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考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール の商品レビュー

3.9

153件のお客様レビュー

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2022/12/06

p.50 私たちはいずれ死ぬ。100%だ。全ての死因は生まれてきたことだ。 池田晶子 出会った人たちの中にも私のかけらは残り、わずかでもこの世界に反応しつづけ、原型を留めずとも消えずに伝わっていく。そんなふうに感じる。私自身もそういうものだと思う。読んだ本、観た映画、芝居、詩、絵...

p.50 私たちはいずれ死ぬ。100%だ。全ての死因は生まれてきたことだ。 池田晶子 出会った人たちの中にも私のかけらは残り、わずかでもこの世界に反応しつづけ、原型を留めずとも消えずに伝わっていく。そんなふうに感じる。私自身もそういうものだと思う。読んだ本、観た映画、芝居、詩、絵画、たくさんの会話。ぼんやりと影響を受け、混ざり合い、私もいう人間になっている。私は私だけではできあがってはいない。かけらは、さらに砕かれ小さくなりつつ、しかし、残り続けるのではないか。 p.75 観光を詰めすぎたことを反省しつつ、「もう二度と来れないかもしれないし」という思いに支配されるのはしょうがないことだとも思う。自分の人生が、どのあたりまで来ているのかはわからないのである。 p.80 すごいぞ、ひとりでできたじゃないか。よくやった、がんばったと静かに自分をねぎらう。案外、こういう小さな行為が日常のストレスを軽減させるのではないだろうか。

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2022/11/22

①冒険心と非日常。わくわくと癒し。 ②旅行をしない自分にとって旅はもはやファンタジー。自由。憧れ。でも本物のファンタジーと違ってそこにある。そこで暮らす人々の日常。手の届く非日常。 ③初めての場所での手続き、言葉、道。 美しいものとカフェの美味しいもの。 緊張と達成とご褒美。...

①冒険心と非日常。わくわくと癒し。 ②旅行をしない自分にとって旅はもはやファンタジー。自由。憧れ。でも本物のファンタジーと違ってそこにある。そこで暮らす人々の日常。手の届く非日常。 ③初めての場所での手続き、言葉、道。 美しいものとカフェの美味しいもの。 緊張と達成とご褒美。ハードルとリラックス。

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2022/11/20

フィンランドに旅行してる気分を存分に味わえた。3年連続で行った記録なのだが、お気に入りのカフェとかも何回もでてきてて、行ってないのに行った気に。笑 フィンランドとエストニアいきたい!

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2022/11/14

2017、2018、2019年と3年連続でフィンランド一人旅をしたイラストレーター・益田ミリさんのエッセイです。 イラストに人柄がでるように、旅のあれこれも和やかでユニークで自分も追体験している気になる一冊になっています。 出てくる食べ物や飲み物がとても美味しそうで、マリメッコ本...

2017、2018、2019年と3年連続でフィンランド一人旅をしたイラストレーター・益田ミリさんのエッセイです。 イラストに人柄がでるように、旅のあれこれも和やかでユニークで自分も追体験している気になる一冊になっています。 出てくる食べ物や飲み物がとても美味しそうで、マリメッコ本社や美術館などが出てくると実際に足を運んでみたくなります。 コロナが収まって、また自由に海外渡航できるようになったら、フィンランドも行先の一つに加えてみようかなあ、と思える本。

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2022/11/13

20年ほど前にフィンランドに行ったことがあり、もちろん映画『かもめ食堂』も大好き。 しかも益田ミリさんも大好き。 だったら読むしかないじゃない! と思った一冊。 「考えごとしたい旅」と銘打っていますが、そこまで考え事をしている描写はありませんでした。 たま〜に考えている感じ。 ...

