イルカも泳ぐわい。 の商品レビュー
読んでいる間常に脳内から加納さんの声で文章が語られニヤつきながら読んでしまった。独特な角度とワードセンスが(この表現はすごい陳腐に感じられてしまうが)もう本当に強烈で熱を帯びていて面白かった。それはよっしゃ面白い表現で笑わせたるでーって何でもない人がどうにかできるものではなくて、...
読んでいる間常に脳内から加納さんの声で文章が語られニヤつきながら読んでしまった。独特な角度とワードセンスが(この表現はすごい陳腐に感じられてしまうが)もう本当に強烈で熱を帯びていて面白かった。それはよっしゃ面白い表現で笑わせたるでーって何でもない人がどうにかできるものではなくて、著者の芸人としての笑いへの強い思いがなせる観察眼、思考のようなものからくる唯一無二のものだと感じた。小説も面白く、是非ともより長編での次作を読みたいと思った。
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リアルとファンタジーを行ったり来たり、が絶妙なバランスで飽きさせないし、その翻弄され具合がクセになる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「こいつ何言うてんねん」がつまった一冊。 加納さんの感性といい、ワードセンスといい才能が溢れに溢れた最高の本だった。 自分自身「こいつ何言うてんねん(笑)」と思いながら読み進め、それが意図して作られていることに気づいたとき、加納さんの虜になり、ファンになった。 大衆ウケする笑いかどうかはわからないが、もっと有名になって然るべき存在だし、そうなる日も遠くない気がする。もしそうなったとしても、ブレずに、今の「こいつ何言うてんねん」という笑いを作り続けてほしい。
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加納さんのワードセンスがすごい、読んでると頭の中をかき混ぜられる感じ。芸人さんで一番好きだ〜おもしろい。
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Aマッソのコントを見ても分かる通り、著者は言語能力が極めて高い。本書でもそれが存分に発揮されている。
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お笑いコンビAマッソの加納さんの頭の中を覗けた気がした。本を読もうと思った。 2020.12.16 読了
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この独特な世界観に魅了されるのは私だけではないに違いない。読めば読むほど、加納さんのことがわからなかった。でも、惹かれる。もっと知りたい。the wはAマッソが1番面白かった!贔屓してるけど。断トツ。あんな最先端なお笑いされたら誰も勝てないでしょ!?Aマッソ売れろー!
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タイトルにもなっている「イルカも泳ぐわい」では、加納さんの考える「お笑いの色気」について語られる。 人が面白みを感じることがらが、こんなにも他人に伝わる形で言語化されていることにとても驚く。 それぞれの時間帯が持つ空気感を絶妙に表現してる 「一旦十三時で」もたまらない。 ぱっ...
タイトルにもなっている「イルカも泳ぐわい」では、加納さんの考える「お笑いの色気」について語られる。 人が面白みを感じることがらが、こんなにも他人に伝わる形で言語化されていることにとても驚く。 それぞれの時間帯が持つ空気感を絶妙に表現してる 「一旦十三時で」もたまらない。 ぱっと読んでぐぐっと響く内容もあれば、「また後でちゃんと読んでみよう」という作品もあった。 人それぞれ気にいる部分の差なんかも楽しめそうな作品である。
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11月18日発売、一日で増刷決定おめでとうございます。 初版1刷りを買えてルン(^^)♪となっているファン。
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ちくまのウェブ連載を中心にまとめたAマッソ加納によるエッセイ集。ファンなのでウェブ連載の頃から読んでいたけど1冊の本になると違った味わいがあってオモシロかった。エッセイは角度が大切であり独特だからこそ本著が唯一無二だと思える。芸風としてはツッコミゆえに写実的な方向かと思いきや、...
ちくまのウェブ連載を中心にまとめたAマッソ加納によるエッセイ集。ファンなのでウェブ連載の頃から読んでいたけど1冊の本になると違った味わいがあってオモシロかった。エッセイは角度が大切であり独特だからこそ本著が唯一無二だと思える。芸風としてはツッコミゆえに写実的な方向かと思いきや、エッセイはファンタジーな内容も多くて意外だったし最後の小説も含めてそちらの方向性が断然好みだった。 とにかく言語感覚が鋭敏で日常なら聞き流したり、聞き落としたりするだろう言葉を取り出して、どこをどうオモシロいか丁寧にほぐしていく。さらにほぐしていく過程で放たれる著者からの言葉もオモシロい。いつそのパンチラインがやってくるか?それも読んでいるあいだワクワクできる要素だった。それが一番象徴されているのはタイトルになっている「イルカも泳ぐわい。」という言葉。本著での説明をそのまま引用する。しゃべくり漫才好きとしては首がもげるほど頷いた。 ツッコミセリフであり、なおかつ確実にウケを狙いにいっている箇所ではないので、笑いが起こるかどうかという話ではない。なんの脈絡もなく発せられたこの言葉に、得もいわれぬ漫才の色気を感じたのだ。 あと最近怒らなくなって人間として成長しているなと思っていたけど、冷や水ぶっかけられるようなこのパンチラインもめっちゃ好きだった。 不思議なことにそれは「成長」の皮をかぶっている。「前ほど腹が立たなくなった」ということだ。 感情が鈍っている。二〇代は、見るもの全てに腹が立っていた。自分にも腹が立っていた。 帯にコメントを寄せているのが岸本佐知子と朝井リョウというのも意図を感じるというか「並みの芸人エッセイとは一味違いますよ」という編集者のメッセージを感じた。とにかくThe W、絶対優勝して欲しい!
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