料理の意味とその手立て の商品レビュー
料理の基本を考える本。単なるレシオ本ではなく、その考え方にもとづいた調理を行う。 趣旨は賛成する。でも応用は自分ではできないな。
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中国料理は本質的に油を使う。そこが日本料理と違う。和え物のところで強く感じた。説明がとても分かりやすいのがすごい。第二言語でこれを書けるのはすごい。
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間にいろんな本に浮気しながら読み終えた。浮気中もいろんな本を読んでいて、その中にも食べ物や料理について書かれて本はいくつかある。 でも「ちゃんと料理ができるようになりたい」と思うきっかけをくれたのは、この本。料理って、美味しく食べるための工夫を少しずつ自分なりに組み込めていくもの...
間にいろんな本に浮気しながら読み終えた。浮気中もいろんな本を読んでいて、その中にも食べ物や料理について書かれて本はいくつかある。 でも「ちゃんと料理ができるようになりたい」と思うきっかけをくれたのは、この本。料理って、美味しく食べるための工夫を少しずつ自分なりに組み込めていくものだし、スーパーで今の旬が何か意識すればカラダも元気になる。というより、旬のものは美味しい。そんなことを教えてくれた。 炒め物のやり方はこの本を読んでから変わって、シャキシャキした野菜炒めを作れるようになった。 白菜丸ごとは一人暮らしの私にはまだハードル高いけど、でも今年は白菜の芯まで食べられてどこも無駄にしなかった。 生活が少しずつしっかりしていく。
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前々からレシピ本を使わせていただいていた方。縁あって日本に来たことも初めて知った。料理のレシピプラス調理過程の理由について書いてある。
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●はじめに もやし炒めはごちそうです。 料理 もやし炒め 料理の仕組みを知る。 ●塩のはなし。 料理1 小松菜の塩炒め 料理2 豆乳のスープ ●油のはなし。 ●調理方法のはなし。 ・炒めものーー加熱したボウルで素材を和える。 ...
●はじめに もやし炒めはごちそうです。 料理 もやし炒め 料理の仕組みを知る。 ●塩のはなし。 料理1 小松菜の塩炒め 料理2 豆乳のスープ ●油のはなし。 ●調理方法のはなし。 ・炒めものーー加熱したボウルで素材を和える。 炒めもの1 卵とトマトの炒めもの 炒めもの2 母のナスのピーナッツオイル炒め 炒めもの3 回鍋肉 ・煮ものーー素材の水分が出汁になる。 煮もの1 シンプルな豚の角煮 煮もの2 きのこと鶏肉の煮もの ☆サロンクラスを実況中継 麻婆豆腐は煮ものです。 料理 麻婆豆腐 ・揚げものーーお相撲さんの湯船方式で。 揚げもの1 鶏の唐揚げ 揚げもの2 風干し茄子の揚げ煮 ・蒸しものーー放置する時間でみずみずしさが決まる。 蒸しもの1 パプリカ 蒸しもの2 蒸し豚 蒸しもの3 ポテトサラダ ・和えものーーおいしさくまとめる方程式。 和えもの1 れんこんのねぎ油和え 和えもの2 春菊の白和え 和えもの3 カブとクレソンのわさび和え ●野菜のはなし。 野菜料理1 大根のジャコ炒め 野菜料理2 きゅうりと油揚げの炒めもの ☆サロンクラスを実況中継2 白菜は家族を守ってくれます。 料理1 酒粕の入った肉団子鍋 料理2 白菜と鶏肉のせん切り、こしょう風味炒め 料理3 甘酢炒め 料理4 白菜の芯の和えもの ●肉のはなし。 料理1 豚肉とほうれんそうの辛子和え 料理2 牛肉と香味野菜の炒めもの ●お酢について 料理1 じゃがいものシャキシャキ炒め 料理2 酢鶏 生きる手立てをもつ。 ●わたしのことを、すこし。 ●小麦粉は頼もしい。 小麦粉料理1 葱花餅 小麦粉料理2 肉餅 ●季節を食べる。献立の考え方。 ●からだを整えてくれるお粥とスープ。 おかゆ1 黒米粥 おかゆ2 きび粥 スープ1 搾菜のスープ スープ2 干しえびとレタスのスープ ●今日を大事に。
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いわゆる「中華料理」とは一線を画す、北京の家庭料理をルーツに素材を活かす料理を教えてくれる。指南する内容はシンプルで分かりやすいが、料理本らしからぬ「意味と手立て」という題名にある通り真摯に料理と向き合う姿勢も求められる。そもそも炒めものは忙しい人がわざわざ作る料理ではない、とい...
いわゆる「中華料理」とは一線を画す、北京の家庭料理をルーツに素材を活かす料理を教えてくれる。指南する内容はシンプルで分かりやすいが、料理本らしからぬ「意味と手立て」という題名にある通り真摯に料理と向き合う姿勢も求められる。そもそも炒めものは忙しい人がわざわざ作る料理ではない、という世間の常識とかけ離れた言葉が突き刺さる。
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そもそも、おいしくない素材はありません。いつも作る料理がひょっとしていまいちなのは、素材の扱い方を間違えているのかもしれません。切り方、調理方法、その時間の考え方…。料理研究家ウー・ウェンさんが料理の本質を教えてくれます。
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同じ素材でも切り方や下処理でそんなに美味しくなるのかー。素材の扱いを自然にうまくこなせるようになってみたい。ちょっと今は余裕なさすぎてキツいから、まあ、徐々に。
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レシピ集というより、料理における各工程を解題するような本。それも科学的にというわけではなく、実践・経験に基づき、どうすれば美味しくなるかということを書いている。素朴な家庭料理なんだけど、手数がかけられていて、そのまま真似することは難しそうと思いつつ、このように丁寧に食事に向き合い...
レシピ集というより、料理における各工程を解題するような本。それも科学的にというわけではなく、実践・経験に基づき、どうすれば美味しくなるかということを書いている。素朴な家庭料理なんだけど、手数がかけられていて、そのまま真似することは難しそうと思いつつ、このように丁寧に食事に向き合いたいと思った。
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消費社会ではわかりやすい味、奇抜な見た目の料理が台頭してしまう。 より自然な素材の味を楽しむべきではないか。 わかりやすい味を追求する社会はエスカレートしていくと何にも満足できなくなり、より不健康になる。不健康になるから健康のためのビジネスが流行り、より不自然になる。 しかし本来...
消費社会ではわかりやすい味、奇抜な見た目の料理が台頭してしまう。 より自然な素材の味を楽しむべきではないか。 わかりやすい味を追求する社会はエスカレートしていくと何にも満足できなくなり、より不健康になる。不健康になるから健康のためのビジネスが流行り、より不自然になる。 しかし本来あるべき姿は、季節の旬にあわせた自然な食材の味を楽しみ、それが自然と医食同源の実現につながる。 本書は、食という観点からの「足るを知る」実践の一手になると感じた。
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