20年ほど前にフィンランドに行ったことがあり、もちろん映画『かもめ食堂』も大好き。 しかも益田ミリさんも大好き。 だったら読むしかないじゃない! と思った一冊。 「考えごとしたい旅」と銘打っていますが、そこまで考え事をしている描写はありませんでした。 たま〜に考えている感じ。 でも、しっかり考えている描写ないものの、なんとなく書いてないだけで考えているんだろうな〜と思わせるちょうど良いゆるさ! 昔行った場所がいまだにあって紹介してくれているのも懐かしい。 1回行った旅の記録ではなく、3回くらい行っている旅の記録のまとめです。 行ったところある場所、行ったことない場所どちらも紹介されていたので、いつの日かまた行きたいなあと思わせてくれる作品でした。

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2022/11/05

考えごとは少なめでけど、フィンランド巡りが楽しそうたった。 北欧の中でフィンランド以外は行く機会があったので…自分が元気で、コロナや争いが落ち着いたらフィンランド行きたいなと思いながら読む。 コーヒー好きなので期待してしまいます。

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2022/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

北欧にハマり中なので、益田ミリさんは図書館で借りる派やけど、今回は購入。 益田ミリさんが2017年、2018年、2019年と3年連続フィンランドを旅したことを書いたエッセイ。どこのホテルに泊まって、どこのカフェに行って何を食べ、どこの美術館、教会、お店、レストランに行ったかが詳しく書かれているので、フィンランドを訪れたい人は予習のために読んでおいてもいいと思う。確かにコロナ禍で変わってる部分はあるだろうけど。 最初の2年は夏。それでも朝はダウンがいるくらい寒いのだそう。私も昔ノルウェーに行ったのが9月上旬で、昼間は気温が15℃くらいだった。寒かったな。 とにかく、あちこちのカフェに行くのですよ、益田さん! コーヒー好きにはたまらんやろな、フィンランド。そしてシナモンロール。冒頭に色んなシナモンロールの写真があるんだけど、シンプルな形して美味しそう。シナモン好きにはたまらん。 ところで、益田さんがフィンランドで考えたこと。人生って無限に続かないし、いつか終わりが来て、いつか人間はみんな死んでしまうということ。確か最新刊の「すーちゃん」シリーズの本で、お父さんが亡くなるので、益田さんはお父様を亡くされたのかなと思っていた。 あと、先月たまたま読んだ昔の益田さんのコミックエッセイ「今日も怒ってしまいました」に、子どものころ飼っていたモルモットのクリンの話が出てくるのだけど、今回もその話が出てきて、益田さんの本を色々読んでいると、益田さんの人生が浮かび上がるようにつながっていって、益田さんがご自身の年齢とともに気になることや考えてしまうことが変化していて、それは益田さんに限ったことではなく、人間誰しも年齢を重ねると、変わっていくものだ。私よりお姉さんの益田さんは、私の人生の水先案内人みたいだ。でも、年齢を重ねること、人間はいつか死ぬこと、それはネガティブなことじゃない。だからこそ、今を味わい、噛みしめる。そして楽しめる。そんなフィンランドの旅。 女の海外ひとり旅に躊躇してしまうけど、私も英語続けなきゃね。 世界が平和になったら、また北欧に行きたい。 フェリーに乗れば、日帰りでエストニアにも行ける。エストニアのクリスマスマーケット、楽しそう。エストニアのミトンもきっとかわいいだろうなぁ。

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2022/10/24

図書館本。旅中、タイトルにあるような考えごとをする場面が殆どなくて拍子抜け。旅の記録ばかりで、エッセイとしてはいまいち。ただ、自分自身フィンランドには何年か前に一度行ったことがあったので、その時の思い出が懐かしく蘇りました。今度はいつかクリスマスマーケットに行ってみたいです。

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2022/09/26

3年続けてフィンランドに行き フィンランドに少しづつ馴染み 小さな冒険を繰り返し 自分への自信を取り戻していく 大げさには書かれてないんですが 若いころとは違う 小さな幸せを楽しむ感じに 好感が持てました しかし フィンランド 物価が高い でも 食べ物の盛りが多いので ほんま...

3年続けてフィンランドに行き フィンランドに少しづつ馴染み 小さな冒険を繰り返し 自分への自信を取り戻していく 大げさには書かれてないんですが 若いころとは違う 小さな幸せを楽しむ感じに 好感が持てました しかし フィンランド 物価が高い でも 食べ物の盛りが多いので ほんまに シナモンロールと カフェオレでおなか一杯になりそう

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2022/09/07

ミリさんの本の中で1番好きです! 色々考えたり迷ったりもする生活の中 少しでも前を向けたらいいなと 思わせてくれる一冊。

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