復讐の協奏曲 の商品レビュー
御子柴さんの事務所の事務員の洋子さんが殺人の容疑で逮捕、起訴され、御子柴さんが弁護して行く中で、二人の関係が明らかになっていく、というお話。並行して、御子柴さんがネット上で、弁護士の辞職を請求される事案が発生する。 過去に御子柴さんがおこした事件を通して、御子柴さんと洋子さん、そ...
御子柴さんの事務所の事務員の洋子さんが殺人の容疑で逮捕、起訴され、御子柴さんが弁護して行く中で、二人の関係が明らかになっていく、というお話。並行して、御子柴さんがネット上で、弁護士の辞職を請求される事案が発生する。 過去に御子柴さんがおこした事件を通して、御子柴さんと洋子さん、そして並行して起きた2つの事件の関係が明らかになる。 自分にとって、中山さんの文章は読みやすく、一気に読める。 ただ、今回の警察は指紋という物的証拠と警察が推測した曖昧な動機だけで洋子さんを起訴しており、短絡的感じがした。
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御子柴弁護士シリーズ 今回は事務員の日下部洋子さんに殺人容疑がかかり、日下部洋子さんについて調べていくうちに洋子との過去の繋がりもわかる 事務員としてしか認識してなかった洋子と御子柴の繋がり そういえば洋子はこれまで深掘りされてなかった。ここで回収されるとは!
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御子柴シリーズの2022年時点での最新刊。事務員の洋子が殺人の疑いで逮捕された!というまぁまぁ衝撃的な始まりだったんだけど、今回は構成や伏線の貼り方がいまいちだった気がしますね。2つ目までの謎はわかってたけど、最後のは分からなかった。とはいえ本筋に大きく影響するかってーとそうでも...
御子柴シリーズの2022年時点での最新刊。事務員の洋子が殺人の疑いで逮捕された!というまぁまぁ衝撃的な始まりだったんだけど、今回は構成や伏線の貼り方がいまいちだった気がしますね。2つ目までの謎はわかってたけど、最後のは分からなかった。とはいえ本筋に大きく影響するかってーとそうでもないので、ため息が出るようなものではなかったな。
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そこはもっと早くにわかるでしょうよと思う事柄もあるが、それよりもっと驚く展開があるのが中山作品の醍醐味か。面白かった。洋子手強い。
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御子柴シリーズの5作目 事務所に届く800通越えの懲戒請求書の処理に追われる中 突然事務員の洋子が殺人容疑で逮捕された 知っていると思っている人なのに本当は何も知らない事に気付く それはちょっと怖いな 信頼より悪意の視線に安堵を覚える御子柴さんの人生を思うと辛くなる プロロ...
御子柴シリーズの5作目 事務所に届く800通越えの懲戒請求書の処理に追われる中 突然事務員の洋子が殺人容疑で逮捕された 知っていると思っている人なのに本当は何も知らない事に気付く それはちょっと怖いな 信頼より悪意の視線に安堵を覚える御子柴さんの人生を思うと辛くなる プロローグを読んだら続きが気になって仕方なく一気に読んでしまいました
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内容(「BOOK」データベースより) 三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。事務所に“この国のジャスティス”と名乗る者の呼びかけに応じた八百人以上からの懲戒請求書が届く。処理に忙殺されるなか事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともに。翌朝、知原は遺体...
内容(「BOOK」データベースより) 三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。事務所に“この国のジャスティス”と名乗る者の呼びかけに応じた八百人以上からの懲戒請求書が届く。処理に忙殺されるなか事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともに。翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。弁護人を引き受けた御子柴は、洋子が自身と同じ地域出身であることを知り…。
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大好きなシリーズ。 はじめはちょっと説明描写が多く感じたけれど、物語が結末に向かっていくなか。 一気にギアを上げられた感じ。 このシリーズに登場してくる年配のキャラクターたちが作品に深みをもたせているという新たな発見もあった。
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2022/2/13読了。 このシリーズの中では少し異色な気がするけれど、私としては一番面白かった。 素直…というか、真っ直ぐ…というか…割合正統派な作品だと思う。 ストーリーには雑な部分があって、え?それで良いの?と思うところはあるけれど。 そしてやはり御子柴を許すことは私に...
2022/2/13読了。 このシリーズの中では少し異色な気がするけれど、私としては一番面白かった。 素直…というか、真っ直ぐ…というか…割合正統派な作品だと思う。 ストーリーには雑な部分があって、え?それで良いの?と思うところはあるけれど。 そしてやはり御子柴を許すことは私にはできないけれど。 30年前の事件がまたあらたな事件を呼び込んでしまう…罪を償うということはどういうことなのだろう。 これでシリーズ全部読んでしまった。 これからどうしよう…
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久しぶりの御子柴礼司シリーズ。 過去の死体配達人事件のプロローグから 「ブログ誹謗中傷」「コンサルタント刺殺」そして「御子柴襲撃」 3つの事件の展開とボリュームのある内容で。 それらの真相を暴くにつれ見えた黒幕。 プロローグの登場人物が終盤で見事にリンクするかたちはさすが中山作品...
久しぶりの御子柴礼司シリーズ。 過去の死体配達人事件のプロローグから 「ブログ誹謗中傷」「コンサルタント刺殺」そして「御子柴襲撃」 3つの事件の展開とボリュームのある内容で。 それらの真相を暴くにつれ見えた黒幕。 プロローグの登場人物が終盤で見事にリンクするかたちはさすが中山作品。 このシリーズは本当に深い。
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