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余命3000文字 の商品レビュー

3

153件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

    66

  4. 2つ

    25

  5. 1つ

    10

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2022/01/06

どの物語も『そうきたか!』と驚かされ、『あ~、なるほど!』とすとんと落ちてくるところが良かったです。

Posted byブクログ

2022/01/06

ちょっとした時間に読める短編が盛りだくさんでよかった。 すごく心に残るような本ではないけど、面白いと思う話が多かった。 逆に全然意味のわからない話もあったり。 電子書籍で隙間時間に少しずつ読んでいたので、気に入った作品のいくつかのタイトルは忘れてしまったけど、男女絡みの話はどれも...

ちょっとした時間に読める短編が盛りだくさんでよかった。 すごく心に残るような本ではないけど、面白いと思う話が多かった。 逆に全然意味のわからない話もあったり。 電子書籍で隙間時間に少しずつ読んでいたので、気に入った作品のいくつかのタイトルは忘れてしまったけど、男女絡みの話はどれも結構面白かった

Posted byブクログ

2022/01/03

「落下する夕日」と一緒に誕生日プレゼントで頂いた本。文庫本を誕生日プレゼントで貰うのって嬉しいなぁ。読んでいるあいだ、その人と一緒にいるような感じがします。 この奇妙な題名の本は26編のショートショート集。小説投稿サイト「小説家になろう」の文芸ランキング第1位作品の書籍化。帯に...

「落下する夕日」と一緒に誕生日プレゼントで頂いた本。文庫本を誕生日プレゼントで貰うのって嬉しいなぁ。読んでいるあいだ、その人と一緒にいるような感じがします。 この奇妙な題名の本は26編のショートショート集。小説投稿サイト「小説家になろう」の文芸ランキング第1位作品の書籍化。帯には「通勤、朝読、就寝前‘すき間’読書を彩る26の物語」とあります。なるほど全ての物語が数分で読めるので、「すき間読書」というのも成立するのだと感じました。私も「すき間」ができたときに本書を手に取り、少しずつ読みました。 さて26編の作品ですが、 ちょっと切ない思いをしたのが2編 面白かったのが8編 つまらなかったのが6編(その内、開いた口が塞がらないほど、どうしようもないと思ったのが1編) 残りの10編はあまり印象に残っていないので、可もなく不可もなしというところでしょう。 26編の共通点を上げるなら、我々が親しんできたショートショートとは若干違うというところ。ショートショートは起承転結がいのちと思いますが、この作品集は必ずしも起承転結を重要視していません。星新一の「気まぐれロボット」と川端康成の「掌の小説」の間に位置する作品集というのが印象です。 著者の村崎羯諦(ぎゃてい)さんは1994年熊本県生まれ。これ以上の情報はなく新人作家です。ネットでは、この作品集を酷評している書き込みも見られますが、個人的には才能のある作家さんと思います。 「どんなに世界が豊かになったとしても、幸せになれる人間の割合はあらかじめ決まっていて、優しいからだとか可哀想だからというもっともらしい理由で幸せになれる人間が選ばれるわけでは無いのかもしれない。そんな神様なんていないこの世界で、彼女が彼女の優しさに見合うだけの幸せを手にすることができたなら、それはとても素敵なことなんだろう。それでも僕は祈る。何のために?夕日に照らされたあの日の彼女の横顔のために」こういう文章は陳腐と評する人もいるかと思いますが、私は好きです。 けっこう好き嫌いのはっきりする本。冒頭の表題作を読んで、受け入れられるなら買っても損はないでしょう。★の数で評価するなら3.5くらいかと思います。

Posted byブクログ

2021/12/28

「小説家になろう」にアップされている作品は、上手に探すと面白い作品に出会える。ただでこんな良いもの読んでいいのか?と、思うときがあるが、こちらもそういった類の作品なのかもしれない。 読もうと思ったきっかけは、裏表紙の文言。 「余命3000文字」と「出産拒否」について、思わず読み...

「小説家になろう」にアップされている作品は、上手に探すと面白い作品に出会える。ただでこんな良いもの読んでいいのか?と、思うときがあるが、こちらもそういった類の作品なのかもしれない。 読もうと思ったきっかけは、裏表紙の文言。 「余命3000文字」と「出産拒否」について、思わず読みたくなる文章で紹介している。 短編26作品の中で、好きなのは 「彼氏がサバ缶になった」 「幼馴染証明書」 「精神年齢10歳児」 「出産拒否」 「何だかんだ銀座」 中でもサバ缶は、秀逸だ。 素っ頓狂な世界を淡々と叙述する世界観を味わってほしい。 出産拒否は、全く笑えない結末だが作りがうまい。 この発想力に「ほう」と思わずため息。 中学2年生の男子が「これ、おもしろいっすよね」と、私が読んでいるのをみて声をかけてきた。 思わず声をかけてくるぐらいに面白い作品集であることは、間違いない。もちろん、大人でもたのしめる。 おすすめ。

Posted byブクログ

2021/12/22

今までこの世で一番読みやすい本は「5分後シリーズ」だと思っていたけど、「5分後シリーズ」より短い話ばかりで、サクサク読めるからホントに読みやすかった。 「もしかしたら、この先生きてても良いことなんで何もなくて、ただただみっともない毎日を送るだけだとしてもさ、生きろよ。」ー本文よ...

今までこの世で一番読みやすい本は「5分後シリーズ」だと思っていたけど、「5分後シリーズ」より短い話ばかりで、サクサク読めるからホントに読みやすかった。 「もしかしたら、この先生きてても良いことなんで何もなくて、ただただみっともない毎日を送るだけだとしてもさ、生きろよ。」ー本文よりー

Posted byブクログ

2021/12/22

「彼氏がサバ缶になった」「おはようジョン・レノン」「世界がそれを望んでいる」が好きだった。一話が10Pも無いぐらいの短編集。表紙になんだか惹かれる。

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2021/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに惹かれて読んでみたものの途中で断念。数ページで終わるショートショートなのだけれど、あっと驚くような結末でのどんでん返しがあるわけでもなく、あっけなさを感じる。表題作の後に目次を配置したのはなぜなのだろう。最初、目次がパッと見つけられなくて、どんな作品がどれくらいの数あるのか分からずちょっと困った。

Posted byブクログ

2021/12/09

説明を見れば26篇とあるのでわかると思われるが、ショートショート集である。私は知らなかった。 「なろう」のイメージにはない内容だらけで感動・恋愛からSFやホラー、ギャグなどジャンルに囚われず不思議な世界観の超短編が情報量で何度も殴りつけてくる感じがした。 サバ缶、銀座が好き。

Posted byブクログ

2021/12/06

意味不明だったり意味深だったり奇想天外だったり。悔しいけど面白い。手が届きそうできっと届かないから悔しい。あぁ面白い。俺も書きたい。 これを買ってきた娘に感謝。

Posted byブクログ

2021/12/01

26の物語。 どれもが唸らされる。 それぞれ話のコンセプトも異なる。 話の個性が強く、それが衰えることなく 本を読み終える。 短編集でこんな衝撃は初めてだ。

Posted byブクログ