復讐の協奏曲 の商品レビュー
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相変わらず読みやすい。 犯人はプロローグでわかるので、今回は犯人探しでドキドキするものではなく、洋子の過去に驚くお話。 裁判シーンは今回時短。 回収シーンも矢継ぎ早な感じでアッサリ感じた。 今回はシリーズの中でも普通だったかな。
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読み始めると止まらない面白さ。 事務員・洋子が殺人容疑で逮捕される今作では、洋子の無罪獲得に向け奔走する御子柴、洋子を気遣う御子柴から目が離せない。 「君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる」 周囲には、使えるようにした事務員がいなくなったのでは今までの投...
読み始めると止まらない面白さ。 事務員・洋子が殺人容疑で逮捕される今作では、洋子の無罪獲得に向け奔走する御子柴、洋子を気遣う御子柴から目が離せない。 「君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる」 周囲には、使えるようにした事務員がいなくなったのでは今までの投資がパーになる、みたいに嘯いている御子柴がツンデレでかわいい。
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プロローグがあったので、犯人についてなんとなく予想がついたが、 なかなかその人物に行きつかないので、フェイントかな?と疑いながら読み進める。 残りページがすくなくなってもなかなか真犯人は出てこないし、次巻に続く、 ってなるのか?と。 急展開だったが、雑な感じがしないし、だからこ...
プロローグがあったので、犯人についてなんとなく予想がついたが、 なかなかその人物に行きつかないので、フェイントかな?と疑いながら読み進める。 残りページがすくなくなってもなかなか真犯人は出てこないし、次巻に続く、 ってなるのか?と。 急展開だったが、雑な感じがしないし、だからこそドキドキして読めた。 洋子さんの過去には驚いた。 面白かった!
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御子柴礼司シリーズ第5作。シリーズ順に読み終えました。 まだ読んでいない方は、とりあえずシリーズ順に本作品まで読んでいただきたい。でないと、御子柴という人間や周囲の人への理解が完結しないかもしれませんので。 本シリーズは死体配達人と言われた元少年犯罪者が主人公というなかなか難しい...
御子柴礼司シリーズ第5作。シリーズ順に読み終えました。 まだ読んでいない方は、とりあえずシリーズ順に本作品まで読んでいただきたい。でないと、御子柴という人間や周囲の人への理解が完結しないかもしれませんので。 本シリーズは死体配達人と言われた元少年犯罪者が主人公というなかなか難しい設定ですが、人物像に魅力を感じるし、本作品も人間関係が絡み合ってとても面白かったです。
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洋子さんと宝来先生のキャラが好きなので、読んでて楽しい。先生が無実を証明してくれるに決まっているので、どうやって真相に近づくのか、ワクワクしました。 洋子さんの芯の強さに感服です。 相変わらず、倫子ちゃんは可愛い。
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プロローグ最後の一行に、事務員洋子さんの名前が⁉︎ 過去のシリーズから洋子さん気になりまくってましたが、御子柴先生の起こしたあの事件に関わりがあったのですね∑(゚Д゚) そんな洋子さんが殺人罪で起訴されます。 先生の周辺に居る人、関係者は大体訴えられるんぢゃないかと思い始める今日...
プロローグ最後の一行に、事務員洋子さんの名前が⁉︎ 過去のシリーズから洋子さん気になりまくってましたが、御子柴先生の起こしたあの事件に関わりがあったのですね∑(゚Д゚) そんな洋子さんが殺人罪で起訴されます。 先生の周辺に居る人、関係者は大体訴えられるんぢゃないかと思い始める今日この頃(笑) 謎多き事務員洋子さん、そんな洋子さんの無罪を勝ち取れるか⁉︎な、お話。 前半洋子さんの目線から話が進むのは少し新鮮。 デートしたり嫌な電話受けたり... 弁護士会に一般市民から御子柴先生の懲戒請求が多量に届くは、あの宝来先生にその事務処理やらせるは、御子柴先生が暴漢に襲われるは、事件いっぱい(笑) 今回裁判シーンは短く、どんな弁護をするのかも調査過程で分かりやすく出てくるので、そこはちと物足りないかも... 倫子ちゃんで今回も締めてますが次回あたりに訴えられますかねぇ?
