余命3000文字 の商品レビュー

村崎羯諦(著者)

2021/09/14

久々のショートショート。

色々なジャンルにチャレンジしている印象。

私のオススメは「出産拒否」

すぐ終わるので、読んでみてください！

2021/10/17

いやぁ〜よくこまで詰め込んだなぁって感満載のショートショート。

表題作の「余命3000文字」はさすが！と思わせられ、そこからの一気読みでした。

村崎羯諦（むらさきぎゃてい）、1994年に熊本県で生まれた以外、プロフィールは公開されていないみたいです。

これがデビュー作ですが、これ好きかもって思える作品と、この著者の頭の中はどうなっているんだろう⁇?って思える26編ってお得感ハンパなかったです。

「余命3000文字」に続いて好きなのは「幼馴染証明書」、もっともひっくり返りそうになったのは「パンクシュタット・スウィートオリオン・ハニーハニー」で、もはやタイトルすら意味不明です^^;

そこで登場するエリア放送担当の発する言葉って、こんなのどうしたら思いつくんだろう...

いやぁ、いろんな意味で興味満載ですね。

説明
内容紹介
5分で読めて、あっと驚き、わっと泣ける

「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とは――?(「余命3000文字」)。

「妊娠六年目にもなると色々と生活が大変でしょう」母のお腹の中で六年も引きこもり、ちっとも産まれてこようとしない胎児が選んだまさかの選択とは――?(「出産拒否」)。

他、「彼氏がサバ缶になった」「不倫と花火」など、書下ろしを含む全26編を収録。

摩訶不思議な世界で描かれる涙と笑い、そしてやってくる“どんでん返し”。著者渾身のデビュー作!

『小説家になろう』発、年間純文学【文芸】ランキング・第1位(2020年8月26日獲得)作品、待望の書籍化!

【編集担当からのおすすめ情報】
通勤や朝読、就寝前のひと時を彩る、“すき間”読書に最適なショート・ショート集!
内容（「BOOK」データベースより）
「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とは―?(「余命3000文字」)。「妊娠六年目にもなると色々と生活が大変でしょう」母のお腹の中で引きこもり、ちっとも産まれてこようとしない胎児が選んだまさかの選択とは―?(「出産拒否」)。「小説家になろう」発、年間純文学「文芸」ランキング第一位獲得作品の書籍化。朝読、通勤、就寝前、すき間読書を彩る作品集。泣き、笑い、そしてやってくるどんでん返し。書き下ろしを含む二十六編を収録!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村崎/羯諦
1994年・熊本県生まれ。小説投稿サイト「小説家になろう」にて短編小説の投稿を中心に活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

2021/08/30

ううーん…期待し過ぎた感があったかな。
短編集なので刺さる話は誰しも一個ぐらいはあるでしょう。あったはあったけど、それにしても他が微妙で、意味のわからないのもあって、わたしには合わなかった。
でも悪くはない。好きな人は好きだと思う。真新しくて斬新なのが好きな方とか。純粋に物語を楽しみたい人には向かないと思う。

2021/08/21

長編小説にあるような物語のオチは必ずしも期待しないほうが良いかもしれません。それよりも各物語の一風変わった設定を味わってください。あくまで短編小説です。時間に余裕がある時に一気に読むというよりは、すきま時間の暇つぶしとして読むのがいいと思います。

2021/08/20

195冊読了。
ライトで読みやすい。
余命3000文字、サバ缶、漢字、幼馴染証明書、出産拒否、大誤算、彼氏スイッチ、顔に書いてあるが気に入った。たまになんで？という展開があるものもあったし、コテコテ感のあるものもあったけど、読んでて楽しい・ほんわかする？短編が多かった気がする。

2021/08/19

短編集。タイトルはそのうちの1作品であり、余命しばりも3000文字しばりもない短編集。5分で読めるのはその通り。短編集のタイトルって難しいね。「食べログ1.8のラーメン屋」「幼馴染証明書」はそのままコントでも見てみたい。

2021/08/12

実は苦行を覚悟して読み始めたのだけど、予想を裏切られた。すごく面白かった。

26話のショートショート。
テーマや雰囲気も作品ごとに違う。ドロップ缶みたい。
星新一さんを思い出すような、ラストの鮮やかな作品も。そして、新しい。
著作を読んでいきたい。

特に好きな作品
「彼氏がサバ缶になった」
「焼き殺せよ、恋心」
「わたしは漢字が書けない」
「笑う橋」
「何だかんだ銀座」
「大誤算」
「←の先」

2021/08/05

今まで出会ったことがないタイプのショートショート集。設定が独創的で、それが当たり前の世界観で面白かった。お金持ちをカブトムシのように採集するのも驚いたなー。独特すぎる話は読むのにエネルギーがいるので中長編だと厳しいかも。ショートショートでもっと読みたい。

2021/07/20

あまり読まないテイストだった。
ショートショートも、意味不明さも新鮮さだったけど、意味不明さのセンスが羨ましくなった。

2021/07/18

すき間時間にちょうどいいかもしれない短編集。
でも、一つの話がホント短い。
近所の書店で積み上がって推していたので手にして取って見たけどまぁ、自分の世界観じゃないなぁ〜と。