なぜ、読解力が必要なのか? の商品レビュー
池上さんの書いた言葉は、分かりやすくてスラスラ読むことができた。 本には作者が伝えたい事をきちんと読者に伝わるように工夫がされている。という内容が本の中にあるように、この本にも、そんな工夫が沢山詰まっていると思う。今の私の読解力では、その工夫がどんなものかまでは分からないけど、「...
池上さんの書いた言葉は、分かりやすくてスラスラ読むことができた。 本には作者が伝えたい事をきちんと読者に伝わるように工夫がされている。という内容が本の中にあるように、この本にも、そんな工夫が沢山詰まっていると思う。今の私の読解力では、その工夫がどんなものかまでは分からないけど、「どういう事を伝えたいのか」と言う所を大事にしてその力を培っていきたいと思った。そして、この本のここがポイントという所を説明できるようになりたい。
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池上彰の本はストンと入ってきますね。 読解力は普段の会話にも影響を与えていると常々思っていたのでたくさん共感しながら読みました。 私は、読解力(共感力、想像力)がない人と話すと、こちらの意図が伝わりにくいなぁと感じてしまいます。 反対に読解力がある人はさわりを話しただけで察し...
池上彰の本はストンと入ってきますね。 読解力は普段の会話にも影響を与えていると常々思っていたのでたくさん共感しながら読みました。 私は、読解力(共感力、想像力)がない人と話すと、こちらの意図が伝わりにくいなぁと感じてしまいます。 反対に読解力がある人はさわりを話しただけで察してくれるので話が早いと感じます。 (自分の説明力はこの際置いておいて) 聞く力と伝える力を鍛える、というのは齋藤孝著、「読書する人だけがたどり着ける場所」 にも同じようなことが書かれていたなと思いました。 子供(中学生)の国語の教科書を私も読んだところだったのでオススメです。 教科書の設問は私も読み飛ばしていました。 国語の問題でエッセイを読み解く、っていうのは逆にエッセイの魅力を半減させている、という部分に共感。 自分の好きなように読んだらいいと思うのです。 読書離れが進んでると言われて久しいですが、国語試験問題対策としての読み方ではなく、楽しくワクワクしながら時間を忘れて読書できる子供が増えて欲しいなぁと思いました。
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昭和時代よりも、今これからの時代のほうが読解力が必要なんだと思いました。テレビや新聞時代の一方通行なメディアと違ってネット、スマホ、SNSの情報化社会の今はメディアリテラシーが必要。そんなときこそ、論理的読解力と情緒的読解力の両方を小中高と身につけてほしいという思いが、とても説得...
昭和時代よりも、今これからの時代のほうが読解力が必要なんだと思いました。テレビや新聞時代の一方通行なメディアと違ってネット、スマホ、SNSの情報化社会の今はメディアリテラシーが必要。そんなときこそ、論理的読解力と情緒的読解力の両方を小中高と身につけてほしいという思いが、とても説得力があり読みやすかったです。池上彰さんがお勧めしていた、推理小説も読んでみたいと思います。
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読解力とは、テキストのみならず「自分以外の他者、直面した状況などの多岐にわたる『相手』」のことを「正しく理解する力」というもの。 そして、正しく理解するためには、まず事実に基づいて自分なりに考える必要があります。 読解力には、論理的読解力と情緒的読解力の2種類があると池上さんは...
読解力とは、テキストのみならず「自分以外の他者、直面した状況などの多岐にわたる『相手』」のことを「正しく理解する力」というもの。 そして、正しく理解するためには、まず事実に基づいて自分なりに考える必要があります。 読解力には、論理的読解力と情緒的読解力の2種類があると池上さんは考えている。 このような読解力を高めるためには、知識と教養がひつようだ。 そのためにはやはり読書。 そして、文章を書く習慣をつける必要がある。 「読解力は1日にしてならず。」 自分の読解力を磨くためにも本を読み続けよう。
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読解力とは文章を読んで理解する力のことだと思っていたが、それだけではなく、図やグラフ、表などの資料からの読み取りや、会話、物事の背景からの読み取りなど広義に渡るものである。 ぶつ切りの知識を組み合わせたり、重ねたり、繋いでいく作業を繰り返すことにより、本質を見抜く力が養われるの...
読解力とは文章を読んで理解する力のことだと思っていたが、それだけではなく、図やグラフ、表などの資料からの読み取りや、会話、物事の背景からの読み取りなど広義に渡るものである。 ぶつ切りの知識を組み合わせたり、重ねたり、繋いでいく作業を繰り返すことにより、本質を見抜く力が養われるのだと感じた。
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・ものごとを理解するいちばんの秘訣は、「アウトプット(発信)を意識したインプット(情報収集)」 ・「狭き門より入れ、滅びに至る門は大きくその路は広く、これより入る者多し。いのちに至る門は狭く、その路は細く、これを見出す者は少なし」(新約聖書)
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読解力には、情緒的読解力と論理的読解力がある。情緒的は人の心情を理解するもので、自分とは違う人を理解するために文学や作品に触れて様々な人を観察、体験することが大切。 SNSでトイレットペーパーが店頭から無くなるといったデマの情報を人が鵜呑みにしてしまうのも、読解力の低下によるもの...
読解力には、情緒的読解力と論理的読解力がある。情緒的は人の心情を理解するもので、自分とは違う人を理解するために文学や作品に触れて様々な人を観察、体験することが大切。 SNSでトイレットペーパーが店頭から無くなるといったデマの情報を人が鵜呑みにしてしまうのも、読解力の低下によるものだと理解した 国語の読書感想文で何を書いていいかわからなかった私は、自由に書きなさいと言うよりどこが面白かったか、この点についてどう思ったかと先生が促す方が書けるという記述にとても納得した。
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簡潔に分かりやすい言葉で書かれていて、さすがだなと感じました。 読解力はあるほうだと思っていましたが、文中に出てくる『文章を受け身形にして文意を真逆にした文章』にはひっかかってしまい、単語の拾い読みをしているんだなと反省。 また、理解したつもりになっていることが多いので、アウトプ...
簡潔に分かりやすい言葉で書かれていて、さすがだなと感じました。 読解力はあるほうだと思っていましたが、文中に出てくる『文章を受け身形にして文意を真逆にした文章』にはひっかかってしまい、単語の拾い読みをしているんだなと反省。 また、理解したつもりになっていることが多いので、アウトプットを意識したインプットはぜひ心がけていこうと思いました。
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読解力とは、ただ単に本を正しく読み解く力だけを指すわけではなかった。 文章に限らず、話す内容もそうだろう。マンガやアニメ、映画にしてもそうだ。 なにかを伝えようとしているものを、読み解く力。見えている部分だけでなく、見えない部分にこそ想像を巡らせ、本質を探る力こそが読解力なの...
読解力とは、ただ単に本を正しく読み解く力だけを指すわけではなかった。 文章に限らず、話す内容もそうだろう。マンガやアニメ、映画にしてもそうだ。 なにかを伝えようとしているものを、読み解く力。見えている部分だけでなく、見えない部分にこそ想像を巡らせ、本質を探る力こそが読解力なのではないかと思う。
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読解力を「情緒的読解力」と「論理的読解力」にわけるという考え方に感銘を受けました。 第4章がやや冗長に感じましたが、全体としてはとても読みやすかったです。
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