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畏修羅 よろず建物因縁帳 の商品レビュー

4.4

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2026/04/17

人の恨みというのは本当に怖い。 まさかパグ男を超える腹立たしさの人物が登場するとは思わなかった。 こんなやつでも知ってしまったからには放ってはおけないと思えるところがこの人たちの凄いところだと思う。 私も見習いたい。

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2026/01/13
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温羅流の因縁の謎に迫るため、出雲に赴く春菜。道中、大手飲料メーカーの支社長から春菜の勤めるアーキテクツに相談役に就任した手島常務が不倫相手の伽耶から呪いを受けてしまう。生霊から死霊、2人で地獄へ落ちる覚悟までしても手島を呪い殺したい伽耶。二人を救うため春菜と愉快な仲間達(笑)が高じた策とは。長坂を大幅に上回る最低男の手島常務、このまま地獄に落とされろとも思ったが、伽耶とその家族の事を考えると・・・。小林教授の講釈も毎回興味深いし、コーイチがなんといっても最高。そして春菜と仙龍の関係も徐々に深まりつつある。

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2026/01/07

畏修羅 このタイトルは 著者の造語らしい。 神になれなかった阿修羅と 畏敬との掛け合わせでしょうか。 畏れられてしまった阿修羅 女の髪を使った呪詛。 今回は建物の因縁というよりは クズな男への恨みざらまし。 曳屋仙龍の死を止める手掛かりをなんとか掴みたい流れに 源流の出雲へ

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2025/08/14
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2025.08.14読了。 常務がクソすぎてずっと腹が立つ。あんなのでも親で、娘さんも複雑なのがつらい。奥さんもずっとずっとしんどかっただろうなあ。みんな辛いのに当の本人はずっと嫌なやつで、これで少しはましになってくれたらいいのになあと思う。 かやさんもかやさんの家族も、少しでも穏やかにいられればいい。あー悲しい。 呪いを解くために訪れた出雲で出会った禍々しい女性はなんだったんだろう。 コーイチが言っていた陰陽のバランスで成り立っている世界って、改めて考えるとなんだかすごいなあと思う。 はなちゃんが言っていたけど、人間は自分の意思で選んでいるようで流れの中にいるってのも、しっくりくるというか。 どうかみんながしあわせになりますように。

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2025/06/26
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雨月物語の磯良、怖いですよね… 真面目で一途な感情程、反転した時が恐ろしい。 畏ろしい修羅で畏修羅の話が出てきたときは、なるほどと感じました。 哀しみや怨みに呑まれた伽耶の魂を鬼にはしたくないと、手を伸ばし続ける春菜たちの駆け引きにドキドキしました。 人を鬼に堕とすのも人、鬼を人に戻すのも人。 何事も表裏一体、陰と陽ですね。 陰謀渦巻く古代史の舞台で、どんな因縁に出逢うのかワクワク!

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2024/10/16

シリーズもの。 大切な人のために調べたりしながら、鬼にならないようチーム戦に迫力があり、一気に読めました。

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2024/03/24
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髪の毛が怖い。 今回も夜中に読んでいて、ふと耳に入る家の中の物音が怖い作品だった。 正統なホラー感のある導入部から始まるが、隠温羅流の起源に迫る探索と本編の怪異譚が同時に進むので、本題の怪異にはなかなか対峙しない状況が中盤まで続く。 また、本書の主題の怪異(= 雪女、畏修羅、カヤ)と、別系統の怪異が入り交じり、怪異の発生時にはすぐに見分けがつかず、ミスリードされたような状況(ex. ハナの部屋に現れた鬼はカヤかと思ったし、かなり強力で脅威だと思った。出雲大社境内での厄を背負った女は「カヤが出雲まで憑いてきたのか!」という危機感と出雲大社周辺の安らか(安全)な雰囲気とのギャップで緊迫した)になった。 個人の個人に対する呪い(建物が介在しない)は隠温羅流では対応できないのではないか?と思ったが、箱を作って回すのかと感心した。 鶴竜建設の材が手元に大量にあるのは前作からの複線であったが、それでもご都合主義的になる部分を、シリーズを通しての"運命(= 流れ)"で解決しているのはうまいと思った。 これまでは敵も味方もバックグラウンド(人間味があり、哀しいものも多い)があり、怨毒草紙でさえ同情の余地はあったし、完全に滅するべき敵は堕天使堂の悪魔くらいだった。 本作では「守るべき対象が全く同情の余地がなく、敵に感情移入してしまう」という珍しいながら現実でもありえそうな設定で、 その物語として扱いにくそうな矛盾を「敵を鬼にしない、永劫の苦しみを味わわせないため」に祓うと持っていったのはなるほどと思わされた。 余談だが、雨月物語を読み終わったばかり(;先入観を持たないためにどの本も概要を読まないので、買ったときも読み始めたときも関係するとは思っていなかった)だったので、「吉備津の釜」は以前からの伏線でもあるが、実にタイムリーで自分の"流れ"を感じた。

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2024/03/12

シリーズ8作目、ついに隠温羅流の呪いに迫る!なんやけど、怨霊対決に。この怨霊がめちゃくちゃ怖い、いや悪いのは彼女を怨霊にしたクズの専務なんやけど、とにかくゾッとする。こんな奴、って思うけど自分が穢れるからと腰を上げる面々の考え方が好き。見習わないと。

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2023/10/13

よろず建物因縁帳シリーズ、8作目。 結局のところ、この世で一番怖いのは、恨みを募らせた人間の怨霊なのかも。凄まじい恨みの強さを目の当たりにして、震えあがる。 前半、隠温羅流のルーツを探るべく、中国地方へと向かう春菜たちと並行して今回の事件が進行するが、話が二方向に流れて散漫気味...

よろず建物因縁帳シリーズ、8作目。 結局のところ、この世で一番怖いのは、恨みを募らせた人間の怨霊なのかも。凄まじい恨みの強さを目の当たりにして、震えあがる。 前半、隠温羅流のルーツを探るべく、中国地方へと向かう春菜たちと並行して今回の事件が進行するが、話が二方向に流れて散漫気味になるかと思いきや、後半は特に「吉備津の釜」伝説と今回の事件が上手くリンクされて興味深く読めた。ここにきて、パグ男を上回る嫌な男も登場。さすがのパグ男も前々回で懲りちゃったのかな。 コーイチじゃないけど、懲り懲りのパグ男、何だか可愛いww そろそろこのシリーズも終盤が見えてきちゃったな。真相を早く知りたいような、でもそうなるとシリーズが終わっちゃって淋しいような。

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2023/03/10

シリーズ第8弾。 本作は祓い時を引き寄せるサニワなる主人公と祓い屋で曳家が男に騙された女の怨みと呪いを成仏させるお話。 題名「畏修羅イソラ」からしてもう相当恐ろしい。 作中でサニワの主人公は「呪われてる男はろくでもない。いっそこのまま呪われてしまえばいい」と何度も思っていた。 ...

シリーズ第8弾。 本作は祓い時を引き寄せるサニワなる主人公と祓い屋で曳家が男に騙された女の怨みと呪いを成仏させるお話。 題名「畏修羅イソラ」からしてもう相当恐ろしい。 作中でサニワの主人公は「呪われてる男はろくでもない。いっそこのまま呪われてしまえばいい」と何度も思っていた。 本当にそう思う。 だが、「呪う女は誰からも愛されていた。彼女の為に彼女を救おう。」 この想いがハッとさせられる作品だった。 8作品目として今までの作品と残り2作品につなぐ内容としてすばらしい仕上がりとなっております。

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