬間感動した。 でも残酷な運命が立ちはだかっても 何とかして乗り越えようとしていくから 物語は面白いし読書を辞められない。 こんな熱い恋愛したい。 色濃い人生を送りたい。 綾音と春人に負けてられないぞ! って私まで熱くなっていく。

Posted byブクログ

2023/11/13

一条岬さんの「今夜、世界からこの恋が消えても」が面白かったので読んでみました。タイトルに「遺した」と書いてあるのである程度の結末は予想できましたが面白かったです。

Posted byブクログ

2023/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遠坂綾音 田舎町出身。高校卒業と同時に広い世界へ羽ばたき、誰もが知るような歌手になった。クラスメイトから“鉄の女”と呼ばれていた。 水嶋春人 高校で綾音と出会う。綾音と古い部室棟にある文芸部の部室で一緒に歌を作っていた。両親は事故で他界。祖父母と三人暮らし。 藤田 教務主任。国語や古典を兼任する老齢の教師。 遠坂正文 綾音の叔父。トラットリア・マサというイタリアンレストランを経営している。三十八歳独身。 ケン 遠坂正文の友人。ギター担当。 ヨシ 遠坂正文の友人。ベース担当。

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2023/04/17

ディスレクシアの綾音と詩作が好きな春人。 接点のなかった二人が、曲作りを通じて親密になっていく様子が初々しくてよかった。 途中からは重たい展開になってきたけど、二人のまっすぐな気持ちを応援しながら読んだ。 似たような境遇の方の話を思い出したりしながら、こんなにも愛されている綾音は...

ディスレクシアの綾音と詩作が好きな春人。 接点のなかった二人が、曲作りを通じて親密になっていく様子が初々しくてよかった。 途中からは重たい展開になってきたけど、二人のまっすぐな気持ちを応援しながら読んだ。 似たような境遇の方の話を思い出したりしながら、こんなにも愛されている綾音は幸せだなと思った。

Posted byブクログ

2023/02/28

涙必須の一冊。半分くらいからずっと涙が止まりませんでした。自己犠牲しすぎることはよくないことかもしれないけど、誰かのために、自分の気持ちに蓋をしたり、時間と労力をかけたりしたいと思えることって素敵だなと思う。私もそんな人生を歩みたい。

Posted byブクログ

2023/02/27

内容にはあまり触れたくはないのですが、気分転換で読んでいて一気読みしてしまいました。 評価としては⭐️4ですが5でも良いと思います。 久々に感動して泣けるお話でした。 初めてコメント残します。 出来ればこれから読了した物になんらか言葉入れたいと思います。

Posted byブクログ

2023/02/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

切ない。切ないけど、その中にある希望を感じさせてくれる一冊だった。 タイトルからして悲しい物語だけど、読んでいくのが止まらない。よくある展開(彼女が病気になっちゃう)ではあるけれど、2人の心情描写がとてもよかった。 ケンさんのお守りを渡すシーンも印象的。

Posted byブクログ

2022/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

話してる相手が娘だったとわかったときはとてもびっくりしたし、無事に娘を産んでたった1年間だけだったけど一緒に3人が過ごせてよかったと思った。

Posted byブクログ