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ふと御子柴は考え込む。法廷で己の古い名前を旧悪とともに暴露したのは、別に自殺衝動や自傷癖によるものではなかった。自分にそういった気質も傾向もないのはとうに承知している。現に、傍聴人を前に暴露した際も昂奮や恐怖などひと欠片もなく、淡々と弁論に集中したという自覚がある。 それなら導かれる結論は一つしかなかった。 「特段の理由はありません。弁論を有利に進めるためには、それが最適だったからですよ」 匿名だから相手にこちらの姿が見えないというのは大間違いであり、各々が後生大事にしているフィルターを取り除いてしまえば、たちまち素顔が露出する。 再び中央区役所に赴き、洋子の住民票を請求する。発行された住民票に記載された従前の住所地に向けて再度申請。発行された住民票が移転後の住所地なら、また従前の住所地に向けて申請。こうした作業の繰り返しは待ち時間を含めて無駄に思うこともあるが、行政サービスに迅速さを求めるのは犬に九九を覚えさせるようなものと諦める。 家庭内暴力の主が外に向けては好人物を装うのは、よくある話だ。外面がいいから近所も自動相談所の職員も騙されやすい。 「春奈さん、いつも言ってたのよ。外面や肩書は信用しちゃあいけないって。教訓よね。だからわたしも人を職業や肩書で見ないように心掛けている」
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相変わらずのスピード感!!!やっぱり面白かった。 今回は、前作から気になっていた洋子さんにもスポットライトが当てられていて、読み応え満載でした◎ ただ、少し残念なのがもっと深く洋子さんの過去に触れて欲しかった…あと後半にかけて展開が目まぐるしすぎて、検察側の様子や真犯人発覚部分...
相変わらずのスピード感!!!やっぱり面白かった。 今回は、前作から気になっていた洋子さんにもスポットライトが当てられていて、読み応え満載でした◎ ただ、少し残念なのがもっと深く洋子さんの過去に触れて欲しかった…あと後半にかけて展開が目まぐるしすぎて、検察側の様子や真犯人発覚部分など物足りない感じがしました…そういえば宝来先生はどうなったのかな
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今回は気になっていた洋子さんがメインということで、期待して読んだ。ら、序章でいきなりの衝撃。そうだったのかー。 洋子さんの過去や御子柴事務所に就職した理由が明かされて、彼女にますます興味が湧いた。今後の活躍も期待したい! たしかに今回法廷シーンが少なかった。でも「廷吏、彼女から目...
今回は気になっていた洋子さんがメインということで、期待して読んだ。ら、序章でいきなりの衝撃。そうだったのかー。 洋子さんの過去や御子柴事務所に就職した理由が明かされて、彼女にますます興味が湧いた。今後の活躍も期待したい! たしかに今回法廷シーンが少なかった。でも「廷吏、彼女から目を離さないで」って、ちょっとかっこよかったぞ。
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相変わらずの高いクォリティー、悪辣弁護士御子柴シリーズ。今回も安定的に楽しませてもらえたけど、シリーズものはやっぱりこっちの期待値があがってしまう。 回収部分が少なく、矢継ぎ早に真犯人、懲戒請求の話、襲撃犯とこの辺の分量が少なく、紙面の関係で、と感じさせてしまうラストが少し残念...
相変わらずの高いクォリティー、悪辣弁護士御子柴シリーズ。今回も安定的に楽しませてもらえたけど、シリーズものはやっぱりこっちの期待値があがってしまう。 回収部分が少なく、矢継ぎ早に真犯人、懲戒請求の話、襲撃犯とこの辺の分量が少なく、紙面の関係で、と感じさせてしまうラストが少し残念だった。 でも終わらせ方はやっぱりよかった!
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