知覚力を磨く の商品レビュー
使われている文章が分かりにくく、すんなり理解できませんでした。 また、知覚力の大切さを長々と述べた割には、肝心の磨き方の薄さ… 本題としては5章以降。しかも絵画といいながら中途半端にビジネスが挟まれてきます。 大切なのは ・バイアスに囚われず見ること ・ビジネスでいうところのM...
使われている文章が分かりにくく、すんなり理解できませんでした。 また、知覚力の大切さを長々と述べた割には、肝心の磨き方の薄さ… 本題としては5章以降。しかも絵画といいながら中途半端にビジネスが挟まれてきます。 大切なのは ・バイアスに囚われず見ること ・ビジネスでいうところのMECE(「漏れなく・ダブりなく」)見る というところでしょうか? 残念ながら、帯に書かれている "目のつけどころがいい人は世界をどう観ているか?" は良くわからず終わりました。 今後絵画を見る際は、今までより時間をかけて細部まで見るように心掛けます。
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まとめは後にしてとりあえず読了。視点はおもしろいが、知覚力が歴史的に大きな影響を及ぼしたという事例の具体性、影響を及ぼすメカニズムがあいまいであったり、引用を示すのみでその辺りの説得力に欠けるところが残念。学際的に知覚力の重要性を提起している観点は面白かった。絵を観る面白さについ...
まとめは後にしてとりあえず読了。視点はおもしろいが、知覚力が歴史的に大きな影響を及ぼしたという事例の具体性、影響を及ぼすメカニズムがあいまいであったり、引用を示すのみでその辺りの説得力に欠けるところが残念。学際的に知覚力の重要性を提起している観点は面白かった。絵を観る面白さについてちょっと気づけたのは大きい収穫。人に勧めるかと言ったら微妙かなあ
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会社の先輩との会話から購入。電子書籍にて読了。 全体図を見て、エビデンスに立脚して仮説構築する能力を鍛える話だと理解した。 大変面白い取り組みで意義を感じる一方、教師なしの状態でスキルをあげることの難しさを感じる。 自分で美術館に足を運んだり、インターネットで絵画を見るのに加...
会社の先輩との会話から購入。電子書籍にて読了。 全体図を見て、エビデンスに立脚して仮説構築する能力を鍛える話だと理解した。 大変面白い取り組みで意義を感じる一方、教師なしの状態でスキルをあげることの難しさを感じる。 自分で美術館に足を運んだり、インターネットで絵画を見るのに加えて、セミナー参加などして実践する機会を増やしたい。
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絵画をみるポイント、そもそも知覚するとは?知覚力を分解して、ビジネスやイノベーションでどう知覚力を活用しているかを解説してくれる本。 いかに活用できるものか、ぐいぐい読ませる。実際自分の感覚を研ぎ澄ますために、本書が教える観点で絵画や街、そして人をみてみたいと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロジカルシンキング等、思考力が持て囃される時代だが、その手前にはまずは気付くこと、つまり「知覚」することが前提となる。知覚することなしには、いくら思考力を鍛えようがコミュニケーション力を磨こうがそれらを発揮する機会も訪れなくなってしまう。しかし嘆く事なかれ、この「知覚力」は絵画を使ったトレーニングによって鍛えることが可能である。実際にあらゆる成功者の共通点として、アートに携わっていたという事実からもその効果が分かるであろう。先人のように「知覚」し、イノベーションを起こすための、「絵画鑑賞トレーニング」を紹介する。 というのが本書のスタンスです。 見ているつもりで見えていない、という状態の克服には興味があり、またアートも好きなので期待して読みましたが、実際のトレーニングについては5章まで読んでやっと少し触れられる程度です。残りは、「知覚力」を身につけるのがいかに素晴らしいことか、と、古今東西の成功者がアートに関わっていた事実が並べられています。そのため、「アートに価値があるなんて、どうも信じられない」という方には実例が多くあって良いのではないでしょうか。 見ているつもりで見えていない、の例の1つとして、"見えないゴリラ"と呼ばれる実験が援用されており、これは被験者が特定の作業に集中するよう指示されている間、場違いに現れるゴリラにも気付けなくなってしまう…という実験だと理解していますが、筆者はこれを「現代ではこうした人が増えている」と言います。こうした煽り方はいかにもビジネス書っぽく、本書はビジネス書なので仕方ないのかもしれませんが、こうした言いたいことが先行しているような姿勢は「ものごとを先入観に囚われずありのまま観察しよう」という本書のテーマ自体とも相反しているように思え、残念でした。
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知覚力の可能性を成功例から挙げられてるので、おおなるほどとは思う。が、「知覚力はすごい!」ってことを延々と語られてる気がしてくる。 知覚は受容→解釈のステップで行われており、解釈には既存の知識が関わってくる。なので、見に見たものは主観でしかないことは理解できる。さらに解釈にはバイ...
知覚力の可能性を成功例から挙げられてるので、おおなるほどとは思う。が、「知覚力はすごい!」ってことを延々と語られてる気がしてくる。 知覚は受容→解釈のステップで行われており、解釈には既存の知識が関わってくる。なので、見に見たものは主観でしかないことは理解できる。さらに解釈にはバイアスがかかってしまうので、「純粋によく見る」ことが重要になる。知覚の仕組みについて理解することで、無意識の中でも意識することで変わっていくことがあるはず。日々の物の見方を「純粋によく見る」へと変えてみようと思う。 〜以下はメモ〜 知覚は主観であるので、人によって解釈がかわる。 【人間の『見る』は、ほとんどが脳のクリエーションである】 認知のバイアスがあることを自覚する。 全体を観る→組織的に観る→周縁部を観る→関連づけて観る 要素の関連性をとらえる。視点を変えたり、コンテクストを置き換えたりする。多角的な視点(他者視点)で観たり、相手に共感してみたり、五感を取り入れたりする。別のコンテクストや抽象的コンセプト(幾何学的な形)へと移し替えたうえで観察してみると、やがて思わぬ関連づけへと導かれる。
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知覚力を鍛える方法がわかった。 ただ色々な物事を見るだけではなく、バイアスに囚われず観れるようにしていきたいと思った。 この見方を忘れないようにしたい。
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・既存知識をもとに脳が知覚する。より良い知覚をもとにより良い知識がつく ・知覚は言語化される前に思考や実行に移る ・知覚力を磨くには →知識を増やす →他社の知覚を取り入れる(多彩なジャンルの本) →なぜ自分がそのような意味づけをしたのかを自問する ・知覚→思考→実行
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観る行為の難しさを改めて痛感する。デザイン思考も始まりは観察であり、問題解決においても知覚に基づいた現状把握がある訳で、観れていない事によるデメリットは想像に難くない。 観る行為、観るための知識を得る事の習慣化に励んでいきたい。
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アインシュタインも言葉ではなく絵で考えていたそうてす。絵画を見ることで知覚力を高める方法を学びました。純粋に、でも丁寧に観察することが学べました!
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