本性 の商品レビュー

伊岡瞬(著者)

2023/04/11

面白かった。クズたちの因果応報。
スタバックスの名前の由来になった
スターバック航海士刑事、今後の健闘を祈る‼️

2023/04/08

次の展開が気になって、ページを捲る手が止まりませんでした。「私がすり寄って、パンツを下ろさなかった男はいない。」恐えよ。サトウミサキ。

2023/04/07

後味が悪い終わり方だったが読む手が止まらなくなる小説だった。

短編としてみても面白い章があり特に青木家の章は私の予想を超えてくる内容でその章だけで満足するぐらいであった。これから読む人には一つ一つの章をじっくり読んでほしいと思う。

2023/04/07

単純に私が苦手なだけですが、性的描写が多かったので読んでいて楽しくありませんでした。
事件の真相については面白かったです。

2023/08/05

サトウミサキに騙された！
自分を犠牲に15年前の無念を復讐していく様
サトウミサキの本性に鳥肌たった
まさに魔性の女

2023/03/30

男性を虜にする謎の女、彼女の正体は一体。
さすがの伊岡、読ませる力は強めだが推理要素は少なめでその辺は好みが分かれるところか(ちなみに私はあまり……)。
それでもテンポの良い展開で魅せる手法は堂に入ったもので映画かドラマでも観ているかのよう。

2023/03/05

このような作品が、クライム・サスペンスなのでしょうか。全9章、犯罪が積み重なっていき、そこに繋がりが見え始めていきます。
一人の魅惑的な女性「さとうみさき」が、繰り広げる、ハニトラからの策略。そこには、彼女の復讐劇が隠されていました。
本性から腐った人間を、本性を隠した人間が貶めていく。腐り方が際立ち、復讐の憎悪が根深く、印象に残る小説となりました。
読了後は、ストーリーではなく、今の教育現場や陰湿ないじめ、クラスカーストなどの事に気持ちが移ってしまい、どうにもならない喪失感を持ちました。小説に引き摺り込まれているのは、確かなのだと思います。

2023/03/05

不穏な空気感、ダークな世界観は同作者の「不審者」「代償」を彷彿とさせる内容

不審者よりもライトな緊迫感、代償よりも読後感が良いという丁度自分にマッチしてた内容だった

最初のうちは詐欺系の話か？と進んでいくが段々と様子が変わっていき...

何となく勧善懲悪ものを読んでいる感覚になり多少なりのスカッと感もあった

サトウミサキを救いたいとは思わないが可哀想な境遇であるとは思った

2023/02/25

伊岡瞬さんの作品は本作が初めて。
第四章まではストーリーがかなり面白く、文章表現もかなり好みだ。個性的なキャラをテンポ良い言い回しで盛り立てている。先へ先へと読み進め、いつの間にか自分まで「サトウミサキ」にのめり込んでしまいそうなほど熱中してしまった。
ただし、そこからラストにかけては、少々しりすぼみな印象。刑事達のキャラも、散らかしたまま終えてしまった感じがする。オチも賛否両論はあるとは思うが、個人的には収まりがいまひとつ。
とは言え、伊岡瞬さんの他の作品もぜひ読んでみたいと感じる作品だったのは間違いない。

2023/02/03

登場人物オムニバス系はあまり好きでないけど、読みやすくて面白かった。後半失速感。ラストが追捕された文庫版も立ち読んでみたい。