マナーはいらない の商品レビュー
趣味で小説…というか物語というか、を書いていて「もっと上手になりたい!」と思い始めたので。 まず、読みやすく受け取りやすい!押しつけがましさがなくて、多分三浦しをんさんの性格に好感を(共感かも?)持てるから素直になるほど〜と読んでいける。 なんとなく、小説って一番大事なのはセン...
趣味で小説…というか物語というか、を書いていて「もっと上手になりたい!」と思い始めたので。 まず、読みやすく受け取りやすい!押しつけがましさがなくて、多分三浦しをんさんの性格に好感を(共感かも?)持てるから素直になるほど〜と読んでいける。 なんとなく、小説って一番大事なのはセンスと感性なのかなと思い込んでいたから、後からでも身につけられる型などがあるんだと安心できた。 たくさん読んで、たくさん書く。たくさん考える。 それを楽しく続けていけそうだと思えるので、小説を書くことについてポジティブになれる良い指南書だと思った。 三浦しをんさんの小説はいくつか読んだけど、エッセイは読んだことがなかった。でも絶対おもしろいだろうから近々読もう。 例として登場した小説も気になったから読む!
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五皿目 一人称…視野狭窄にご注意を 六皿目 三人称…神、カラス、父の霊魂 の視点 十六皿目 コバルト新人賞の選考…登場人物の魅力を前面に押し出す場合、早めに、登場人物が如何なる人か(外見も含めて)情報開示する。 二十一皿目 魅力は対照性。メインキャラの一方が明るい性格ら、も...
五皿目 一人称…視野狭窄にご注意を 六皿目 三人称…神、カラス、父の霊魂 の視点 十六皿目 コバルト新人賞の選考…登場人物の魅力を前面に押し出す場合、早めに、登場人物が如何なる人か(外見も含めて)情報開示する。 二十一皿目 魅力は対照性。メインキャラの一方が明るい性格ら、もう一方は暗めの性格とか。
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しをん節が面白かった。 途中、 小説の書き方講座の部分はやや飛ばし読みしてしまったが、「風が強く吹いている」や「舟を編む」ができるまでの話もあり、面白かった。 こんな色々な工程を経て、小説が出来上がっているなんて!!小説家さんってなんてすごいんだろう、と感じてしまった。
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「コバルト短編小説新人賞」に応募する人を読者と想定した三浦しをん流の小説の書き方講座。短編講座だけど長編にも繋がる普遍的なテクニックが惜しみなく語られていて、小説に限らず何らかの文章を書く際には色々為になる。情景描写は本格ミステリに学べとか日々の出来事を何でも文章に起こすとか成程...
「コバルト短編小説新人賞」に応募する人を読者と想定した三浦しをん流の小説の書き方講座。短編講座だけど長編にも繋がる普遍的なテクニックが惜しみなく語られていて、小説に限らず何らかの文章を書く際には色々為になる。情景描写は本格ミステリに学べとか日々の出来事を何でも文章に起こすとか成程成程。始めは比較的真面目なのに途中からハイローにドハマリして愛がダダ漏れし出してからは何時ものエッセイ風味になってきてにやり。例えでちょこちょこ自著の裏話が出たり、勢いのまま書く前にしっかり図面(構想や構成)を引くのが大事だと語る回に「むかしのはなし」「風が強く吹いている」の構成メモが出たりファンにはお得な一冊。最新刊早よ読まんとな。(それ以外はほぼ読破済)
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本書は小説の書き方を書いた作品ではあったけど、個人的に、好きな作品を深掘りするヒントをもらった様な気持ちになりました。大衆文学のジャンルがメインでしたが、純文学を読むときも使えるのでは?と感じれました。
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小説を「書く人」「書きたい人」へのプチアドバイスが詰まった一冊。 “しをん節” が炸裂!!一人ボケ突っ込みや推しへの愛があふれていました。 人称、構成、推敲などの基本から取材方法まで。指南書(?)ですらこんなに楽しい作品にしてしまうなんてサスガです! しをんさんの著書から文章を...
小説を「書く人」「書きたい人」へのプチアドバイスが詰まった一冊。 “しをん節” が炸裂!!一人ボケ突っ込みや推しへの愛があふれていました。 人称、構成、推敲などの基本から取材方法まで。指南書(?)ですらこんなに楽しい作品にしてしまうなんてサスガです! しをんさんの著書から文章を引用して解説されているので、作品の背景を知れたのも面白かった。 小説を書きたい人は楽しみながら参考になるし、 小説を書くつもりのない私も楽しみました♪
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読んでいて勉強になった。洋書で、小説の書き方を解説している本を二冊読んだことがあるけれど、どちらも文学の教授が書いたもので、堅苦しくて読みづらかった。 三浦しをんさんが書いたこの本は、小説家候補の人たちを励まそうとしてくれている優しさがあって、読んでいてとても楽しかった。そし...
読んでいて勉強になった。洋書で、小説の書き方を解説している本を二冊読んだことがあるけれど、どちらも文学の教授が書いたもので、堅苦しくて読みづらかった。 三浦しをんさんが書いたこの本は、小説家候補の人たちを励まそうとしてくれている優しさがあって、読んでいてとても楽しかった。そして、とても勉強になった。小説の書き方を学術として学んだ人の視点とは違って、小説を書いてきた人気作家さんの視点から解説されているので、編集者や選考している人がどんなところを見ているのかがはっきりわかって良かった。
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どういうスタンスで読み進むかで、随分と評価が変わる本なんじゃなかろうか。 ①純粋に「小説の書き方講座」として。 ②付け加えて、「エンタメ小説の~」として。 ③三浦しをんさんのファンとして。 自身は③なので相変わらずの暴走ぶりを楽しめたのだけれど、①の姿勢だとちょいと辛いものが...
どういうスタンスで読み進むかで、随分と評価が変わる本なんじゃなかろうか。 ①純粋に「小説の書き方講座」として。 ②付け加えて、「エンタメ小説の~」として。 ③三浦しをんさんのファンとして。 自身は③なので相変わらずの暴走ぶりを楽しめたのだけれど、①の姿勢だとちょいと辛いものがありそうだ。
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202012/小説の書きかた講座なる指南本だけど、私のように小説書かない人間にも面白くエッセイとしても楽しく読めたのはさすが三浦しをん。
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「構想を練る、ここまで5分でした。」って星屑ドライブの構想をそんな短時間でやってのけるのは、流石プロの技すぎました。
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