ヘンな科学 の商品レビュー
サクッと読みやすい この手の変わった研究を集めている本が好きなため、知らなかった!となるものは少なかったけど、代わりにその研究イグノーベル賞取っていたんだ!?という発見があって面白かった。
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イグノーベル賞に関する思い込み、偏見が払拭された。40の研究について分かりやすく要約しており、新たな視点をいくつも得た。例えば、花粉症等のアレルギーについてキスが効果的であること、ニシンがオナラで会話すること、名前をつけられ愛された牛はそうでない牛より牛乳を沢山だすこと、個体と液...
イグノーベル賞に関する思い込み、偏見が払拭された。40の研究について分かりやすく要約しており、新たな視点をいくつも得た。例えば、花粉症等のアレルギーについてキスが効果的であること、ニシンがオナラで会話すること、名前をつけられ愛された牛はそうでない牛より牛乳を沢山だすこと、個体と液体の分水嶺(デボラ数=緩和時間/観察時間)について学んだ。
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イグ・ノーベル賞のニュースを見て、ふと目について手に取った本 面白かったです!こんなことを考える人がいるんだ!と思うと同時に今は笑ってしまう、笑われる研究でも実際に役立つことも多くあることを知りました タイトルはヘンな科学だけど、ちっとも変じゃないとも思えます もう少し、このイグ...
イグ・ノーベル賞のニュースを見て、ふと目について手に取った本 面白かったです!こんなことを考える人がいるんだ!と思うと同時に今は笑ってしまう、笑われる研究でも実際に役立つことも多くあることを知りました タイトルはヘンな科学だけど、ちっとも変じゃないとも思えます もう少し、このイグ・ノーベル賞が知れわたりますように
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楽しい! ヘンだけど、目の付けどころというか 独創性は高いものばかり。 それが大きな研究や 他の分野での活用へとつながることも。 たとえば、わさびを使った火災報知器が 聴覚障害者に役立つものになったり。 私好みの研究は 「キツツキは頭痛にならないのか」とか 「発掘現場で見つかる...
楽しい! ヘンだけど、目の付けどころというか 独創性は高いものばかり。 それが大きな研究や 他の分野での活用へとつながることも。 たとえば、わさびを使った火災報知器が 聴覚障害者に役立つものになったり。 私好みの研究は 「キツツキは頭痛にならないのか」とか 「発掘現場で見つかる動物の骨は 人間の食事のあとか」といったもの。 後者の研究なんて 自分で本当に丸呑みしてみるんだもの! すごい研究者魂だ!
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イグノーベル賞は、「まず人々を笑わせ、その後考えさ せる研究」に与えられる賞。毎年10点選出される中、日本 は2007年以来16年連続で受賞している常連国です。一 見「ヘン」でも、どれも身近な疑問を真剣に追究した結果。 著者は、こうした研究の数々をユーモアを交えてわかりや すく説...
イグノーベル賞は、「まず人々を笑わせ、その後考えさ せる研究」に与えられる賞。毎年10点選出される中、日本 は2007年以来16年連続で受賞している常連国です。一 見「ヘン」でも、どれも身近な疑問を真剣に追究した結果。 著者は、こうした研究の数々をユーモアを交えてわかりや すく説明しています。中には、研究のプロたちが面白半分 で始めた自由研究から大発見につながった例も。仮説と 検証を重ねる姿勢は、自由研究の際の参考にもなります。
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科学やイグノーベル賞ってどんなものなのか興味がある人にオススメ。 一つ一つは短いので、隙間時間で読み進められる。 内容的にちょろっと科学は知っていた方が読みやすい。 くだらなくみえるものでも、何かの役に立つ可能性があるのが科学って面白い。 この本で一番印象に残ったのは、「金曜の...
科学やイグノーベル賞ってどんなものなのか興味がある人にオススメ。 一つ一つは短いので、隙間時間で読み進められる。 内容的にちょろっと科学は知っていた方が読みやすい。 くだらなくみえるものでも、何かの役に立つ可能性があるのが科学って面白い。 この本で一番印象に残ったのは、「金曜の夜の実験」。
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前半の方が興味の持てるトピックが多かった。 サクッと読めて良かった。 印象的なのはポテトチップスはパリパリ音でさらに美味しい話とワサビを使った火災報知器
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平社員がよく仕事ができて昇進するとする。そこで能力が発揮できないとその先に昇進できず落ち着くがそこでも有能だとまた別のフィールドに行く。そうやって組織で有能な人を昇進させ続けると無能になるまで場所を変え続ける。そうして組織全体が無能な人で蔓延するとするピーター仮説が逆説的で面白かった。そうの趣味レーションをしたら有能社員を昇格させるよりランダムに昇格させるのがベストっていう結果が出たらしい笑。まぁ実際はモチベとかの話もあるからそんな簡単な話ではないやろうけど。 3、4回転もするハンマー投げより一回転半しかしない円盤投げの方が目が回らないってのも面白いな。要は視点の固定と頭と体の動きが一致してるかどうかが酔いに影響するらしい。やから酔わんようにするには、頭と体固定して視点も固定するのが良いらいしい。
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イグノーベル賞はおもしろいテーマであり、本書を読む前は興味はあるけれど断片的な情報しか知らないという状態だったため、体系的に知識をつけたくて読んだ。 イグノーベル賞の話題では表彰の研究に注目されることが多いが、賞自体の仕組みや運営もユニークでおもしろさがある。本書は賞自体について...
イグノーベル賞はおもしろいテーマであり、本書を読む前は興味はあるけれど断片的な情報しか知らないという状態だったため、体系的に知識をつけたくて読んだ。 イグノーベル賞の話題では表彰の研究に注目されることが多いが、賞自体の仕組みや運営もユニークでおもしろさがある。本書は賞自体についての説明も書かれており初めて知る内容も多かったため、自分でも同じようにおもしろい取り組みをしたいと思わされた。 研究の説明については短くまとめられており読みやすくはあるが、詰め込みすぎな感じもあって読解の負担が大きかった。説明が短く、なおかつ一般書として読めるように平易に書かれているため、理解を深めるのは難しい。 特に気になった研究は、72ページ「昇格させる従業員はランダムで選ぶと良い」と215ページ「股のぞきの効果を実証」の2つ。 2章くらいまでは精読して、読むのにダレてしまったので3章以降は拾い読みをした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
人々を笑わせ、考えさせた研究に対して送られるイグ・ノーベル賞を受賞した研究の内容と、研究者の人となりを紹介する、気軽に読める科学の本。 イグ・ノーベル賞と言えば「不名誉な賞」「ふざけている」といった印象を持つ人も多いようだが、この本を読むと、受賞者たちは実は思いのほか真剣に、科学の進歩と人類の発展のために本気で研究をしていて、その結果として「面白くて興味深い成果が出た」ということでイグ・ノーベル賞を授与されていることが分かる。科学の世界において、本気と悪ふざけは紙一重、ということか。 中には、一部の人にとってまさに天啓ともなるような研究成果もあったりして侮れない。 全体的に語調としては緩めで、200ページ超あるが2日もあれば読み終えられる。気楽に肩肘張らずに、いろいろな研究の過程とその成果を知ることができる、エンタメ科学本というところか。
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